●本日午前7時晴れ19.8℃ 良い天気です。
【新PIC-NIC②】PICNICとローテーターを繋ぐインターフェースを作って見ました。結果は非常に良好です。相田さんのHPの説明にあるように「LM358Nを高入力インピーダンスの増幅率1のアンプとして挿入」で良い結果が得られました◆穴あき基盤へ回路図のとおりに部品を配置して配線、組み立てました。ピンヘッダーへ繋ぐソケットの穴は13穴2列の26穴ですが「13穴全部をアースにする側」が基板上に配置すると逆になってしまうため、どうしてもジャンパー線の形を取らざるを得ませんでした(画像:裏の黄色い線)ジャンパー線でなく解決する方法は多層基板を使うことですが、手作りでは無理で、本格的に完成基板を作る場合は実現出来ます◆また、従来の透明ケースに入る大きさに作ろうかと思いましたが、LM358Nがあったので大きく作り、収納出来る大きさはあとで考えることにしました◆私が使っているローテーターはYAESUのG-5500ですが、8ピンの外部コントロール端子があります。相田さんの説明にあるように7番ピンから6V~13Vの電圧が供給されています。これをLM358Nの電源に使いました。ローテーターからの方位角電圧、仰角電圧とも、そのままの電圧がPICNICの中で検知されるようになり、オペアンプの面白さを知りました◆相田さんの回路図のLM358Nの8本足番号の振り方は違っていて①番の反対側は⑧になります。左から下へ行って右側へ行き、右上へ上がる足番号の振り方になります。図は合っています◆回路図どおりに作れば問題なく動作するはずです。ローテーターへの配線を間違わないようにすることが肝心です◆PICNICに「12Vを供給すると3端子レギュレターがかなり熱くなる」を心配して、9Vにしてみたら熱くならず良好です◆JM3DUR島村さんが、この回路のパターン化(完成基板化)を考えているようで、来る7月14日(土)15日(日)大阪池田市民文化会館ほかで開催されるKANHAMで発表出来るように準備を進めているとのことです。穴あき基板への配線はかなり面倒なので完成基板があれば助かります◆「ローテーターが向いている位置情報としての電圧」が0から5Vになっているローテーターであれば、このインターフェースに接続して使えることになりますので、汎用性はあります。
◆↑JM3DURさんからコメントをいただきました。PICNIC用Interfaceの完成基板は将来計画であり、KANHAMでの発表予定はUSB-FSIO用とのことです。