いよいよトゥール滞在最後の日になった。
この日は城には行かず、のんびりトゥールの街をさまよう。
晴男の魔力もここまで。この日は11月らしい霧の日だった。
まあそれはそれで風情があってよかった。
まず旧市街に行く。
木組みの家に囲まれた広場に行く。
日曜の朝だけあってがらんとしている。広場にしつらえたオープンカフェには誰も座っていない。
ただしっかり防寒服を着込んだ親子がたたずんでいる。
父親は黒、母と小さな娘は赤い服だった。
次にジェマイユ美術館に行く。
これは色ガラスによる芸術作品で、有名な絵画をこの手法でコピーしていた。
「ガラスと光の芸術」と称していた。
中庭のようなところにある入り口から入ると、猫を抱いたマダムが出迎えてくれた。
彼女が美輪明宏だったとしても不思議ではないような雰囲気だ。
作品だけでなく、ビデオでジェマイユについての解説もしてくれていた。
ここには地下室もある。12世紀のチャペルの跡らしい。
一旦外に出て、鍵を開けて中に入り、階段を下りていく。
白いレンガ造りの部屋だ。
暗い中、ルオーの作品をアレンジしたものなどを鑑賞する。
この日は城には行かず、のんびりトゥールの街をさまよう。
晴男の魔力もここまで。この日は11月らしい霧の日だった。
まあそれはそれで風情があってよかった。
まず旧市街に行く。
木組みの家に囲まれた広場に行く。
日曜の朝だけあってがらんとしている。広場にしつらえたオープンカフェには誰も座っていない。
ただしっかり防寒服を着込んだ親子がたたずんでいる。
父親は黒、母と小さな娘は赤い服だった。
次にジェマイユ美術館に行く。
これは色ガラスによる芸術作品で、有名な絵画をこの手法でコピーしていた。
「ガラスと光の芸術」と称していた。
中庭のようなところにある入り口から入ると、猫を抱いたマダムが出迎えてくれた。
彼女が美輪明宏だったとしても不思議ではないような雰囲気だ。
作品だけでなく、ビデオでジェマイユについての解説もしてくれていた。
ここには地下室もある。12世紀のチャペルの跡らしい。
一旦外に出て、鍵を開けて中に入り、階段を下りていく。
白いレンガ造りの部屋だ。
暗い中、ルオーの作品をアレンジしたものなどを鑑賞する。