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【TIGRISAT】08:23
【UKube-1】12:57 Linear Transponder動作確認 ★12.97kHz
◆↑現在、SSBないしCWを使った衛星通信が出来る状態の衛星ですが、そんなに違和感がなく、どことなく親しみの沸く衛星と思ったら、打ち上げ直後ずっとCW Beaconを追いかけた衛星なのでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/20/e5/0a70c19d5d323edf71e4b5dc2be4a5b7_s.jpg)
【DDE Tracking Client*】これは、SDRSharpの「後付けプラグイン」の一つです。標準では付いていません。衛星追尾ソフトのDDEから情報を得て、SDRSharpの周波数をドップラーコントロールするツールです◆画像は「Meteor-M N2」なっていますが、Meteor-M N2の場合はドップラーコントロールする必要はないので、あくまで動作することを確認した一例です◆Optionsを開くと衛星追尾ソフトは3つ選択することが出来ます。すなわち①WxTrack②SatPC32③Orbitron◆選択するソフトになぜ「CALSAT32」がないのでしょう。もちろんCALSAT32は日本製だからですが、連携させることは出来るでしょう。CALSAT32のメニューバーに「コントロール」があり、その中の「外部出力インターフェース」が「DDEインターフェース」であるとCALSAT32のHPで説明されています。DDE Tracking ClientのOptionsのところに組み込む方法は、そんなに難しくないはずですが、いずれにしてもSDRSharpの作者ならば出来るでしょう◆それはそれとして「Meteor-M N2」はなぜドップラーコントロールが必要ないかと言いますと「QSPK Demodulatorが位相コントロールして、周波数のドップラー変化を吸収している」と見立てているのですが、これは何とも言えません。SDRSharpの周波数が全く変わらないままで、画像が受信出来ていることは確かです◆②WxTrackでの動作確認は、2015.5.6の当Blogで記事にしています。
【もう一つの視点】↑上記に関連して…。CALSAT32を使ってアンテナとリグをコントロールして衛星通信をします。この時、受信アンテナをもう1本用意して、CALSAT32のDDEでコントロールしているSDRSharpに繋ぎます。衛星通信をしながら、SDRSharpでも信号を同時受信(解析・録音etc.)するようにしたらどうでしょう。すなわち「1波並列受信」
【もう一つの視点②】結局、前記三つのトラッキングソフトでアンテナ、リグコントロールしている場合は、SDRSharpを並列で使うことにより、アンテナさえ別に用意すれば「1波並列受信」は可能ということだと思います◆丁度「UKube-1」が飛来。CALSAT32のHPに何かあったと思ったら、DDEを使った方位仰角表示ツールがありましたので、それを使って見ました◆この方位仰角表示ツールは「Visual BASIC(6.0)で作成したDDEコントロールを使うための例」と言うことです「いろいろな使い方が出来るはずなので試していただきたい」と作者の相田さんは提唱しています(詳しくはCALSAT32のHP参照)
【用語解説】(CALSAT32のHPから)DDE(Dynamic Data Exchange)はWindowsのプログラム間でデータを交換するための方法の一つで、実行速度は遅いものの簡単なプログラミングで実現することが出来る。