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【新しい小型衛星に親しもう②】「CALSAT32を設定して追いかける」◆CALSAT32の作者は、軌道要素が確定するまでは、新しく打ち上がる衛星の情報はデフォルト(既存設定)しないと思われますので、自分で設定します。CALSAT32のプログラムは通常パソコンのCドライブ(ハードディスク)に置くと思いますが、私の場合はCドライブのプログラムフォルダーの中に「CALSAT32」フォルダーを置いています。そのホルダーを開けると幾つかファイルがありますが、新しい衛星の設定は「SATINFO」と「ELEM」テキストファイルに新しい衛星を書き加えます。SATINFOには1行目「@衛星名」2行目「ビーコン周波数」3行目「送信周波数」4行目「受信周波数」です。周波数の後には1文字空けてモードを書きます。当面ビーコンを追いかけた方がよいので、4行目の「受信周波数」はビーコン周波数にすると良いでしょう。次にアンテナ自動追尾のためのTELを設定します。Two Line Elementは衛星軌道要素の基礎データですが、それぞれの衛星のWebサイトで発表されるのではないかと思います。(情報を仕入れるのが上手なJE9PEL/1局が紹介してくれること期待しています)ELEMテキストには任意の位置にSATINFOと同じ衛星名を書き、その下の2行に複写したTELを貼り付けます。いずれも上書き保存します。CALSAT32にグループを設定して呼び出し、内容を確認します。◆一つ気をつけなければいけないのは、TLEの相性が悪い場合があることです。カンマやドット、空白の位置関係でCALSATが受け付けないことがあります。その場合は違うサイトで紹介されているものなりを使って確認します。TELは次のサイトにも発表されるのではないかと思います。下の方の「CubeSats」を参照http://celestrak.com/NORAD/elements/
【CO-66:SEEDS】上から上記サイトからコピーしたTLE、日大のWebサイトで紹介されているTLE、CALSAT32を既存更新した後のTLE◆いずれも同時刻←前記2つは合っていますが、CALSAT32では既存更新していないことになりますね。良く見るとWebサイトのものと日大のは微妙に違っていますが、この範囲ならCALSAT32は動きます。
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2 32791 097.9682 071.1616 0015845 192.8951 167.1859 14.81370384037416