●本日午前7時曇り12.3℃ 一晩中降っていた雨は上がっていますが、どんよりと雲っています。午前中から晴れて来ました。
【We Wish】12:59 HKデータ 1フレームデコードしました。2回目です。たった1回では嘘になってしまいますが、追認出来て良かったと思っています。最大仰角79.5°の天頂パス。9+20dB近く振っていました。このくらいの強さで1回だけです。前回同様「受信ログ表示」を押しても何も入っていませんでした。
【We Wishの現状】レベルコンバーターを使って受信した2400bpsFSK信号をデコーダーで解析したTelemetryをご覧になれば直ぐ分かるとおり、衛星からのデータ全てを正しく表しているわけではありません。コンバーターの性能なのか、デコーダーの不備なのかは分かりません。DK3WNドイツのMikeさんのSoundCardによるデコーダーとの比較は今のところしていません◆次にWe Wishの信号を受信していると、衛星のスピンによるQSBが感じられます。比較的緩やかですが、信号の強さがS3くらいに下がったかと思うとやがてS9+ぐらいまで上がって来ます(天頂パスの場合)これもドイツのMikeさんのSatBlogにZ軸の磁界変化グラフが載っていましたが、そのグラフのようにスピンしていると思いました◆SSTVを降ろしていた時とちょっと違うと思うのは、FMのキャリアーが連続で出ていることです。連続で出ていますので、信号強度が最大になるように周波数を合わせるのに都合の良い状態です◆公表されているWe Wishからの電波形式は3つあります①500HA1A:これは500HzのCWですが、現状「机を叩いてモールス符号を送っている」のと同じ状態です。それでもCWとして判断は可能ですが電波形式で言えば「F1A」になってしまっていると思っています。②30K0F2D(衛星ステータス)これが2400bpsFSK HK Telemetryです。A1Aの後にこれを送出しています③30K0F3F これがSSTVですが現在停波しています◆30Kは帯域30kHzを現しています「F2D」のFは「角度変調の周波数変調」2は「デジタル信号である単一チャンネルのもので、変調のための副搬送波を使用するもの」Dは「データ伝送、遠隔測定または遠隔指令」◆F3Fの3は「アナログ信号である単一チャンネルのもの」Fは「テレビジョン(映像に限る)」◆これらの「電波形式の表記」は「電波法施行規則第4条の2」で定められていますが、このように整理し、そのまま読み取れば、電波の様子が明解です。