ポトマック自然観察日記

アメリカ東部の自然紹介をきかっけに、日本や世界の自然観察を共有。

栃木・塩原温泉

2017年01月11日 | 日記
新年1月5日、塩原温泉ビジターセンターを起点に、以前ビジターセンターのガイドウォークで連れて行って頂いた道を辿りながらバードウォッチングをしました。ゆっくり観察しながら約2時間の行程です。

ビジターセンター前の道を横切り七つ岩の吊り橋からまず見えたのが、激流に逆らうオナガガモの群れ!逆らうは大げさでしょうか。少し強い流れを遡っては力を抜いて下り流れの静かな所で休む。まるで遊んでいるよう。



さらに川沿いの遊歩道を上流に行きますと、大好きなスポットである堰の上にオシドリの群れが!



他にも、オナガガモ、カルガモ、マガモ、コガモもいるのですが、やはりカメラはオシドリに向かいます。オシドリって、こんな群れをつくるのでしょうか。







川の遊歩道を上り少し山沿いを歩きます。皇室の御料林に向けて!この間にはシジュウカラとヤマガラを観察しました。





そして、アトリ。他にもヒガラやアカゲラも見ましたよ。



お気に入りのスポット仙人岩吊り橋に向かいます。



その手前だったか、こんな不思議な岩もありました。何故こんな真っすぐな割れ目が?



途中では二つの巨大なスズメバチの巣を発見。同行したHamchanさんが良く見つけます。



風景も鳥も色々多様に楽しめたこのコースも終わりが近づき、ビジターセンターが視野に入る距離にある森の中で発見したものは・・。



ビジターセンターでの展示パネルと睨めっこした限りでは、二ホンカモシカの落とし物と判定しました!このセンターの周囲に数頭住んでいるようです。いつかはきっと出会えると思いました。

最後におまけ。Hamchanさんがハグしているのは、以前のガイドウォークで教わりました、諏訪の御柱祭に使われる御柱と同サイズのカラマツです。大きい。神聖な雰囲気に包まれていました。

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伊豆・雪化粧の天城山

2017年01月02日 | 日記
紅白歌合戦で紅組オオトリの「天城越え」を聞く直前、百名山の一つ天城山に登りました。12/30のことです。今回のルートでは、万二郎岳と万三郎岳の二つの峰があって、1229mの万二郎さん付近から、馬ノ背や1405mの万三郎さんを眺めるとこのような風景です。



自然豊かな天城山では、ヒメシャラ、ブナ、シャクナゲ、アセビ(馬酔木)の群落があって新緑の頃は素晴らしいそうです。このうっすらした雪景色でも、たとえ葉っぱは落ちても、その証拠はあちらこちらに。





登山客には20-30分に一度出会う程度で、伊豆とは言え深山の雰囲気を味わうことが出来ました。先を行く登山者には粋な方もいるものです。



まさか、伊豆で「樹氷?」を観るとは思いませんでした。確かに美しい!冬山が好きな人の気持ちが少しは分かったかも。



やはりここには、春や初夏にもう一度来なければなりませんね。登山の途中では、伊豆の海も見えますし、大室山他周辺の山々もきれいで眺望も楽しい。それから、登山中には標識を見ることも楽しみにしていますが、ここの標識達は極めてセンスが良い!と思いました。



深田久弥は、観光開発が進む伊豆の山々の様子を心配していましたが、確かに、周囲はマンションや別荘が立ち並ぶだけでなく、登山道からもゴルフ場や風力発電所があちこちに見られました。
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