初めてのバリ旅行でした。ウブドで3泊、主にお寺巡りやヒンドゥーのお祭り、伝統舞踊の見学が目的の旅行でしたが、隙間時間で小さな自然を観察してきました。
宿泊先のホテルはまるで森の中にあるエコな環境。建物の屋根も草で葺いてあって、よく見ると鳥達が住処にしています。穴の中から出たり入ったり。
ホテルの敷地内で無料のネイチャー・ツアーがありました。参加者は小生だけ。急な階段を下って森の中に入って行きます。元気で多様な植物でいっぱいです。
こんな綺麗なトンボがいました。
正に生命の木!すごい存在感。背負っているものが大きいですね。
今度はリスが出てきました。Plantein Squirrelと言う名前です。暑い地域にもリスはいるものですね。
そして何と言ってもツアーのハイライトはこの鳥!谷底の川の向こう岸、大きな木の合間に止まっていました。ガイドでなく私が発見。ガイドも、ここで見たことが無いと大興奮です。地元では、キッキッキールと呼んでいると言いますが・・。
極楽鳥の類だと思いますが、ガイドもその英語名は不明とのこと。目の周りは赤く、胸は茶褐色で、その他はエメラルドグリーン。もしかしたら移入種??
ツアー終盤に見られた黄色い鳥、Olive-backed Sunbirdかな、と言う感じです。
バリでは鳩だって素敵。特に襟元の模様が何とも言えません。Spotted Doveと言います。
せっかくのバリでしたので、少し風景もご紹介。特に棚田の景色には癒されました。
田んぼの真ん中にあるカフェで至極のランチ・タイム。下は、目の前に展開する風景です。
足元の田んぼを覗いて見ると、これは何だっ!? 色といい、産み付ける場所と言い、ちょっと怖いですね。そんなに小さなものではないです。写真のものは長さ3センチぐらいはありました。
答えは、ジャンボタニシの卵。
バリで印象に残ったのは、田んぼを中心とする風景と昔ながらの伝統やお祭りを維持するコミュ二ティです。でも、帰国後何気なく旅をしていると、それは那須であったり、房総半島にも見られた風景でした。バリに行って日本を知る。日本の田園風景をもっと楽しみたい、ウォッチングしたいと思いました。