先月行ったばかりのBlackwater国設野生生物保護区にまた行って参りました。今回は職場の同僚と一緒です。これだけBlackwaterに通っているのに、これほど盛大なイベントが行われているのは全く知りませんでした。今年で13回目、Annual Eagle Festivalというイベントで、5種類の観察ツアーから、本物の鳥の展示、テントでのプレゼンテーションやミニ・セミナー、子供のための工作コーナー等、大変充実した内容です。駐車場も含めいずれも無料!まずは、会場の様子をご紹介。
上の写真にあるバスに乗って1時間程の観察ツアーに参加しましたし、そのほかにも時間を見つけ上空を見続ける一日でした。とにかくこの日はBald Eagleのオンパレード。あちこちのポイントで計15羽位の個体を見たのではないでしょか。真っ青な空に飛翔する姿が良く映えます。頭と尾が白いので、識別も簡単。レンジャーの説明によると、メリーランド州はBald Eagleの個体数で全米でも有数の州で、このBlackwaterでは昨年の調査では189羽、30の巣が確認されたそうです。戦前には頻繁に行われたハンティング、戦後はDDTによる卵の殻の薄弱化といった困難のため絶滅寸前だった70年代から奇跡のカムバックを為しえた、とのレンジャーのコメントに会場は拍手の喝采。
さあ、このBald EagleそしてGolden Eagleをアップで見ましょう。これが今回のフェスティバルの目玉ですね。因みにGloden Eagleは日本にもいるイヌワシと恐らく近い種類。Bald Eagleはアメリカ大陸にしかいないのです。
このほかの展示では私の大好きなフクロウが多く紹介されました。これはShort-eared Owlのメス。上述のワシ類も含め、これら展示用の鳥たちはいずれも、交通事故などのため野生に復帰できないため、こうした教育目的に飼育されているものです。
これはアメリカ東部では一般的なBarred Owl。一般的と言ってもなかなか見られませんが。
以前Sheanandoah国立公園でのイベントでも見ることのできた、Eastern Screech Owl。赤系とグレー系の二種がいますが、これは後者。
フクロウの締めとしてBarn Owlをご紹介。これは新大陸にしかいないフクロウで、その名の通りBarn(農作業小屋)に良く巣を作るそうです。ところが都市の周辺は農地が減ってきていてBarnも減少。従ってなかなか見られなくなったと聞きます。我がフィールドガイドでは、Uncommonとの紹介です。何となく姿振舞いが滑稽です。
大変賑やかな会場を満足した気分で離れ、今度は人気のない場所をRefuge内に探しました。同行した同僚(オランダ人・ドイツ人夫妻)のご厚意に甘え、素晴らしい湿原の風景の前でサンドウィッチをご馳走に。そしていよいよBlackwaterを離れようと車を走らせつつ、少し前に場所を確認していたBald Eagleの巣をチェック。この時はラッキーにも親が巣にいるのが見えました。時期的には、既にヒナが孵化していたのかもしれません。
上の写真にあるバスに乗って1時間程の観察ツアーに参加しましたし、そのほかにも時間を見つけ上空を見続ける一日でした。とにかくこの日はBald Eagleのオンパレード。あちこちのポイントで計15羽位の個体を見たのではないでしょか。真っ青な空に飛翔する姿が良く映えます。頭と尾が白いので、識別も簡単。レンジャーの説明によると、メリーランド州はBald Eagleの個体数で全米でも有数の州で、このBlackwaterでは昨年の調査では189羽、30の巣が確認されたそうです。戦前には頻繁に行われたハンティング、戦後はDDTによる卵の殻の薄弱化といった困難のため絶滅寸前だった70年代から奇跡のカムバックを為しえた、とのレンジャーのコメントに会場は拍手の喝采。
さあ、このBald EagleそしてGolden Eagleをアップで見ましょう。これが今回のフェスティバルの目玉ですね。因みにGloden Eagleは日本にもいるイヌワシと恐らく近い種類。Bald Eagleはアメリカ大陸にしかいないのです。
このほかの展示では私の大好きなフクロウが多く紹介されました。これはShort-eared Owlのメス。上述のワシ類も含め、これら展示用の鳥たちはいずれも、交通事故などのため野生に復帰できないため、こうした教育目的に飼育されているものです。
これはアメリカ東部では一般的なBarred Owl。一般的と言ってもなかなか見られませんが。
以前Sheanandoah国立公園でのイベントでも見ることのできた、Eastern Screech Owl。赤系とグレー系の二種がいますが、これは後者。
フクロウの締めとしてBarn Owlをご紹介。これは新大陸にしかいないフクロウで、その名の通りBarn(農作業小屋)に良く巣を作るそうです。ところが都市の周辺は農地が減ってきていてBarnも減少。従ってなかなか見られなくなったと聞きます。我がフィールドガイドでは、Uncommonとの紹介です。何となく姿振舞いが滑稽です。
大変賑やかな会場を満足した気分で離れ、今度は人気のない場所をRefuge内に探しました。同行した同僚(オランダ人・ドイツ人夫妻)のご厚意に甘え、素晴らしい湿原の風景の前でサンドウィッチをご馳走に。そしていよいよBlackwaterを離れようと車を走らせつつ、少し前に場所を確認していたBald Eagleの巣をチェック。この時はラッキーにも親が巣にいるのが見えました。時期的には、既にヒナが孵化していたのかもしれません。