まだアミアンの大聖堂内には入れなかったので、いったん離れます。
街中から大聖堂のファサードを撮っていました。
アミアンの大聖堂のファサードは、他のフランスで見たそれに比べ実に白かったのが印象的でした。
大改修直後の姫路城が白鷺城ならぬ白すぎ城と呼ばれていたのを思い出します。
このアミアンの大聖堂も、背景の白に溶け込むような感じでした。
ただ、どうしても大気汚染や雨のせいで、輝くような白さも時とともに薄れてしまいます。
大聖堂という歴史的建造物の近くの街並みもこの写真で見ることができます。
建物は白と茶系統の落ち着いた色で、表示看板は一階に小さく見られるだけです。
目立たなく、非常に落ち着いた感じで、歴史的建造物周辺にふさわしいものとなっています。
この時はコダックや富士フィルム、アートギャラリーや自動車学校などの店舗がありました。ちなみにフランスの自動車学校には、実際に車を運転するコースは無いようです。
ただ、最近のグーグルマップで見ると、表示はそれなりに大きくなっていたようです。
この写真を撮った20年前と規制が変わったのか、あるいは単にこの写真の写っている範囲や角度によるだけなのかはよくわかりません。
とにかく、歴史的建造物を極力損なわない街並みを造ってほしいものだなあと、思ってしまいます。