穂高岳登山は長年の夢でした。小学校の同級生に穂高君と言う名の友達がいて、その時から心のどこかに穂高岳があったと思います。上高地から涸沢を経て山小屋に泊まりながら、好天の中、奥穂高岳(3190m)、涸沢岳(3110m)、北穂高岳(3106m)と制覇しました。
もう神の庭ではないかと思うほど美しい涸沢カールから穂高岳連峰を見上げると・・。
「モルゲンロート」、名物の朝焼けにそう名前が付いています。日の出からほんの10分ぐらいでおしまいの風景です。
奥穂高岳頂上から見えた「ジャンダルム」。そう頻繁には見られないようですよ。数回に渡り雲が切れた瞬間の数秒だけ姿を見せました。
雲海の彼方遥かに見えるは富士山!
穂高岳山荘から見た日の出。
北穂高岳から望む槍ヶ岳(3106m)、次回は登るぞ!
さて、山の写真はこの程度とし、穂高岳下山後、麓の上高地で散策中に見つけたものを紹介します。
いきなり出ました、ニホンザル!
上高地の夏はお花でいっぱいです。キバナノヤマオダマキ。
ヤマホタルブクロ。
これは何でしょう?
カラマツソウ。線香花火を上に向けたよう。
ヨツバヒヨドリにサカハチチョウ。
このチョウの名前は分かりません。
このチョウはミドリヒョウモン。オレンジ色をしながらミドリとは。
上高地は日本の登山文化のメッカ。登山が宗教にのみリンクしていたかつての日本に、楽しむ登山、スポーツの登山を紹介した一人、英国人ウェストン卿のレリーフです。彼の著書「日本アルプスの登山と冒険」を読みましたが、上高地を含む長野の山々が余程お気に入りで、よくぞそこまで歩き登ったなと大いに関心しました。
登山が文化となった上高地。同時に自然の宝庫で、整備された遊歩道と立派なビジターセンターと言う素晴らしい環境に恵まれています。日本で最も美しいフィールドの一つではないでしょうか。