実に久しぶりのナイトウォッチングに大いに気分が上がりました!場所は板室温泉の奥、深山湖(ダム)です。人家も無いかなりの山奥です。
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17時ぐらいからウォッチングを開始。いかつい名前の「鬼ヶ面(おにがつら)橋」でじっくり観察と決め込みました。橋から静かな湖を見下ろすと、カワウ (Great Cormorant) が居ました。このように羽を乾かす前には水中で活発に魚を追っていました。これほどの山奥にもカワウが居ることにびっくり。
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鬼ヶ面橋にはこんなフィールドサインが・・。何かの果実を食べた獣の落とし物ですね。きっと夜にはこの橋を多くの獣たちが往来しているのでしょう。
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さらに橋の上からウォッチングしていますと、左手の湖岸にニホンザル (Japanese Macaq) の親子が見えました。きっと近くに群れが居たのでしょうね。子供が甘えている姿が実に可愛い。ここに来るまでの湖岸沿いの道路でも4‐5頭のサルを見ました。
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ここで、わが北那須の師匠が合流!ウォッチングが本格化しました。まずはご提案の通り近くの林道を二人で歩いてみましたところ、すぐに目に入ったのがこの標識。イノシシ (Wild Boar) への「豚熱」の感染を防ぐためのワクチンが置いてあるのです。豚熱の発生で那須方面のイノシシはかなり数を減らしたそうです。
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二人で夕刻の林道をさらに登ってみました。ああ、ツキノワグマが出て来ても仕方ない、そんな雰囲気です。獣の気配がします。林道の先で何かが歩いています。そして、振り返ってポーズをとってくれたのは、二ホンジカ (Sika Deer) の雌です。
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林道を折り返し戻ってきまして、師匠がお湯を沸かしコーヒーを淹れてくれました。実にいいですね、アウトドア活動中のコーヒー。そうして語らいながら日が沈むのを待つのでした。
さあ、ここからが本番。夕闇迫り再度鬼ヶ面橋に戻りますと、遠く湖の対岸からお目当てのヨタカ (Grey Nightjar) の声が聞こえてきます。「キョッキョッキョッキョッ」とよく響く声、私にとり初めての経験。時間が経つにつれその動きと声がこちらに近づいてきて、遂には我々の目前を飛び交うように!写真は撮れませんでしたが、快晴の夕闇迫る空をバックに両方の羽を少し折って飛ぶ姿が目に焼き付きました。
その興奮も冷めやらぬ中、橋の袂あたりに何かがガサガサと音を立てているのに気付きました。最初は林床を歩く獣がいたのですが、こちらは確認できず・・。そのうち今度は木の上で何かが動いています。師匠と懐中電灯を当てて一緒に探しますが姿が見えず。
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あれっ、目が光った!よく見てみてください。
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ムササビ?2匹?そして、たまに上げる警戒の声!結構粘った後にようやく姿を見せてくれたのは、何とハクビシン (Masked Palm-civet)!ピンボケながらその姿を写真に収めることが出来ました!
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師匠と二人で大興奮。私は初めてハクビシンを見ました。
太陽が沈み夜になると、そこは野生動物たちの世界。久々の生物同好会獣班的な活動に大満足でした。最後のハクビシンにMVPはとられてしまったヨタカですが、私にとって初観察。山奥の夕闇の中で聞くあの声は本当に印象的でした。自宅に帰り、師匠が教えてくれた宮沢賢治の『ヨタカの星』を早速読みました。
6月の夕方の深山湖、私にとりこの時期の風物詩になりそうです。
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17時ぐらいからウォッチングを開始。いかつい名前の「鬼ヶ面(おにがつら)橋」でじっくり観察と決め込みました。橋から静かな湖を見下ろすと、カワウ (Great Cormorant) が居ました。このように羽を乾かす前には水中で活発に魚を追っていました。これほどの山奥にもカワウが居ることにびっくり。
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鬼ヶ面橋にはこんなフィールドサインが・・。何かの果実を食べた獣の落とし物ですね。きっと夜にはこの橋を多くの獣たちが往来しているのでしょう。
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さらに橋の上からウォッチングしていますと、左手の湖岸にニホンザル (Japanese Macaq) の親子が見えました。きっと近くに群れが居たのでしょうね。子供が甘えている姿が実に可愛い。ここに来るまでの湖岸沿いの道路でも4‐5頭のサルを見ました。
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ここで、わが北那須の師匠が合流!ウォッチングが本格化しました。まずはご提案の通り近くの林道を二人で歩いてみましたところ、すぐに目に入ったのがこの標識。イノシシ (Wild Boar) への「豚熱」の感染を防ぐためのワクチンが置いてあるのです。豚熱の発生で那須方面のイノシシはかなり数を減らしたそうです。
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二人で夕刻の林道をさらに登ってみました。ああ、ツキノワグマが出て来ても仕方ない、そんな雰囲気です。獣の気配がします。林道の先で何かが歩いています。そして、振り返ってポーズをとってくれたのは、二ホンジカ (Sika Deer) の雌です。
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林道を折り返し戻ってきまして、師匠がお湯を沸かしコーヒーを淹れてくれました。実にいいですね、アウトドア活動中のコーヒー。そうして語らいながら日が沈むのを待つのでした。
さあ、ここからが本番。夕闇迫り再度鬼ヶ面橋に戻りますと、遠く湖の対岸からお目当てのヨタカ (Grey Nightjar) の声が聞こえてきます。「キョッキョッキョッキョッ」とよく響く声、私にとり初めての経験。時間が経つにつれその動きと声がこちらに近づいてきて、遂には我々の目前を飛び交うように!写真は撮れませんでしたが、快晴の夕闇迫る空をバックに両方の羽を少し折って飛ぶ姿が目に焼き付きました。
その興奮も冷めやらぬ中、橋の袂あたりに何かがガサガサと音を立てているのに気付きました。最初は林床を歩く獣がいたのですが、こちらは確認できず・・。そのうち今度は木の上で何かが動いています。師匠と懐中電灯を当てて一緒に探しますが姿が見えず。
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あれっ、目が光った!よく見てみてください。
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ムササビ?2匹?そして、たまに上げる警戒の声!結構粘った後にようやく姿を見せてくれたのは、何とハクビシン (Masked Palm-civet)!ピンボケながらその姿を写真に収めることが出来ました!
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師匠と二人で大興奮。私は初めてハクビシンを見ました。
太陽が沈み夜になると、そこは野生動物たちの世界。久々の生物同好会獣班的な活動に大満足でした。最後のハクビシンにMVPはとられてしまったヨタカですが、私にとって初観察。山奥の夕闇の中で聞くあの声は本当に印象的でした。自宅に帰り、師匠が教えてくれた宮沢賢治の『ヨタカの星』を早速読みました。
6月の夕方の深山湖、私にとりこの時期の風物詩になりそうです。
The coffee in between sounds very nice too 😋
Hi Anton!! 😃