平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録10月18日(木)

2007-10-18 06:44:31 | アマチュア無線

本日午前6時30分快晴12.6℃

06:19のSO-50 仰角低いためか信号聞こえませんでした

【おさらい衛星教室④】『自由空間伝播損失』周波数145.972MHz200mWの信号が2000㎞の自由空間を伝播するとどれくらい減衰するか。専門家に計算してもらいました。前述の受信環境を当てはめています。以下その解説計算すると26dBμVになりますので20μVの電圧がRXに届くことになります。rigの受信感度の表示SINADではSNが10dB取れる時のレベルが0dBμV前後ですので20μVは十分なレベルといえるでしょう。ただし衛星側のアンテナ利得を0dB、送受間の偏波面の不一致損失も0dBとして計算しましたから実際は違う値になるでしょうそれから、レベルが合っただけでは本当にOKとはいえません。ノイズと信号の比が所要の値を上回っていなくては信号を認識できません。さらに計算上CN値は24dBと出ましたが、本当にこんなにいいのか疑問です。(ちなみに地デジのCNは22dB以上必要)この所要値(所要CNといいます)がアマチュア無線ではどの程度必要なのか?これがわかりませんでしたので(耳Sの良い人も居ればそうでない人も居る世界)はっきりしたことが言えません実際に通信する場合で言えば、衛星はトランスポンダーを積んでいますから経路は2重になるわけでUPLINKの信号品質にも左右されますよね。アマチュアは業務用と違って回線設計にとらわれることなく「通信できる可能性を探ること」が醍醐味ですね。(ViaJL1MZPtnx)この巻おわり

19:37のAO-07 ■受信(CW)JH1BCL JH0PVF

21:29のVO-52 ■交信(SSB)JA2MJA ■受信(SSB)JF1DAA JA2NLT JA0CAW JI1SGK 

コメント (2)
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