ポトマック自然観察日記

アメリカ東部の自然紹介をきかっけに、日本や世界の自然観察を共有。

穂高岳・上高地 Mt. Hotaka & Kamikochi, Nagano, August 2017

2017年12月16日 | 日記

穂高岳登山は長年の夢でした。小学校の同級生に穂高君と言う名の友達がいて、その時から心のどこかに穂高岳があったと思います。上高地から涸沢を経て山小屋に泊まりながら、好天の中、奥穂高岳(3190m)、涸沢岳(3110m)、北穂高岳(3106m)と制覇しました。

もう神の庭ではないかと思うほど美しい涸沢カールから穂高岳連峰を見上げると・・。

「モルゲンロート」、名物の朝焼けにそう名前が付いています。日の出からほんの10分ぐらいでおしまいの風景です。

奥穂高岳頂上から見えた「ジャンダルム」。そう頻繁には見られないようですよ。数回に渡り雲が切れた瞬間の数秒だけ姿を見せました。

雲海の彼方遥かに見えるは富士山!

穂高岳山荘から見た日の出。

北穂高岳から望む槍ヶ岳(3106m)、次回は登るぞ!

さて、山の写真はこの程度とし、穂高岳下山後、麓の上高地で散策中に見つけたものを紹介します。

いきなり出ました、ニホンザル!

上高地の夏はお花でいっぱいです。キバナノヤマオダマキ。

ヤマホタルブクロ。

これは何でしょう?

カラマツソウ。線香花火を上に向けたよう。

ヨツバヒヨドリにサカハチチョウ。

このチョウの名前は分かりません。

このチョウはミドリヒョウモン。オレンジ色をしながらミドリとは。

上高地は日本の登山文化のメッカ。登山が宗教にのみリンクしていたかつての日本に、楽しむ登山、スポーツの登山を紹介した一人、英国人ウェストン卿のレリーフです。彼の著書「日本アルプスの登山と冒険」を読みましたが、上高地を含む長野の山々が余程お気に入りで、よくぞそこまで歩き登ったなと大いに関心しました。

登山が文化となった上高地。同時に自然の宝庫で、整備された遊歩道と立派なビジターセンターと言う素晴らしい環境に恵まれています。日本で最も美しいフィールドの一つではないでしょうか。

コメント
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