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日曜特集
【諸外国の追尾ソフト】外国のサテライターはどんな衛星追尾ソフトを使っているのでしょうか。Ham Radio Deluxe、NOVA for WINDOWSとかSatPC32などのほか、数多くあると思います。「SatPC32」は良さそうなので、使って見ようと思ったことがありますが、問題はアンテナコントロールをどうするかでした。使っても良いのですが「待てよ」と二の足を踏んでしまったのも「アンテナコントロールが出来なくては使っても意味がない」という点でした。実際に使っていないので想像ですが、このソフトはアンテナコントロールにRS-232Cのシリアルポートを使う方法ではないかと思います。だとすると、RS-232Cで使うインターフェースを用意すれば良いことになります◆Webサイトで探すとRS-232Cで使うインターフェースがありました。FOX Delta社の「ST2-RS232」です(USBで使うのもあり)ローテーターはYAESUのG-5500が使えることになっています ◆SatPC32のHPを見ると「DDESat32」というのがあって、これがアンテナコントロールプログラムだと思います。これを本体と同時に動かしてインターフェースとの中継を行う仕組みになっているはずです。PC+SatPC32+DDESat32→FoxST-2→ローテーターという流れです。たぶんHam Radio Deluxeも同じになっているでしょう◆結論を言えば、シリアルポートで使うインターフェースを用意しておけば「外国製衛星追尾ソフトでアンテナコントロールができる」ということになります◆しかしながらDDEはいささか古いのです。今だったら「ActiveX」でしょう。なぜSatPC32がDDEを使っているか定かではありませんが、問題なく動くのであれば、それはそれで良いのではありますが…。【DDE→OLE→ActiveX】古くはDDE(Dynamic Data Exchange)今はActiveX ActiveXはOLE(Object Linking and Embedding)の名称が改められたもの。ポイント「アプリケーションソフトに機能を追加するのに利用される」◆噛み砕いて言いますとつまり、衛星追尾ソフトにアンテナコントロール機能を追加するということ、今ならActiveXを使うところをなぜか「SatPC32」では「古いDDEを使っている」ということです。
10:20のFO-29 ■交信(CW)JA3PXH (SSB)JR3BOT ★2,150Hz