北関東有数の白鳥飛来地、と聞くだけで「行ってみなければ」と思わされます。のどかな田園風景の中にあるホッとするような可愛い沼、羽田沼(はんだぬま)です。
多くのカモ類に混ざってオオハクチョウ(Whooper Swan)が数羽います。有数の飛来地と言う割には、期待したより少ないなと思いました。しかし、やはりその姿は美しいですね。存在感があります。少しグレーがかった幼鳥を含む3人家族のようです。
ご覧の通り多くのカモ類がいます。マガモ(Mallard)、カルガモ(Spot-billed Duck)、オナガガモ(Northern Pintail)、キンクロハジロ(Tufted Duck)、ホシハジロ(Common Pochard)、ヒドリガモ(Eurasian Wigeon)と言ったところです。ガアガア鳴きながら皆んなで大騒ぎ。
カモを狙って上空に鷹か!と思いましたが、トビ(Black Kite)のようです。ゆっくりと池の上を旋回していました。
池から岸辺に視線を動かすと綺麗なツグミ(Dusky Thrush)がいます。写真を撮って欲しいと言わんばかりのポーズです。どうやら視線もこちらに?
羽田沼で見かけたオオハクチョウは計4羽でした。明らかに少ないと思わざるをえません。情報収集の結果、その要因の一つとも言うべき水田が近くにある由。餌付けもされているようです。羽田沼から車でたったの3分、そしてこの光景が!
やはり餌付けは大変パワフルですね。さすがの風景が展開されていました。我々が近づくだけで鳥たちが集団で近づいて来ました。エサは与えませんでした。持ち合わせてもいませんでした。
県道に出くわすまでの農道でもゆっくりウォッチング。車の中からじっくりとジョウビタキ(Daurian Redstart)のメスを観ることが出来ました。日本では冬鳥で、4月ぐらいまでは滞在するようです。
雪も強くなって来ましたので、「羽田沼 vs 餌付け田圃」をやや気に掛けながらウォッチングを終えました。