タイ人のバードウォッチャー仲間から勧められて以来、気になること10年、4月7日にようやく初めてこのJug Bayに行ってみました。初めてのフィールドながら、恐らくそれなりの所だろうと思いつつ、今回はワシントン野鳥の会のメンバーの方とご一緒です。ワシントンDCを取り囲むBeltwayを西側のポトマックから約半周し、東側にある出口から20分ぐらいドライブしたところです。Patuxent Riverという大きな川沿いの湿地帯と森林から成るフィールド。なかなか味のあるビジターセンターにまず寄って、観察スポット等の情報収集。5ドルを徴収されますよ。
フィールドセンター横の森の中をトレイルに沿って下って行くと、突然平らな広大な風景に目が奪われます。Jug Bayです。その湿地帯を観察するためのMarsh Board Walkを歩くと、実にたくさんの鳥が目に入ってきます。既にここがワシントン界隈で一級のフィールドであることが分かります。最初は、(恐らく)Yellowlegというシギの仲間です。余り足が黄色く見えませんが。
この広大な景色に少し目が慣れ遠くまで見渡してみれば、Osprey(ミサゴ)がたくさんいることに気づきます。最近日本では、違う意味で「オスプレイ」という言葉が有名になってしまいましたね。主に魚を捕まえるBirs of Preyです。後でビジターセンターのニュースレターで読んだのですが、フロリダあたりの越冬地から戻ってきたばかりのようです。Welcome back!
このOsprey、どこに行っても水のある所どこにでもいます。この日だけでも、少なくとも30ぐらいの個体数は見たのではないでしょうか。魚がたくさんいることに加え、ここが営巣しやすい等住みやすい環境であることの証拠ですね。巣の中も観察。既にヒナが生まれているようです。小さな頭が見えます。
このJug Bay、ハイキングの地としても素晴らしい所です。湿地帯のBoard Walk、森の中のトレイル。また、以前鉄道が川を横切るように走っていた跡地がトレイルになっています。湿地と川を真っ直ぐ横切る少し不思議なトレイルですが、これがRailroad Bed Trailと呼ばれ、今ではバードウォッチャーのために存在するかのよう。このトレイルから3つほど枝わかれした短いトレイルが出ています。どれも大変魅力的。是非すべて挑戦してみましょう。鳥に驚かれずに観察できる「ハイド」もありました。Tree Swallow(毛づくろい中)もハイドの目の前にいましたよ。
でもこの平均台のようなところは要注意です。落ちたら大変。
2時間あまりの観察の後、ビジターセンター横のピクニックテーブルでランチを楽しみました。参加者で鳥合わせをしていたところ、大型の鳥が我々の前を飛んでいきました。何も恐れる様子は無いこの大型の猛禽。そう、Red-tailed Hawkです。かなり大きめな個体のような気がしました。カメラを手に静かに近寄っても大丈夫。まずは地上で落ち葉を払いのけながら何を探していました。そうすること3分ぐらい、ふわりと飛び上がって近くの枝にとまります。こちらが「もうよし」を思うぐらいそこに留まりじっくり観察させてもらえました。
最後にこんな素晴らしい出会いもあり、期待に外れない、いやそれ以上のJug Bayでした。これから夏鳥がどんどん北米にも到着し、このJug Bayもより賑やかになるでしょう。彼らを半年ぐらいの間ホストできる、そういう豊かな生態系が残っているのでしょうね。それから、水生植物の天国でもあるようです。水面から突き出した芽がたくさん見られました。これからは定期的にここを訪れ、植物も含め季節の移ろいを実感したいと思います。ボランティアの支えがあちこちに感じられる、皆に親しまれている所でした。
勝手ながら、我らがワシントン野鳥の会にとり、Huntley Meadowsに並ぶ「ホームフィールド」と位置付けたいと思います。
フィールドセンター横の森の中をトレイルに沿って下って行くと、突然平らな広大な風景に目が奪われます。Jug Bayです。その湿地帯を観察するためのMarsh Board Walkを歩くと、実にたくさんの鳥が目に入ってきます。既にここがワシントン界隈で一級のフィールドであることが分かります。最初は、(恐らく)Yellowlegというシギの仲間です。余り足が黄色く見えませんが。
この広大な景色に少し目が慣れ遠くまで見渡してみれば、Osprey(ミサゴ)がたくさんいることに気づきます。最近日本では、違う意味で「オスプレイ」という言葉が有名になってしまいましたね。主に魚を捕まえるBirs of Preyです。後でビジターセンターのニュースレターで読んだのですが、フロリダあたりの越冬地から戻ってきたばかりのようです。Welcome back!
このOsprey、どこに行っても水のある所どこにでもいます。この日だけでも、少なくとも30ぐらいの個体数は見たのではないでしょうか。魚がたくさんいることに加え、ここが営巣しやすい等住みやすい環境であることの証拠ですね。巣の中も観察。既にヒナが生まれているようです。小さな頭が見えます。
このJug Bay、ハイキングの地としても素晴らしい所です。湿地帯のBoard Walk、森の中のトレイル。また、以前鉄道が川を横切るように走っていた跡地がトレイルになっています。湿地と川を真っ直ぐ横切る少し不思議なトレイルですが、これがRailroad Bed Trailと呼ばれ、今ではバードウォッチャーのために存在するかのよう。このトレイルから3つほど枝わかれした短いトレイルが出ています。どれも大変魅力的。是非すべて挑戦してみましょう。鳥に驚かれずに観察できる「ハイド」もありました。Tree Swallow(毛づくろい中)もハイドの目の前にいましたよ。
でもこの平均台のようなところは要注意です。落ちたら大変。
2時間あまりの観察の後、ビジターセンター横のピクニックテーブルでランチを楽しみました。参加者で鳥合わせをしていたところ、大型の鳥が我々の前を飛んでいきました。何も恐れる様子は無いこの大型の猛禽。そう、Red-tailed Hawkです。かなり大きめな個体のような気がしました。カメラを手に静かに近寄っても大丈夫。まずは地上で落ち葉を払いのけながら何を探していました。そうすること3分ぐらい、ふわりと飛び上がって近くの枝にとまります。こちらが「もうよし」を思うぐらいそこに留まりじっくり観察させてもらえました。
最後にこんな素晴らしい出会いもあり、期待に外れない、いやそれ以上のJug Bayでした。これから夏鳥がどんどん北米にも到着し、このJug Bayもより賑やかになるでしょう。彼らを半年ぐらいの間ホストできる、そういう豊かな生態系が残っているのでしょうね。それから、水生植物の天国でもあるようです。水面から突き出した芽がたくさん見られました。これからは定期的にここを訪れ、植物も含め季節の移ろいを実感したいと思います。ボランティアの支えがあちこちに感じられる、皆に親しまれている所でした。
勝手ながら、我らがワシントン野鳥の会にとり、Huntley Meadowsに並ぶ「ホームフィールド」と位置付けたいと思います。