●本日午前7時暴風雨16.3℃
◆台風26号関東地方を直撃 朝の交通乱れる 風速30m/s以上 アンテナ無事
●本日午前7時暴風雨16.3℃
◆台風26号関東地方を直撃 朝の交通乱れる 風速30m/s以上 アンテナ無事
●本日午前7時快晴14.2℃ 冷え込みました。
● At 07:00AM JST Very fine sunny14.2℃ Getting cool air now
【宇宙ゴミ】セレストラックの「最近30日以内打上げ物」を見ると、CUSATとDANDEの軌道要素が確定したようです。軌道要素の確定には打上げから12日かかったことになります。おどろいたことに「FALCON 9 DEB」と表記されているTLEが10個もあり、DEBですから「宇宙ゴミ」のことだと思います。FALCONロケット打上げに際し、10個ものデブリが出てしまったということですから、素人が考えても困った問題と思えてなりません◆DANDEのHPは更新されず、初期対応が終わって疲れてしまったようです◆「最近30日以内打上げ物」の「物」は「衛星」としたいところですが、上記のとおり必ずしも「衛星」ばかりではないので「物」と表現しました。宇宙にはおびただしい数の「訳のわからない物」が飛んでいるようです。
●本日午前7時晴れ18.5℃
17:31のSO-50 ■交信JH4MGU JM3DUR JA4VGA JA1AZR ■受信JA6FCL Tone67.0Hz
●本日午前7時雨20.0℃
【DANDE】06:57 信号は強力でした。更新された10月10日現在のTLE Object-Cを使いました。ピタリと合っています◆画像CALSAT32のレーダーチャートの所に白で「←差あり」と表記しましたが、OBJECT-Cでピタリ合っているとすると、紫のチャートは10月9日14:26′49″UTC現在のTLE(OBJECT-A)ですので、OBJECT-Aを使うとこれくらいの差が出てしまうということです。
【偏波の一致について】電磁波の性質から来るアンテナの理論上「偏波」は昔から重要なファクター(要因)のようです。JA1CPA中村さんの「Wave日記」から引用して紹介します。◆『アンテナを、それなりにゲインの有る右旋円偏波にして使っていますが、チョット気付いたことがあります。それは、FO-29の南下オービットはAOSから仰角50°ぐらいまでは信号が弱く、3~5秒の一定した周期のQSBが有ります(ビーコンも同じです) 仰角60°ぐらいからMEL、LOSまでは非常に強くなってQSBも無く、LOSまでしっかりとUP/DOWNします。毎回比較的安定してこのようになります。これは、FO-29が円偏波になっているためかなと思っています。つまり、FO-29と地上の偏波が「一致しないとき」と「一致した時」の差ではないかと言うことです。』◆「VO-52やSO-50ではこのような様子は観測されない」と追記がありますが、毎日のようにアナログやFM衛星を追っているサテライターは直感的に何かがあるということ、つまり「偏波」の不思議を感じているのではないかと思います◆「偏波」もまだまだ「研究の余地」ありと言ったところでしょうか【余話】2.4GHzの11Element八木アンテナを自作し、それをドレークのコンバーターに直付けして手持ちでAO-51からの信号を受信したことがあります。手に持ちながらアンテナの偏波面を回すと確実に信号強度が変化するのが分かりました。文字通り「手触り」で偏波が実感出来たのでした。画像は2010年5月17日のもの
●本日午前7時曇り19.7℃
【FO-29から聞こえたデジタル信号】
◇ポール「この間、FO-29からデジタル信号が聞こえたよ。ダウンの周波数は435.860ないし436.865MHzあたりだったから、ドップラーを考慮して、アップの周波数は145.940MHzと思えるんだ」◇ボブ「これは単なる空想だけど、衛星を介して電波の発信源が突き止められたらすごいだろうね。ドップラーから逆算する方法や、電波形式の分析など、研究すれば可能性はあると思うよ」◇ポール「明らかにPSK31ではなかった気がするんだ、今度聞こえたら録音をアップするよ」◇ステファン「以前、FO-29で多くの人がPSK31を使って見たことがあるんだ。信号をウォーターフォールで確認すれば分かると思うんだがなぁー」◆北米での話しです。拡大意訳【感想】ボブさんことW4APR局は、APRSの開発者ですが、言っちゃあ何ですがこの人の英語はひどい。とても翻訳出来たものではない。学者ですから独特のキャラクターをお持ちなのでしょうが、万人に分かりやすい美しい英語を使ってもらいたいものです。それはそれとして「電波の発信源が分かる」システムを確立しようとした人であることには違いありません◇ボブさんの頭は普通の人には想像のつかない思考構造になっていて、常にとてつもないことを考えているようです。昨年の金星太陽面通過の時、来日しましたが「観測点の違いによる何か」を究明しようとしていたのだと思います。日本のAPRS取り組みの第一人者であるJF1AJE松澤さんもボブさんと会いたかったようですが、とうとう会えなかったとのこと。