ポトマック自然観察日記

アメリカ東部の自然紹介をきかっけに、日本や世界の自然観察を共有。

千葉・谷津干潟 Yatsu Tidal Flat, Chiba, November 14, 2021

2021年11月14日 | 日記
我が家から自転車で30分。そしてこの鳥達の風景。住宅地に囲まれながらも漸く残った谷津干潟。



今日は天気も良くサギ達も楽しそう。どんどん魚をキャッチ!





今日は少し急ぎ気味で干潟一周を1時間半で済ませました。その遊歩道には、ヒヨドリやシジュウカラに加え、メジロ(Japanese White-eye)が多かったですよ。



このピラカンサのトンネルは圧巻です!



干潟の北西に広がるヨシ原が素晴らしいです。何か居るなとよく見るとスズメ(Eurasian Tree Sparrow)達がお食事中でした。



水の多い干潟南西部に来るといつもカモ達が見られます。こちらは渡ってきて越冬するヒドリガモ(Eurasian Wigeon)とオオバン(Eurasian Coot)



「ダイバー」達も発見しました。大きめなのがカンムリカイツブリ(Great Crested Grebe)。名前も立派です。



小型で赤茶色のカイツブリ(Little Grebe)。小さな体にフサフサの羽毛が少々ワイルドです。



以上は潮入りの汽水域でしたが、茂みを越え観察センターのすぐ手前には淡水池があります。もちろん、こちらもチェックします。そして期待通り、カワセミ(Common Kingfisher)が姿を見せてくれました。



カワセミをじっくり見てみると、くちばしの下の部分がオレンジ色だったり、白い斑点模様が多かったり、改めて新しい発見がありました。

計20種が確認され、昨年9月の訪問時よりは鳥が多かった気がしますが、カモの数はまだまだ、そしてシギ類は見られませんでした。今後も要チェックです。


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千葉・千葉港クルーズ Chiba Port Cruise, November 7, 2021

2021年11月07日 | 日記
知らぬ間に千葉新港エリアがおしゃれになっていました。港に面したレストランのテラス席でランチを楽しみ、目の前の桟橋から「幕張メッセ沖合遊覧」コースに参加。船の名前は「あるめりあ」、当年38歳です。



今日は何と言っても、カモメ特集です。船からの景色は余り印象に残らず、カモメ、カモメ、そしてカモメでした。



カモメ達が水面で騒いでいるなあと思ったら、魚を獲っています!



船が出航すると、実にたくさんのカモメが後を追ってきます。なぜでしょう。



答えは「かっぱえびせん」です。乗客も慣れたもので、準備してきたえびせんを手から直接与えようとしたり、海に投げ込み水面や空中でキャッチさせたり。特に、手からえびせんを直接取りに来た時の間近で観る鳥達の迫力に歓声が上がりました!(残念。写真は撮れず・・)



幕張新都心をバックに。ビル群とカモメがなかなかマッチしていますね。



船が幕張沖でUターンすると、西日を浴びた美しい飛翔中の姿が楽しめます。



むむっ。これはスズガモ(Greater Scaup)でしょうか。東京湾で越冬ですね。



船は約50分の後、千葉新港に戻ってきます。航行ルートを示す海上の標識にはカワウ(Great Cormorant)がいました。



港に入ってきても、カモメ、カモメ。しかし、良く見ると、ダイサギ(Great Egret)が1羽混じっていますよ。



カモメと一口に言っても多くの種類がいまして、今日も複数居たわけですが、見分けがつくのはウミネコ(Black-tailed Gull)とユリカモメ(Black-headed Gull)だけでした。

船から見る海上のカモメ達の姿は本当に美しく、普段とは違う楽しい鳥見でした。彼らにとっては、この混雑した東京湾が故郷なのですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする