●本日午前7時快晴13.0℃ ようやくはっきりした天気になりました。
【衛星通信先端】アマチュア無線にも様々な分野があることはご承知のとおりですが、その先端はどうなっているでしょうか。衛星通信の先端キーワードは「月」であると思えます◆中国の宇宙機「DSLWP-B」が月と地球の画像を撮影し、アマチュア無線の周波数で画像を地球に送ってくる。そんなことが出来る時代となりました◆DSLWP-Bは、現在月の衛星として357㎞×13,704㎞の楕円軌道を飛翔しています。この衛星は、非常に長い波長の電波(1~30メートルの波長)で、恒星や銀河からの電波を研究することが目的の一つです。これらの電波は、地球で観測しようとすると大気によって遮断される場合があったり、人為的な電波干渉があるので月で観測するのが最適な訳です。出来れば月の裏側で観測したいと考えているようです◆10月10日この衛星の主任技術者BG2BHC Weiさんが設計した撮影コマンドをドイツのDK5LA Reinhard KuehnさんがそのEME設備を使って送信し、月と地球の画像撮影に成功しました。ドイツ、ラトビア、北アメリカ、オランダのアマチュア無線家が地球に向けて送られた画像を受信したとされていますが、詳しくは「Imaging the Earth from Luner orbit」に記述されています。この記事の出典もこのサイトです。
【月からの信号を捉える】画像の受信はハードルが高いですが、そうでない月からの信号を捉えることができます。私たちが通常使っている衛星通信用のアンテナで可能です。それはDSLWP-Bが送信する「WSJT JT4G」という信号です。週末を中心に「DSLWP-B UHF Test」としてスケジュールが組まれてTelemetryが送られて来ます。アンテナは月の方向に向ける訳ですから、日本で月が見える時間にスケジュールが組まれないとだめです。明日21日(日)22:30~24:30まで日本で月が見える時間にスケジュールが組まれています。当Blogも受信を試みる予定です。
◆無線局免許申請「附属装置諸元」JT-4記載内容(受信だけなら申請いらない)
【JT-4】
方 式 4FSK
通信速度 4.375ボー
周波数偏移幅/占有周波数帯域幅(A~G)
4.375Hz/17.5Hz 8.75Hz/35Hz 17.5Hz/70Hz
39.375Hz/157.5Hz 78.75Hz/315Hz 157.5Hz/630Hz
315.0Hz/1,260Hz
符合構成 WSJT JT4
電波形式 F1D
【鉄道模型】この趣味も根強い人気があるようです。ある地区の文化祭で鉄道模型愛好会が運転会をやっていました◆N-Gauge 軌間9㎜ 1/150◆さいたま市(大宮区)にある「埼玉鉄道博物館」と京都にある京都鉄道博物館、まだ行ったことがないので一度は行きたいと思っています。
【AO-92】「Fox-1D」21:56 ■交信(FM:Tone67.0Hz)JA3FWT JR6DI ■受信(Call)JR6RMK 7J1ADJ/JR6 ◆Payloads:71