このブログの読者のお一人アントン(Anton-san)さんの来日機会に、今や我がフィールドとなった箒川沿いにお連れしました。塩原温泉ビジターセンターに車を置き、七ツ岩吊り橋を渡ったところから川上に向かいます。
まず目に入ったのがセグロセキレイ(Japanese Wagtail)。巣材をくわえています。
そして、これはセグロセキレイ(Japanese Wagtail, Juvenile)の幼鳥ですね。
この川ではカモが年中見られます。カルガモ(Spot-billed Duck)が岩の上でのんびり。冬になれば、オシドリが楽しみです。
そして、この川でのレギュラー・メンバーのカワガラス(Brown Dipper)登場と思って写真を撮ったこの鳥・・。一体何者ですか?模様を見るとカワガラスではなさそう。イワヒバリ(Alpine Accentor)?カヤクグリ(Japanese Accentor)?是非、どなかた教えて下さい。
キジバト(Oriental Turtle Dove)も堂々と川に入って水を飲むのですね。或いは、水面に映った自分の姿を見ているのか。
冒頭のセグロセキレイに続き、キセキレイ(Grey Wagtail)も発見しました。
川から少し上がり道路沿いを歩いていますと、その鳴き声で今度はキビタキ(Narcissus Flycatcher)を見つけました。夏の渡り鳥。フィールドガイドより黄色部分の色が濃く、むしろオレンジに見えました。背景の緑との組み合わせが素晴らしい。
最後にご紹介するのはキツツキの仲間、コゲラ(Japanese Pygmy Woodpecker)です。
箒川沿いのバードウォッチングは、水辺から森林の鳥までの多様性と、そして美しい川の風景とそこを流れるさわやかな風も楽しめます。出会う鳥の種類と数にもいつも満足。写真映えもなかなかではないですか。