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20:23のFO-29 ■受信(CW)JR3BOT JH1QKG JH4UCM ★1,900Hz
【Plume】「Plumes」羽毛、もくもくと立ち昇る煙『高度に電離した排気プルームにより、RF通信のデッドゾーンを作り出してしまう危険性がある』本当にまだまだ宇宙空間には分からないことが多いようです◆宇宙空間で車の点火プラグのように火花を散らすと、それは推進力に使えることが知られています。電気推進、電子プラズマ、ETと表現されます。ところが前述のように、宇宙空間でプラズマを発生させると、その周辺に一種の電離層(排気プルーム)が出来、それが高周波通信の障害物になってしまう危険性があるとのことです◆Space Plasma Experiment "SHADOW"はその手がかりを調べる実験のようです。宇宙空間で(ISSから)プラズマを発生させ、同時にBeacon(145.825MHz)を発射して、その電波の不感地帯(Shadow)が起きるかどうかを調べようとするもののようです◆ETはたいへん有用な代わりに衛星との通信の障害を発生させてしまう代償をはらんでいることになり、研究の結果を見極めない限り、実用段階へは進めないということでしょう。