ポトマック自然観察日記

アメリカ東部の自然紹介をきかっけに、日本や世界の自然観察を共有。

千葉・花見川(瑞穂橋〜汐留橋) Hanamigawa River, Chiba, January 2, 2021

2021年01月03日 | 日記
2021年のウォッチング始めは超地元の花見川でした。このコロナ禍で中々遠出が難しいですからね。

まずは瑞穂橋近辺の水辺をウォッチング。

コサギ(Little Egret)を発見。水面を鏡に自分の姿をチェックしているのでしょうか。



こちらのサギは?ゴイサギ(Black-crowned Night Heron)の幼鳥かもしれません。



こちらはアオサギ(Grey Heron)。期待していた鳥たちが順調に登場します。



水面に浮かぶのはヒドリガモ(Eurasian Wegion)たち。10羽ぐらいのグループだったでしょうか。



岸辺に上がりたがる鳥もいました。でも何かに恐れてはすぐに川に飛び込みます。オオバン(Eurasian Coot)です。



いつもの顔触れを確認できましたので、そろそろカワセミ(Common Kingfisher)でも見られないかなあと歩を進めました。すると、汐留橋の上から上流を眺め、幸運なことに発見できました。花見川には多く居ますね。





たまには水面ばかりでなく少し上を向いてみたりして・・。



しばらく観察していましたが、水面に飛び込むことはありませんでした。

花見川では水面ばかりでなく、その周囲でも様々な鳥がいます。この日は、モズ(Bull-headed Shrike)に加え、ジョウビタキ(Daurian Redstart)とアオジ(Black-faced Bunting)を見ることができました。





お昼前までの約1時間半ほどの新年初ウォッチングとしては大満足です。確認できたのは計20種。特にカワセミには楽しませてもらいました。

そして番外編。この日の夕方には、夕陽を見に検見川浜に行ってみました。良い天気も手伝って凄い人出でした。

夕陽のオレンジと水面の青のコンビで、まるで印象派の絵のようなショットも撮れました。







我らが富士山もばっちりです。



東京湾の夕陽は中々のものです。

夕陽を見る我々の足元にスズメの群れがやって来ました。その中で目の周りや尾羽などに白い部分が見られるものが居ました。



今年も様々なフィールドで、小さな生き物が元気に生きている姿が見られたら良いなと思います。

栃木・大田原・羽田沼(はんだぬま), Handa-numa Pond, Otawara, Tochigi, December 29, 2020

2021年01月03日 | 日記
一年のウォッチング納めと言えば、今や羽田沼(はんだぬま)です。眺めているだけで和んでくる、可愛い、懐かしい感じのする沼です。







こんな沼が自宅から散歩圏内にあると良いですよね。

羽田沼と言えばお目当ては白鳥です。こちらは悩ましい確認作業の結果、私なりにはオオハクチョウ(Whooper Swan)かと思います。或いはコハクチョウ(Tundra Swan)?いずれにしても、今年見られたのは4羽のみ。少ないですね。





親と幼鳥でしょう。





カモたちとも相性が良いようです。キンクロハジロ(Tufted Duck)とカルガモ(Spot-billed Duck)に囲まれています。



セクシーな目つきのハンサムなキンクロハジロ(Tufted Duck)が居ましたよ。



最後にご紹介するのは、こののどかな羽田沼で見た「野生」です。大きなフナと思われる魚に食らいつくオオバン(Eurasian Coot)。離すと沈んでしまうフナを何度も潜ってはくわえて水面に持ち上げたり、だいぶ食べにくそうでした。





今回も羽田沼に楽しませてもらいましたが、ハクチョウだけでなくカモ類やカワウの数の少なさが気になりました。どこでも鳥たちの数が減っているのでしょうか。何故でしょうか。