アイルランドのモナスターボイスに到着しました。
まず画像の、円塔(ラウンドタワー)です。
これはアイルランド独特の建造物ですが、この塔体が残っているのは全島で65だけ(跡が残っているのは25)です。
これは何のためにつくられたかというと、説としては
・鐘楼
・外敵の掠奪的攻撃を受けた際の、聖職者の避難の場や聖器、財宝を移す場
・物見櫓
・信号塔
とありますが
鐘楼としては高すぎて、
防御および避難用としては高さも広さも足りない、ような感じです。
ただヴァイキングの攻撃はヒット・アンド・ラン的の短いものだったため、これで足りたのかもしれません。
(アイルランド歴史紀行 高橋哲雄 著 から引用しました)