●本日午前7時晴れ25.5℃ 湿度が高く蒸し暑い朝です。ニイニイゼミが鳴いています。
◆ 18:30 ヒグラシが鳴いていました。夏の夕方の雰囲気です。
【NOAA-15】07:14~◇137.620 MHz 日本列島雲が多い
【FO-29】厳密には、明日から全日照ですが、電源状態が良く、UVC(下限電圧制御)が働かない(下限電圧にならない)ので、事実上連続ONのようです。
【FO-29】17:08 V/U Linear ■交信(SSB)JA3IKC JA3FWT
【FO-29とRS-44が同時飛来】↑「面白いことが起きていました」◆ 同時飛来と言っても2分差なのですが、JA2NLT齊藤さんが同時に2つの衛星にアクセス出来ていました。齊藤さんの場合、シャープでなくブロードなビームアンテナで追っていることの成せる技だと思えます。シャープなアンテナだと上がらない、追いきれないことが考えられます。私がFO-29を聞いていると齊藤さんのCQが聞こえました。呼んでも応答がありません。いつもなら合わせて呼べばだいたい一発で応答があります。そのうち「CQ アールエス フォーフォー」と聞こえました。私は同時飛来が分かっていたので、咄嗟に「そうか、RS-44の周波数で上げているのだ。上がってしまっているのだ」と閃きました。両衛星の周波数を改めてチェックすると同時アクセスがあり得ることが分かりました。そんなことから私はFO-29とRS-44を同じ衛星グループにして追うことにしました◆齊藤さんがRS-44で交信したとしているJK4DHT局、JR6UEK局はFO-29の周波数帯では聞こえませんでした。この2局は云わば、ビームがシャープでFO-29にビームが向いていなかったことが考えられます。
◆ 今後、同時飛来もあるはずですが、そんな時、上記の「からくり」を使って何か変わったことが出来るかもしれないと思っています。今のところ閃きませんが…。あっそうそうQRVする時、衛星名を言った方がいいです。今回、斎藤さんが衛星名を言ってQRVしていたのでこのからくりに気が付いた次第です。
【FO-29】18:53 V/U Linear ■交信(SSB)DU9JJY ■受信(CW)JO1LVZ ★1,340Hz~1,430Hz(SSB)
◆ 常に使えるようになって、通信も大事ですが、まず衛星の健康状態を知ることも大事。JA0CAW佐藤さんは今朝08:49低仰角のパスを追ってBeaconを4つ取得して健康状態を把握したようです。私はこのパスで、通信が終わってからパスの余りの時間にBeaconを追って、直接筆記で1行だけ取得、この次本気で取得します◆たった1行でも、見る限り概ね健康のようです。
【RS-44】19:04 V/U Linear ■交信(SSB)JR5FGP JA3IKC JK2XXK(⇦Cross mode His CW) ■受信(SSB)JH1MKU (CW)JG6CDH ★-380Hz(SSB)
◆ ↑ このパス、JA3IKC東口さんとの交信では、お互い受信固定で、東口さんもループがちゃんと取れているようで、周波数がピタリ合っていて、単信式でやっているような気持ちの良い交信でした。このような交信方法は工夫すれば幾らでも出来るはずです。衛星が滞在中ずっとまるで単信式のように交信を続けられるはずなのです。Linear衛星の運用で目指すべきところはこの辺です。埼玉と奈良では二点間ドップラー差異も無いようです。