●本日午前7時快晴-1.1℃
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【DANDE】この衛星のBeaconが止まったのは1月11日のことですが、それ以来止まったままのようです。JA0CAWさんのBlogに英文で紹介されているように、地上管制局は「完全日照になる時に変化が起こるかもしれない」と一縷の望みを持っているようです◆いずれにしても手塩にかけた衛星が音信不通状態になってしまっては、関係者の心痛は相当なものでしょう◆宇宙空間へ放り出してしまったものは、まだまだ「完璧に動く」という保証がどこにもないのが現状なのかも知れません。
【FUNcube-1】これまたJA0CAWさんのBlogにあるように、この衛星のTelemetry受信レポートをした局が管制局により紹介されています。JA12局。これはいわゆるレポートをしてくれた局への感謝の印なのでしょう。せめてもの励みにしたいものです◆この衛星は学生への教育目的の肝入りです。日本で言うお年玉ぐらいのお金で買えるFUNcube Dongle「FCD」無料ソフトのSDRを使って衛星のTelemetryを受信出来る訳で、当のイギリスの学生たちの様子はどんなものなんでしょう。知るすべもありませんが…。
【Delfi-n3Xt】この衛星のTelemetryを受信、デコードすると「DUDe」というダッシュボードにより、ただちに地上管制局のサーバーにデータが送られる仕組みになっています。集約結果は5分毎に更新されて公開されています。ただ、サーバーへのインターネット回線経路による遅延によるものと思われますが、正しい数がアップされないようです。実際の数の3分の1とのことです。ヨーロッパではそのままのようです◆レポート局の一覧の中にはCallsignでないものが3つ程見受けられます。アマチュア局の免許がなくても当然ことながら、衛星からの信号を受信してレポートすることは出来る訳です◆人工衛星からの信号を受信する面白さを青少年に普及させたいものです◆私の家には、時々孫が遊びに来て、シャックに入り込みます。衛星からの信号を受信している時などにも出くわします「何してるの?」そんな時にはCALSAT32の画面を見ながら「人工衛星というのが、今ここを飛んでいるんだよ…」そうとう不思議がります。
【FOX-1】そうですよね、もうそろそろFOX-1の話題が出て来ても良い頃です。FUNcube-1のアナログトランスポンダーが大成功なのですから。AMSAT-BBによるとFOX-1の精密ペーパーモデルが「AMSATShopで買えるよ」と紹介があります。25ドル。1ドル104円として2,600円ほとんど開発費への寄付のようですが、どうしましょう。
※昨日書かなかった分、遅くまで書いている本日であります。