ストラスブール中央駅の今昔です。
一枚目は2000年に撮ったもので、二枚目が現在の姿です。
もともとこの駅は1889年、ドイツ帝国時代に建設されました。
そして2007年にファサードの前面にガラス張りの覆いがつくられました。
「国境で読み解くヨーロッパ」では、TGVの乗り入れに伴い、ドイツとつながっていた過去を消したかったのでは、という邪推をしていましたが、本当のところはどうなのでしょう。
まあ、古さを残しながら、新しさを演出する、という点では、このような改築は理想的な方法だったかもしれません。