シンコティーグ及びアサティーグ島にたどり着くには、ポトマックの我が家から車で3時間半かかります。大西洋に面した「バリアリーフ」たる両島は、国設の鳥獣保護区。また、"Misty of Chincoteague"という少年・少女向けのお話を通じ全米で有名なワイルド・ポニー(野生馬)の住む島々です。そして、何と言っても、ワシントン界隈に住むバードウォッチャーにとり、最高の観察場所と言い切ってしまいましょう。水辺を中心とした景色も素晴らしい。ここを訪れる際は最低でも一泊、しかも水辺のホテルに部屋を取り、夕日を存分に楽しんでください。2枚目から4枚目まで宿泊した部屋のバルコニーから撮影しました。4枚目はカナダ・グースの群れでしょうか。
昼過ぎに現地に到着。Snow Goose Poolと呼ばれる大きな池を囲む、Wildlife Loopから鳥見開始です。ここでは車から観察ができます。ですから、寒い日でも小さなお子さんがいてもOKです。左から、Great Egret、Great Blue HeronとGreat Egret、Tundra Swan、American CootとCanada Goose。違う種類のペア写真は微笑ましいですね。これらは全てマイカーからの撮影です。ここは、まさに水鳥の天国。
この日は当地の感謝祭ウィークエンド。1年中を通じてこの休暇期間中のみ、野生のポニーをマイカーから観察するため、公園の維持・管理用道路が一般に公開されるのです。普段は入れない所に入る・・・。これだけでも大変楽しい経験です。そして雄大な空と水辺の景色の連続から、可愛くもたくましい、野生の馬たちが目に入ってきます。一説によれば、大航海時代の難破したスペイン船から逃げ出した馬たちが、これらの島で野生化したとか。車を路肩に止めては馬たちを観察します。
ポニー見学の後、ビジターセンターの見学を経て、1.6マイル程のWoods Trailを歩きました。お目当ては、絶滅が危惧されるという、当地半島にのみ棲息するDelmarva Fox Squirrel。アメリカ東部でふつうに見られるGray Squirrelより一回り大きく、特にしっぽは数倍は大きくふさふさしています。断然こちらの方がかわいい、というのは偏見でしょうか。写真にある通り、念願叶い、数匹をじっくり観察できました。最後の写真はCottontail、ウサギですよ。
最後に、当地訪問のお目当て、Snow Geeseの飛行風景をご紹介します。5年前のこの時期に訪れた時は、そこら中の池に数えきれない程のSnow Geeseがいたのですが、車からの観察では数羽しか見られなかったのです。少し残念だなと思っていた出発の朝、ホテルの部屋を出たところ、遠くからあのやかましくも懐かしいSnow Geese達の鳴き声が・・・。この飛行風景、本当に素晴らしいです。朝陽に当たりながら、皆一生懸命飛んでいます。後に地元紙を読んだところ、今年は暖かい気象のせいかSnow Geeseの到来が遅れている、今は1200羽程度のみ云々との記載がありました。
本当にこの飛行が見られて良かった。やっぱりワシントンのバードウォッチャーにとって最高の場所なんだ、と実感しました。
昼過ぎに現地に到着。Snow Goose Poolと呼ばれる大きな池を囲む、Wildlife Loopから鳥見開始です。ここでは車から観察ができます。ですから、寒い日でも小さなお子さんがいてもOKです。左から、Great Egret、Great Blue HeronとGreat Egret、Tundra Swan、American CootとCanada Goose。違う種類のペア写真は微笑ましいですね。これらは全てマイカーからの撮影です。ここは、まさに水鳥の天国。
この日は当地の感謝祭ウィークエンド。1年中を通じてこの休暇期間中のみ、野生のポニーをマイカーから観察するため、公園の維持・管理用道路が一般に公開されるのです。普段は入れない所に入る・・・。これだけでも大変楽しい経験です。そして雄大な空と水辺の景色の連続から、可愛くもたくましい、野生の馬たちが目に入ってきます。一説によれば、大航海時代の難破したスペイン船から逃げ出した馬たちが、これらの島で野生化したとか。車を路肩に止めては馬たちを観察します。
ポニー見学の後、ビジターセンターの見学を経て、1.6マイル程のWoods Trailを歩きました。お目当ては、絶滅が危惧されるという、当地半島にのみ棲息するDelmarva Fox Squirrel。アメリカ東部でふつうに見られるGray Squirrelより一回り大きく、特にしっぽは数倍は大きくふさふさしています。断然こちらの方がかわいい、というのは偏見でしょうか。写真にある通り、念願叶い、数匹をじっくり観察できました。最後の写真はCottontail、ウサギですよ。
最後に、当地訪問のお目当て、Snow Geeseの飛行風景をご紹介します。5年前のこの時期に訪れた時は、そこら中の池に数えきれない程のSnow Geeseがいたのですが、車からの観察では数羽しか見られなかったのです。少し残念だなと思っていた出発の朝、ホテルの部屋を出たところ、遠くからあのやかましくも懐かしいSnow Geese達の鳴き声が・・・。この飛行風景、本当に素晴らしいです。朝陽に当たりながら、皆一生懸命飛んでいます。後に地元紙を読んだところ、今年は暖かい気象のせいかSnow Geeseの到来が遅れている、今は1200羽程度のみ云々との記載がありました。
本当にこの飛行が見られて良かった。やっぱりワシントンのバードウォッチャーにとって最高の場所なんだ、と実感しました。