前回の記事で春の訪れに触れていましたが、少しさぼっている間に夏の到来です。当地は連日30度ぐらいまで気温が上がり、湿度も高い、それらしい夏になってきました。バードウォッチングには余り良い季節ではありません。ありませんが、最近目覚めてしまった職場の同僚とその奥様を連れ、我らがHuntley Meadowsに行ってきました。その同僚はオランダ人でカメラが趣味。今回は彼の作品にて、Huntley Meadowsの仲間達を紹介します。
夏のHuntley Meadowsで最も目立つのは、このRed-winged Blackbirdでしょう。この写真、絶妙です。
その次はツバメの仲間ですね。これはBarn Swallowのペア。撮影者の愛情さえ感じられるショットです。
サギの仲間も多くいました。Great Blue Heronの飛翔風景。
水面ではこんな感じ。かなりの頻度で魚を捕まえていました。これを丸飲みです。
Great Egretの飛ぶ姿も美しい。翼の先端まで力を感じます。両足の見事に揃っていること。
最初は、「やはり夏なので静かだね。是非、今度は冬に来てね」などと同僚に少し逃げを打っていたのですが、いつもの折返し地点である展望台で、予期しない色々な場面が目の前で繰り広げられました。こちらはベンチにどっかり座り、正にショーを見ているよう。まずは、Ospreyです。我々の前で二回に亘って10分近くは旋回を続けていたでしょうか。
その次は、Ruby-throated Hummingbird。「僕のことを見て見て」と言わんばかりに、まるでアピールするかのように、何度でも我々の目の前の木の先端に停まり、そしてこちらを見ています。もしかしたら、近くに巣があるのかなあとの印象を持ちました。角度によって喉元がギラッと赤く見えます。
ドイツ人の奥様も大変ご満足。「ここにずうっといられるわ」とは彼女の弁。写真はありませんが、左側を見渡すとBald Eagleが旋回する姿も長い間見ることが出来ました。はっきり言って、凄いエアーショーでした!
展望台を下り、何やらベテランそうなウォッチャーの後をさりげなくつけました。これまた写真は無いのですが、私にとっては初認になる、Scarlet TanagerやIndigo Buntingを発見!と言うか、このベテランのおじさんに教えてもらって、やっと見ることが出来ました。前者は赤、後者は青の鮮やかな印象に残る夏鳥です。そうそう、これも初認となったOrchard Orioleという美しい声の鳥にも出会えました。これはオレンジ色です。夏鳥は声が美しく色が鮮やか、と言うのが私の印象です。
さて、存分に楽しみましたので、来た方向に向かってトレイルを戻ります。オランダ人同僚がGreen Heronを見つけました。なかなか眼が良くなったようです。
夏のHuntley Meadowsは、鳥以外でも大変楽しめます。お子さん達を飽きさせないことでしょう。これは何だか分かりますが、70-80センチはあったRat Snake。左が頭です。木に絡まって獲物を待っているのか。
これも当地ではお馴染みの風景ですが、図鑑で調べてみるとSliderと言うのですね。日本のペットショップで子供亀が売られているミドリガメ。
これはBull Frog、日本名ウシガエル。低い低音がなかなか魅力的です!?
この日のヒットはこのアオガエル。正式な名前は分かりません。もしかしたら珍しい種類でしょうか。こんな可愛いカエルを見たことがありますか?これも同僚が発見。なかなかナチュラリストとして成長の跡が見られます。
蝶もたくさんいるんですよ。
私が呼ぶ所の「ワシントンの尾瀬」。ワシントンの都心から20分ぐらいの運転で到着するような場所に、このような素晴らしい湿原があることに感謝、感謝。夏のHuntley Meadowsも素晴らしいです。命に溢れる湿原での観察を楽しみましょう。
All photos -- Anton van Ruiten ⓒ
夏のHuntley Meadowsで最も目立つのは、このRed-winged Blackbirdでしょう。この写真、絶妙です。
その次はツバメの仲間ですね。これはBarn Swallowのペア。撮影者の愛情さえ感じられるショットです。
サギの仲間も多くいました。Great Blue Heronの飛翔風景。
水面ではこんな感じ。かなりの頻度で魚を捕まえていました。これを丸飲みです。
Great Egretの飛ぶ姿も美しい。翼の先端まで力を感じます。両足の見事に揃っていること。
最初は、「やはり夏なので静かだね。是非、今度は冬に来てね」などと同僚に少し逃げを打っていたのですが、いつもの折返し地点である展望台で、予期しない色々な場面が目の前で繰り広げられました。こちらはベンチにどっかり座り、正にショーを見ているよう。まずは、Ospreyです。我々の前で二回に亘って10分近くは旋回を続けていたでしょうか。
その次は、Ruby-throated Hummingbird。「僕のことを見て見て」と言わんばかりに、まるでアピールするかのように、何度でも我々の目の前の木の先端に停まり、そしてこちらを見ています。もしかしたら、近くに巣があるのかなあとの印象を持ちました。角度によって喉元がギラッと赤く見えます。
ドイツ人の奥様も大変ご満足。「ここにずうっといられるわ」とは彼女の弁。写真はありませんが、左側を見渡すとBald Eagleが旋回する姿も長い間見ることが出来ました。はっきり言って、凄いエアーショーでした!
展望台を下り、何やらベテランそうなウォッチャーの後をさりげなくつけました。これまた写真は無いのですが、私にとっては初認になる、Scarlet TanagerやIndigo Buntingを発見!と言うか、このベテランのおじさんに教えてもらって、やっと見ることが出来ました。前者は赤、後者は青の鮮やかな印象に残る夏鳥です。そうそう、これも初認となったOrchard Orioleという美しい声の鳥にも出会えました。これはオレンジ色です。夏鳥は声が美しく色が鮮やか、と言うのが私の印象です。
さて、存分に楽しみましたので、来た方向に向かってトレイルを戻ります。オランダ人同僚がGreen Heronを見つけました。なかなか眼が良くなったようです。
夏のHuntley Meadowsは、鳥以外でも大変楽しめます。お子さん達を飽きさせないことでしょう。これは何だか分かりますが、70-80センチはあったRat Snake。左が頭です。木に絡まって獲物を待っているのか。
これも当地ではお馴染みの風景ですが、図鑑で調べてみるとSliderと言うのですね。日本のペットショップで子供亀が売られているミドリガメ。
これはBull Frog、日本名ウシガエル。低い低音がなかなか魅力的です!?
この日のヒットはこのアオガエル。正式な名前は分かりません。もしかしたら珍しい種類でしょうか。こんな可愛いカエルを見たことがありますか?これも同僚が発見。なかなかナチュラリストとして成長の跡が見られます。
蝶もたくさんいるんですよ。
私が呼ぶ所の「ワシントンの尾瀬」。ワシントンの都心から20分ぐらいの運転で到着するような場所に、このような素晴らしい湿原があることに感謝、感謝。夏のHuntley Meadowsも素晴らしいです。命に溢れる湿原での観察を楽しみましょう。
All photos -- Anton van Ruiten ⓒ