讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

CDラジカセ「CFD-W57」SONY(株)

2023-12-09 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 こないだ、SONY社CDラジカセの中古を手に入れたのである。型番はCFD-W57で、CD+カセット再生+カセット録音再生(ダブルカセット)+FM/AMラジオの機能があります。


 この機種はカセットテープの高速ダビング機能が付いており、エアチェックなどで録音した音源を他のテープにコピーすることができる。エアチェックというのは、FMラジオで流れる音楽などをカセットテープに録音して個人で楽しむことです。かつては、FM番組に特化したFM-fan(他にもあり)という雑誌が販売されていて、好みの曲がかかる時間にカセットテープで録音するということが流行っていた。

 ナレーションが入ったり曲の頭出し時の録音に失敗することもあるので、ちょっと金持ちのマニアはオープンテープデッキで番組を丸ごと録音し、曲の部分だけを切り出すということもやっていた。

 またレコードは高価で、物理的に針を落として聞く方式なので、聞くたびに少しずつ音が劣化していく運命です。何十回も再生したレコードは文字通り擦り切れていき、音質が劣化することもありました。それを防止するために、レコードを購入したらカセットテープに録音し、通常はテープを再生して楽しんでいたということもありました。

 やがてCD(コンパクトディスク)が出現し、CDの円盤は物理的に針で溝をトレースしないため、劣化を気にすることなく再生できるようになったのは有難かったです。大型のラジカセが流行し、大手メーカーから次々に新機種が発売されました。若者は屋外で使う場合も多く、H宿などではラジカセを大音量で鳴らし、集団で踊るということも流行りました。また、海やキャンプなどでも使われたでしょう。そういう使い方が想定されるため、ほとんどの機種では乾電池でも動作するようになっています。

 最近は、こういう日本のメーカーが力を入れて作った大型のラジカセを見る機会も減り、販売しているものはC国メーカーCDタイプ(もうカセットは絶滅危惧種でしょうから)のお安いものが多いような気がします。この個体はどういう歴史を経ていたかは不明ですが、外観は埃が多く付着していたので、何年も使われていなかったのでしょう。製造年は2002年(H14年)の中国製です。(この時代は日本メーカーといえど、すでに中国製になっていた)

 まず、外観を掃除して機能チェックを行います。タバコ臭が若干するので、喫煙者が所持していたのでしょう。

【CD編】
・トレーは動作するが、CDを認識しません。CDが回転していないのかもしれません。⇒機能NG

【カセットテープ編】
 かつて多く所持していたカセットテープはほとんど処分しており、かろうじて数本のみ発掘されたものを使いました。
・両ユニットとも再生可能
・両ユニットとも早送り・巻き戻しは不可(回転しない)

【ラジオ編】
・AMラジオ⇒問題なし
・FMラジオ アナログTVの1~3CH対応だったので、76MHz~108MHzまでカバーする。これは、拡張FM帯にも対応しているのでラッキーだ。モノラル受信時はノイズなしなのだが、ステレオ受信にするとサーっというノイズが気になる。受信電界強度が十分ではないようなので窓際に置いてあるが、外部アンテナ端子があると有難い。

・メモリはAM/FM共に10CHずつ(計20CH)プリセットできるので、必要十分である。
・スリープ設定・目覚まし設定ができる。

【総合編】
・バックアップは、単三電池4本をセットする。(写真は、単三電池のセットを間違ってますね。きちんと方向を合わせないとバックアップしてくれません)

・メインの電源はAC100Vのほか、単一乾電池8本収容可能。DC12Vでも動作するとは思うのだが、DC12V入力端子はない。

・AM用アンテナは内蔵のバーアンテナ、FM用は85cmのロッドアンテナなので、そこそこ感度はいい。折れ・曲がりなし。
・SPが大きいので、音はいい。FMは左右の分離もいいし、低域から高域まで良い音で鳴る。正面にMEGABASSと書いてあり、これが売りになっている。MEGABASSのSWをONにすると低音をブーストするので、小型のコンポくらいの迫力がある。(内蔵の8cmSPx2、出力4.5W+4.5W)

・音の味付けとして「ロック・ポップ・ライブ・ボーカル」があるので、好みを選択するといいでしょう。
・外部入力端子・外部アンテナ端子は無いのが、ちょっと惜しい。(当時の開発コンセプトでは不要との判断でしょう)

・外部マイク端子がある。CDやカセットテープの音楽とミキシングできるのだろう。(動作未確認)
・ブルートゥース機能はない。(発売年を考えれば当然である)

 ということで、主な使い道はFMラジオの視聴になります。外部入力端子が無くCDの再生が不可ということは、結構致命的ではあります。しかしながらFMラジオが超いい音で鳴るので、愛用しております。

 そういえば、むかし車でCDを聞くために買った、FMトランスミッターがあったことを思い出した。当時乗っていた車にはFM/AMラジオしかなかったので、可搬型CDプレーヤーを買ってFMラジオに飛ばしていた。量販店などで売られているFMトランスミッターは商用の放送波とかぶらないように、数チャンネル選択できる機能がある。だいたい88MHzから上の周波数で、放送局があまりない周波数を使うものが多かった。結構流行っていたので、たまにすれ違う車と周波数がかぶって、混信になったりしたこともあった。「おー、そんな曲を聴いているのか・・・みたいな」すぐに離れていくので、実害はほぼありませんでした。ジャンク箱を探してみたら、ありました。DC12Vさえあれば家でも使えるので安定化電源に接続すると動作します。これで、パソコンのイヤホンジャックから音源をとり、ネットラジオを楽しむという使い方もできます。


 こういう日本メーカーが力を入れて製造した(C国製だが)大型ラジカセはもう絶滅危惧種になっているとは思いますが、なんとなく好きなので大事にしていこうと思います。
 
 SONY CFD-W57 2002年(H14年製) オープン価格なので、いろいろ調べましたが平均売価不明。
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【FM受信の改善】
 FMの電界強度がいまいち上がらがず、ステレオにするとサーっというノイズが気になります。付属のロッドアンテナは85cmあり、FM帯周波数の1/4波長に近いためこれ以上の効率アップは難しいです。室内に置いた状態で、仮にビニール被覆線で実効長を伸ばしてみましたが、改善はみられませんでした。

 そこで、ビニール被覆線を外に出してみることにしました。線の端は取り外しが容易なように、洗濯ばさみを使います。(写真上側のワイヤーは、真空管AMラジオ用です)


 ラジカセ側は、小型のワニ口クリップで挟みます。これで十分な入力を確保できるようになり、サーというノイズは気にならない程度に軽減されました。また、本来視聴エリア外のNBC放送鳥栖中継所の電波も、モノラルだと受信できるようになりました。(ステレオだと、さすがにノイズが多く厳しい)


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【昔話】
 もう40年以上昔の話ですが、FMチューナーはアナログ式ダイヤルで、バリコンをくるまる回す方式でした。T京に住んでいたころ、いつものようにチューニングをとっていたところ、見慣れない周波数で聞きなれない放送局がありました。音楽がかかっていたりするのですが、DJが素人っぽいです。数か月聞いていたら、さらに違う素人っぽい局を発見しました。なんだこれは?

 面白がって聞いていたら、放送局(?)どうしが会話を始めました。お互いに相手の周波数を聞いているようで、同時通話の会話が成り立っています。なんじゃ、こりゃあああ? ずっと聞いていると、〇〇駅の伝言掲示板(携帯電話が世に出る前なので、駅にこういうサービスがあった)にリクエストを書いておくと、レコードがあればかけてくれるらしいことが分かりました。

 そうです、UC(不法無線局)局ですね。個人で勝手に無線局を開設して、放送している局でした。しかし、かなり広範囲に飛んでいるようで、ちゃんとステレオで送信されています。かなりの技術の持ち主と思われます。

 さすがにリクエストはしませんでしたが、面白いので夜な夜な聞いていました。ある時、どちらの局も停波したのでどうしたのかな?と思ったら、勝手にFM放送局を開設した人が検挙されたという新聞記事がありました。それによると自作の送信機で屋根の上に八木アンテナを建て、放送をしていたそうです。結構高台の民家だったらしく、サービスエリア(というのか?)は広かったようです。

 今だったら総合通信局のDEURASシステム(不法電波監視システム)で簡単に捕獲されてしまうでしょう。当時の無線雑誌には、輸出用CB機(輸出先では合法だが、国内使用不可)や、FM放送帯で送信できるモジュールなどのキワモノも普通に広告が出ており、結構おおらかな時代でした。

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 追記

 一応ばらして、中身を確認してみました。あわよくば、CDプレーヤーが直るかなと思った次第です。木ネジが使われており、柄の長いプラスドライバーが必要です。ネジは、分かりにくい場所に隠れているものもあります。

 ここは分かりやすいが、奥まっている。

 電池ボックスも開けましょう。

 

 試行錯誤しながらネジを見つけていきます。力づくで全面パネルを引っ張ってはいけません。全部のネジを外すと、全面パネルが簡単に外れます。コネクタで接続されているので、注意深く取り外します。

 

 CDユニットを、前面に引き出します。切れやすいゴムベルトは大丈夫です。レンズを磨いてみましたが、NoDisk変わらずで諦めました。分解した逆の順序で組み立てます。

 

 CDユニットは、リボンケーブルでメイン基板と接続されていますが、抜き差しを繰り返すとケーブル側の接点が劣化して接触不良が発生します。接触不良の場合は、以下の症状が発生する場合があります。

・ファンクションキーなどが効かなくなり、フリーズ状態となる。(電源ケーブル抜き差しで復旧する場合もある)

 

 どうせCDユニットは故障しているので、リボンケーブルを外してしまうと以下の症状が発生する場合があります。

・電源ON後、液晶パネルにOPEN⇒CLOSE⇒OPENと表示される。(3回の表示後、正常に戻る)CDユニットは切り離されているので、実際に動作はしない。また、ラジオにしておくと、OPEN等の表示中も途切れなく鳴っているので実害はないが、表示がうざったい。

・電源を切る時、数秒かかる。正常な状態だと、すぐに切れる。

 

 という、ちょっといやな動きをするので、リボンケーブルの傷みを、精密ドライバーや爪を使って注意深く修復し、細心の注意を払い挿し直したら直りました。故障したCDユニットは、そのまま実装していた方が良いようです。

 おしまい

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中華製簡易シグナルジェネレーターキット_XR2206の製作

2023-12-03 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 こなだ密林(仮称)を見ていたら、中華製の簡易シグナルジェネレーターキット(SG)が、C国発送料込みで799円という破格値で売られていた。口コミを見ると、いろいろと難はあるらしいが、とりあえず動作はするようだ。中華キットにありがちな、組み立てや使用説明書がない、日本語マニュアルがないというのは気にしないことだ。また、ある程度、部品の知識や回路図が理解できないと、完成は難しいかもしれない。

 ということで、購入・組み立ては完全自己責任です。密林(仮称)で注文後、数週間ほどで到着しました。C国発の部品などは過去数回不着をくらっているのですが、今回は無事に到着しました。


 基板+部品というバラキットです。1チップICで回路は組まれていて、ICはソケットが付属しているので、はんだ付けも安心です。(熱でICを壊す確率が、格段に減る)


 英語の説明書が添付されてますが、文字が小さく印刷が不鮮明で、かつ文字つぶれがあり判断が困難です。(一例として、6だか8だか判断がつかない)←前振りです。


【製作】
 部品点数は多くはないので、組み立て自体は難しくありません。はんだブリッジと、イモはんだを注意すればいいでしょう。


 基板の四隅に下部ケース取付用の穴が開いており、ビス・ナットがあるのですが、はんだ面の部品の足等の出っ張りが考慮されておらず、ビスの長さが圧倒的に足りません。


 基板の固定は不可なので、そのまま簡易ケースを組み立てることにします。これで、内部の基板もある程度固定されるので、実用上は問題ありません。それと、C3(ケミコンの10μF)を立てて取り付けると、上部ケースに当たるので斜めに取り付ける必要があります。(後で気が付いた)


 なんなく完成かと思ったら、不具合が発生しました。周波数範囲は、付属のショートピンで設定するのですが、指定の周波数範囲と実際の範囲が異なります。

 設計上の周波数範囲(上から)
①65K - 1MHz
②3K - 65KHz
③100 - 3KHz
④10 - 100Hz
➄1 - 10Hz

 組み立て後の周波数範囲(上から)
①100 - 3KHz
②3K - 65 KHz
③65 - 1MHz
④10 - 100Hz
➄1 - 100Hz

 ん?どうして、なんでなの? ①と③が入れ替わっているようだ。

【トラブルシューティング】
①動作はするので、読み替え表を作成してそのまま使用する。
②なんとなく気持ち悪いので、回路図から追っかけていく。

 ②を選択
 部品表

 回路図


 1チップICに周辺部品を取り付けただけなので、比較的簡単な回路構成です。C4~C8が周波数範囲を決定しています。ということは、C6とC8が入れ替わっているということです。(6と読んだのが8で、8だと思ったのが6だった)

 これは、基板にも部品の番号が印字されているので、取り付け前にしっかり確認しておけば防げたミスです。(反省)組み立て自体は容易なのですが、部品が小さいので取り換えは大変です。コンデンサのみ交換するのは物理的に困難なので、DCジャックも一時的に取り外しました。

 電源はDC12Vですが付属していません。手持ちのAC/DCアダプタを使用しますが、どちらがプラス側か書いていません。多くの場合は芯線側がプラスですが、ごく一部芯線マイナスというのも存在します。回路図から追うと芯線プラスのようなので、手持ちのアダプタがそのまま使えそうです。電源スイッチがなく、動作状態が分からないので、赤色LEDを取り付けました。(ジャンクマウスからの取り外し品)


 これで完成です。

【結果】
①周波数範囲は正常になった。
②オシロで波形を見ました。

・正弦波確認です。


・三角波確認です。


・矩形波確認です。


 歪まないのは、出力4Vp-pまでです。それを超えるとピークがクリップされて歪が発生します。


 すべて正常に動作しています。

【考察】
①多少の知識があれば、組み立ては可能。間違えなければ動作する。
②周波数・出力電圧の読み取りはできない。
③VRで周波数と出力は設定するのだが、周波数は右に回すと上がる。(まあ普通)出力VRは、右に回すと下がる。(なんでやねん)
④出力4Vp-p以下だと、まあ使える。
➄突っ込見どころはあるが、この値段なので文句は言えない。
⑥測定器というジャンルではなく、お遊びトーイみたいなもの。

【利用法】
①455KHzを発信させ、AMスーパーラジオのIF調整に使う。
②1KHz程度の正弦波で、アンプの試験・調整を行う。
③別途アンプ+電鍵を接続して、モールス練習機として使う。現在、1チップ100円以下の低周波アンプICを注文しているので、それを活用してモールス練習機を作ってもいいかな。(これもC国発なのですが、今日現在到着日を過ぎてますが未着です)

 ・・みたいな
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ELECOM社製、型番不詳マイク付きステレオヘッドフォン(USBタイプ)の改造

2023-11-22 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 かれこれ10年ほど前、会社のパソコンでリモート会議をするために、自腹でマイク付きヘッドフォンを買ったのである。


 これはUSB接続をする方式だった。しかしながら、会社のパソコンのUSB端子は使用禁止ということが分かって、どうすることもできず保管していたものです。パソコンのUSB端子を使うと、USBメモリなどを接続して大量のデータが抜き取られる恐れがあるということなのでしょう。万一USB端子にデバイスを接続しても、認識されないような処置がされていました。

 イヤホン・マイクジャックに接続するタイプはOKだったので、イヤホン(これも自腹)のみ接続し、必要な場合はキーボードから文字を打つという方法をとっていました。出番が無くなってしまったマイク付きヘッドフォンは使うことなく、ジャンク箱で眠りに入ったのでした。

 最近、古いヘッドフォンのイヤーパッド交換や修理をしていて、ふとこのヘッドフォンの事を思い出した。出番のなかったヘッドフォンだが、使えるのかな?と思って、自宅のパソコンに接続してみた。

 あれ、パソコンが「最後に接続したUSBデバイスが認識されない」とか言うのである。Windows7でも、Windows10でも認識されません。なんで、どうして? ドライバーが必要なのか?

 ELECOMのHPを見てみましたが、型番が不明なのでドライバーの探しようがありません。買った時のパッケージが取説があれば分かるのでしょうか、生憎どちらも保存していません。再度ヘッドフォンを調べてみても、型番らしきものは一切ありません。

 さて、困ったな。一度も使わないのに廃棄処分か・・(それはもったいない)

 マイクは使うことがないので、ヘッドフォン機能だけでも生かせないかな? まず、USB(オス側)をカットして、ステレオミニプラグに交換することを考えました。

 うわっ、めっちゃ細い線が数本あるような、無いような。テスターで当たってみましたが、今一歩良く分かりません。線が細すぎて、これでは、改造しての再配線は困難です。白い線だけ太いのですが、何だか分かりません。ヘッドフォンのSPとは接続されていないということは分かりました。後日拡大鏡で見てみると、その線の中に極細の線が複数あるような、無いような(よく分かりません)


 もうだめかぁ・・ 一度はゴミ箱へ放り込みましたが、気を取り直して再挑戦です。ケーブルの途中に、マイクをコントロールするSWとボリュームがあるので、そこをばらします。基板には、LROという記号が書いてあります。これだ! (たぶんだけど) 

 Lチャンネル+Rチャンネル+共通グラウンドだろうという目星をつけて、手持ちの3芯ケーブルを接続します。(本来ならシールド線が望ましい)


 マイクスイッチ部分は、ビニールテープで補修します。ステレオミニプラグは、手持ちのものを使いました。


 テストをしたところ、首尾よくステレオで音が出ました。マイクは機能を停止しており、邪魔になるだけなのでカットします。


 一度も使うことが無かったステレオヘッドフォンが、ステレオミニプラグに改造され復活しました。音楽を聴いてみると、中から低音は出ますが、高音の伸びがいまいちのようです。もともとリモート会議用に設計されていたものと思われるので、音質については期待していなかったのですが、音楽用にもそこそこ使えます。これからは、活躍していただきましょう。

【改造部品および費用】
・3芯ケーブル 手持ちのため0円
・3極ステレオミニプラグ 手持ちのため0円(買うと220円程度)
・必要なもの はんだ、はんだ小手、ニッパ、ドライバー等の工具、テスター、ちょっとしたやる気
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【おまけ】
 最近、ヘッドフォンの記事を立て続けに書いていて思い出したのだが、一番最初に買ったヘッドフォンは「ホシデンルンルン」だったような記憶がある。秋葉原に行った時に買ったと思うが、お安くて作りも簡易だったし、音もたいして良くなかった。しかしながら、金のない学生時代にやっと買ったヘッドフォンだったので、なんとなく思い入れはあったのだが、比較的短期間で壊れてしまって廃棄しました。
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ステレオヘッドホン「HA-RX300」JVCのイヤーパッド交換及び、ちょい修理

2023-11-20 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 ヘッドフォンはいくつか所有しているのだが、このJVC社製のHA-RX300は、主に無線用に使用している。ほぼCW(電信)で使用するので、音質がどーのこーのというのは、あまり気にしていない。

 多分、10年くらい使っていると思うのだが、いつのころからか左右の音圧がアンバランスになってきたように感じる。具体的には、右の音が小さくなってきたのである。しかし、CWを集中して聞くので、効き耳である左から音が満足に出ていればこと足りていたので、あまり気にすることはなかった。

 ある時から、イヤーパッドの表面に貼っている黒いビニールがはがれるようになってきて、ヘッドフォンを使うと髪に黒いカスが付くようになった。あまり宜しくない状況ではあります。(写真は、イヤーパッドを外した状態です)


 イヤーパッドの取り付け直径は90mmなのですが、別件で買って使わなかった85mmの手持ちパッドがあるので交換してみましょう。5mmほど径が小さいのですが、なんとかなるでしょう。

 パッドを外してみると・・・「なんじゃこりゃああ!!」ドライバーユニット部分が外れてずれているではないですか。円形の枠にドライバーユニットをはめて、接着剤で付けているだけですね。(簡易な作りだ)


 右の音圧が低下しているのは、これが原因でした。よもや、ドライバーユニットが脱落しているとは夢にも思いませんでした。接着剤で付けて補修します。(接着剤だけか?)さらに脱落するようなら、ホットボンドでも使ってみます。

 イヤーパッドを交換して完了です。左右のバランスも戻り、見た目は新品同様になりました。これで、ヘッドフォンをしたときに、紙に黒いビニール辺が付着することはないでしょう。


【気になる点】
 イヤーパッドは、ぴったりした寸法のものを取り付けた方が気持ちいいが、5mm程度なら許容範囲だな。(個人の感想です)
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ステレオヘッドフォンのイヤーパッド交換「DR-45」SONY(株)

2023-11-18 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 1970年代に購入した(当時高価だった記憶がある)SONYのステレオヘッドホンDR-45を愛用していたのだが、いつもまにかイヤーパッドのスポンジが経年劣化で無くなってしまったのである。(パッド部分が完全に無くなってしまって、布部分だけが残っている)


 イヤーパッドは耳全体を覆うタイプではなく、オープンタイプです。スポンジが崩壊すると、内部のプラスチックが直接耳に当たるので痛いということと、安定が悪くなるので使っているとずれ落ちるということが発生します。そういうわけで、この20年くらいは活躍の場が無くなっていました。

 ジャンク箱に入れっぱなしにしていたのだが、こないだ別のSONY社製ヘッドフォンのイヤーパッドを交換した時「そういえば、昔買ったヘッドフォンをどこかにしまっていたな」と思い出し、探したところ発掘されました。

 おお、相変わらずイヤーパッドの部分が崩壊しており汚れがひどいです。(そりゃ、メンテをしていないからな)


 あまりにも汚いので分解掃除から行います。スポンジが崩壊して塊りになっています。内部の網の部分は完全に目詰まりしています。(汚いので写真は自粛)


 ヘッドフォンは四角の形をしていますが、純正品は当然無いので汎用品を探します。取付部分の縦の長さは85mmです。密林(仮称)で探したところ、円形の85mmがあったので注文しました。送料込み850円です。(安いな)国内初なので、2日で到着しました。(早いな)

 
 四角いヘッドフォンに丸いイヤーパッドを取り付けるので、若干の無理はある。


【結果】
①純正品は手に入らないので丸いヘッドパットを若干無理くりに取り付けたので、角の部分が若干引っ張られるようになってしまった。(もっと大きい径の方がいいようだ)
②ヘッドフォン自体は、イヤーパッドの崩壊の他、特に大きな問題はない。
③数十年ぶりに使ってみた音の感想
 ・中域から広域にかけては伸びがいい。
 ・低域があまり出ない。
 ・7年くらい前、秋葉原の量販店で購入したノーブランドのヘッドフォンの方がいい音で聞こえる。(音は好みがあります)
 ・40年以上前のヘッドフォンと、最近の技術で製造されたものを比較するのは酷と思うが、やはり技術革新は進んでいるなと思う。(低価格化と高音質化)
 ・昔のヘッドフォンの方が、良い部品やケーブルを使っているので、しっかりした製品に見える。
 ・当時ちょっと無理をして買ったヘッドフォンなので、再度使えるようになったのは純粋に嬉しい。
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 追記
 四角いパッド取り付け部分の対角線長は95mmなので、円形の95mmを追加注文しました。(四角い形状のパッドは、見つからなかった)


 対角線は95mmなので角はぴったりなのですが、サイドの部分はぶかぶかになります。しかし、通常使いでは簡単に外れることはないので、まあいいかなと思います。(中間の90mmでも良かったような気はする)
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目覚まし時計「BATTLE_4RA445」シチズンの修理

2023-11-16 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 かれこれ20年以上経つというシチズンの目覚まし時計が、動かなくなった。文字盤にはBATTLEという文字があるが、目覚ましをセットすると前面の大きなベルがけたたましく鳴動し、まるでBATTLEをしているように起きられるということだろう。(知らんけど)

 メーカー修理は不可と思いますが、もし可能だったとしても金額を考えたら、廃棄・新品購入が妥当と思います。しかし一流メーカーの時計なので、なんとか復活できないかと修理を試みました。

 とりあえずばらします。内部の構成は、ムーブメントとベル及び鳴動装置という、いたってシンプルな構造です。


【考察】
①電池ボックスの一つが固定されていない。
 ⇒木ねじの受け部分のプラスチックが経年劣化により破損している。
②長年の埃が内部に滞留している。
 ⇒一応密閉されているにもかかわらず、こんなに埃が入るのかと驚いた。故障には直接関係ないと思われるが、掃除してきれいにした。
③単二電池が2本入れるようになっている。電池は同じ方向にセットするので、もちがいいように並列接続になっているのかと思ったら、直列接続だった。(修理には関係ない)
④ムーブメントに電圧がかかっていない。
 ⇒電源系統の断線だろう。

【修理】
①片方の電池ボックスの線が外れている。(なんだ簡単だったな)


②ビニール被覆線の劣化が進んでおり、半田が全く乗らない。四苦八苦しているうちに、ムーブメントの元から切れてしまった。
 しかたないので、ムーブメントを固定しているねじを外して、少し浮かして直接半田付けすることにした。(ムーブメントを動かしたのが失敗)

③手持ちのビニール被覆線で配線完了。


④この時、針部分に負荷がかかり、針が空回りするようになった。オーマイガー! 傷口が広がったじゃないか。

➄配線をやり直した結果、一応ムーブメントは動作するようになった。しかしながら針がぶらぶらだ。(時計として機能しないな)

⑥構造を調べた結果、前面の透明保護カバーを取るしかないとの結論に達したが、容易に取れるようにはなっていない。たぶん、はまっているだけとは思うが、一度はめたら簡単に取れないようになっている。(修理は考慮されていないのだろう)

⑦直らなければ廃棄なので、小型のマイナスドライバーで無理やり力を加えてこじ開けました。右下(4時の方向)の一部が欠けてますが、ここから力を加えました。針はセットするだけで直りました。目覚まし用の針は、目的の時間で動作するように調整します。


⑧最終動作を確認した後で、保護カバーを取り付けて(はめるだけ)欠けた部分はプラモ用セメダインで補修しました。多少傷は残りましたが、廃棄するよりはいいでしょう。


⑨電池ボックスが固定されない不具合については、グルーガンで固定しました。
 これで電池が動くことはないのですが、構造上電池上部が反り返るようになっています。(当初からこういう状態です)なにが問題かというと、重い単二電池が不安定にセットされているので、少し乱暴に時計を動かしたりベル鳴動OFFボタンをたたくと、電池がずれて時計が停止することがあります。一応背部のカバーはあるのですが、知らずに止まっていることがあるので、あまり良い設計ではないように思います。


 配線用のビニール被覆線は、全体的に経年劣化によって傷んでいるので、いつまでもつかは分かりませんが、まだまだ働いてもらいましょう。構造が簡単なので、断線くらいだったら修理可能です。

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ステレオヘッドフォン「NDR-NC8」SONY(株)のイヤーパッド交換

2023-11-15 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 こないだ、SONYのヘッドフォンNDR-NC8を中古で入手したのだが、イヤーパッドが経年劣化で良くない状態だった。この製品はすでに生産中止となっており、純正の予備補修部品を入手するのは困難です。


 密林(仮称)で、当該製品のイヤーパッドを検索したところ、この型番に合うというサードパーティ品がありました。送料込みで、2,234円という商品です。(ちょっと高価だな)イヤーパッド取り付け部分は縦長の楕円形ですが、当該イヤーパッドは円形です。元々のイヤーパッドは楕円なのですが、円形でも適合するのでしょう。

 円形でいいのなら、取り付け直径(長い方)に合う80mmの互換品ならなんでも合うはずです。さらに安いものを探すと、780円(送料込み)というのを見つけました。商品写真を見る限り、NC8の適合品と謳っている商品と遜色はないようです。
 それならば格安品でいいではないかということで、80mm汎用品を注文しました。販売業者は密林のマーケットプレイスで、3日ほどで到着しました。国内発送だと思われます。


 パッドを外すのは容易ですが、はめるのは少し手間がかかります。パッドの端をヘッドフォンの溝に入れてから、少し引き伸ばし気味に残りを溝に入れていきます。あまり力を入れ過ぎて破損させないようにします。きれいにセットできました。純正品と遜色ない出来栄えです。白いイヤーパッドが入手できれば、さらに良かった。


 このヘッドフォンは、ノイズキャンセラー回路が付いているというのが売りです。これを動作させるには、単四電池1本をヘッドフォン内にセットします。ノイズキャンセラーを使わなければ、電池は不要です。


【使用感】
①音はいいが、音圧が若干低いようだ。(他の一般的なヘッドフォンと比較すると、若干音が小さく感じるが、たいした問題ではない)
②静かな部屋で聞く場合は、ノイズキャンセラーは不要。むしろ音圧の低下と高域の劣化が気になる。(屋外等で騒音の中で使用する場合は、効果があるのかもしれない)

【その他】
 イヤーパッドの取り付け直径は、パッドを外して定規で測ります。楕円の場合は、長い方で計測をしないと入らない場合があります。イヤーパッドは消耗品なので劣化しますが、たいていの物は交換可能です。自分でやれば、格安で蘇ります。(但し、自己責任です)

 SONY製ヘッドフォン NDR-NC8 購入イヤーパッド直径 80mm
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FMステレオラジオモジュール_YINYUE(中華製)

2023-11-09 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 こないだ密林を見ていたら、FMラジオモジュールなるものを見つけた。同じような商品で87MHz~108MHzの海外仕様になっているものもあるので、買う時は要注意です。これは、76~108MHzと謳っているので、従来のFM帯と拡張FM帯も含んでいて実用になりそうです。

【導入編】
①FMチューナーといえば、かつてオーディオマニアの間では定番の機器だったが、いまや絶滅危惧種になっている。数年前、ONKYOのチューナーが壊れて修理不可になった時、代替えを探したが、新品はほぼないという状況に愕然とした。探したところ、TEACのCD付きFMチューナー(PD-301)をやっと見つけた。CD部分は不要なのだが、チューナーの単独製品は皆無だった。中古はありますが、何十年もたっている物を買うのもリスクがあるのでPD-301を購入した。(これは良い機器で、従来品より感度・音質が向上しており満足いくものです)

②市売品のFMチューナーがほとんど無いという状況で、このモジュールがまともに動くかどうか興味があった。

 価格は送料込みで1,877円と格安ですが、C国発というのが少し心配ではあります。(過去に数回不着あるも、密林で返金された)注文したところ、到着予定日より早くポストに投函されました。基板のみで取り扱い説明書は一切ありません。自分でなんとかしろということです。(なので、お勧めはしません)


 そこそこの部品で構成されています。


【仕様編】
①FMはステレオ受信可能、周波数は76MHzから108MHz(必要十分)
②電源は+DC5V USB Type-B端子に接続可能。別途DC5V接続端子が基板上にあり。

③電源スイッチはないので、USBを引き抜くか別途電源スイッチを用意する必要がある。
④アンテナは基板上に半田付けする。外部アンテナを付ける場合は、別途Fコネ(メス)を準備する必要あり。(または、同軸を直結できるような端子を作る方が良い。基板直結だと強度的に不安)
⑤ケースはない(必要なら自作する)
⑥入力はステレオミニジャックである。
⑦メモリ機能はない
⑧オンボードで2W+2Wのアンプを搭載と書いてある。(未実験)

【製作編】
①電源はUSBから取ることにする。USB Type-Bは使わず故障したマウスのケーブルを流用する。テスターで調べたら、USB Type-Aの両端が+5VとGNDになっているので、2本の線のみ使用する。(メモの基板というのは、マウスの基板のこと)

②電源スイッチは別途用意する。
③外部アンテナ端子を作るために、昔のVHF/UHFの分波器を流用する。UHF側のケーブルは撤去する。必要なのはFコネ(メス側)だけなので直結にしてもいいのだが、VHF側の回路はそのまま流用した。

④当初、ケースにでも入れようかなと思ったのだが(思っただけ)、表示部の加工が面倒くさいと思いバラックで組み立てることにした。かまぼこ板2枚を接着した。
⑤基板を浮かすスペーサーは、ジャンク箱のものを流用。
⑥かまぼこ板へは、ホットボンドで接着する。(簡単加工)

 まず電源を接続し、モジュールが動作することを確認(うまく動作した)


 外部アンテナ端子を増設


 電源スイッチを取り付けて、FM放送波を受信できることを確認。出力はアンプ付きスピーカーに接続した。それなりに聞こえている。


⑦アンテナマークがあるので、信号強度が分かるのかとと思ったら、単なる飾りだった。(ずっとアンテナマークはMAXで立っている)
⑧周波数の表示部分は、周波数を変えたり音量を変える操作をした時のみ数秒青く光る。

【評価】
①普通に受信できる。
②スキャンは周波数が上がっていく方向のみ。放送波がないところでも頻繁に止まる。感度が高すぎて、混変調であちこちで放送波みたいなものを拾っている。強電界地域だと、1m程度のビニール線でいいようだ。
③アンプ付きスピーカーでは、そこそこの音質で聞こえるので気を良くして、ステレオアンプに接続してみたところ、混変調ノイズ(みたいなもの)が耳につく。(クリア感に欠ける)
③周波数選択用のエンコーダーは100KHzステップなので、大きく周波数を変える時は不便。
④2千円以下なので、遊ぶにはいいだろう。
⑤ステレオに接続するチューナーとしてではなく、あくまでFMラジオというジャンルで楽しむモジュールです。

【その他】
①パイロットランプがないので、LEDを付けてみました。

②内蔵アンプの仕様は2W+2Wとなっているが、口コミをみてみると音が小さく音量MAXで使っているというのもあった。(ほんとに2Wあるのかいな?)
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真空管プリアンプ「AIYIMA TUBE-A3」の真空管(6J1)を割ってしまった

2023-10-24 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 こないだパソコンに接続しているDAC+真空管プリアンプで、KBCラジオを聞きながら作業をしていたのである。6畳間の部屋で、パソコンの周りにはいろいろなものが多くあり、「ちょっとじゃまだな」と思いながらも作業をしていたら、何かがぼとっと落ちた瞬間に「パリーン」といういやな音がした。その音が出た瞬間に、ラジオの音が止まったのである。

「えっ、何か割れた?」と思ったら、プリアンプの落ちた場所の当たり所が悪く、真空管(中華球の6J1)が2本粉々になっていた。オーマイガー! なーんてこった。なんて日だ。(2023年の大雪の日です)


 ガラスが散乱しているので、大きなガラス片は手で回収し、掃除機をかけました。あー、やっちまったな。6J1の手持ちはないのだが、6K4(中華球)のストックはあるので、さくっと交換しました。6J1より6K4の方が背が高いので、見た目では6J1の方がいいのですが(感覚は人それぞれ)音質的にはほぼ変わりません。


【傾向と対策&教訓】
①作業前に、危険予知をしろ
②コードにひっかかってプリアンプが落ちたので、落下防止用にゴムストラップである程度固定する。万一落ちても、下までは落下しないようにする。
③狭い場所での作業は、より注意する。
④後悔役立たず
⑤予備の球を準備していたのはグー

【損失】
 6J1(中華製MT5極管 6AK5近似)2本 約1,800円

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昔のSDカードの修復

2023-10-17 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 コンデジが出始めのころ、SDカードはとても高価だった。画素数が少ないので、128KBの容量くらいでも十分に実用になった。それでも数千円はしたと思う。その当時、枚数を多く撮りたいと思って1GのSDカードを買ったのだが、多分5千円以上したのではないかな。

 デジカメの画素数が飛躍的に伸びいくに従いSDカードも大容量化し、徐々に価格は下がって行った。それからスマホが登場し、内蔵カメラが進化していくにつれコンデジは売れなくなってきたが、、自分としてはデジカメの方が好きなので、ほとんどスマホのカメラ機能は使うことがないのである。(個人の好みです)

 昔のコンデジもあって、たまに電池を充電して動態保存している。ある日、昔のコンデジを引っ張り出して、Twitterのネタ写真を撮ろうと思ったら「カードが異常です」とカメラが言うのである。


①書き込み禁止スイッチが壊れており、テープで補修して使っていた。
②1GのSDカードは、今では「なんじゃこりゃぁぁ」というほどの低容量だが、昔のデジカメでは十分な容量である。
③昔、高い金を払って買ったので、簡単に捨てるのは忍びない。

 詳細を見てみましょう。SDカードの接点部分にある、セパレート用のプラスチック部分が物理的に曲がっているのが確認できる。


 まあ、この時点で廃棄するというのがセオリーではあるのですが、高い買い物だったので(そこか)、なんとか復活できないかやってみた。(お勧めはしません)


 一見、セパレーター(というのか?)が、物理的に破損しているので、取り払ってしまおう。ということで、ニッパでチョキチョキカットして、バリも除去しました。(それだけか)

 はい、それだけでカメラは何事もなかったようにSDカードを認識して、書き込み読み出し可能になりました。現役で使っているNIKONのデジカメ用には、それなりに大容量のSDカードを使っているので、このカードを通常使いにすることはないのですが、昔のコンデジ用に保管しておきます。

 繰り返しますが、セパレーター(というのか?)は飾りではなく、それなりの機能を維持するためにあるので、それを除去した不具合については自己責任となります。
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Bluetoothで接続ができなくなった

2023-10-16 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 こないだWindows10パソコン⇒Bluetooth接続⇒プリアンプ(Nobsound P1pro)⇒メインパワーアンプで使おうと思ったら、接続しないのである。いや、Bluetoothの設定を見たら一見接続したような設定になっているのだが、実質的に動作不可となっている。


 それと、これはだいぶ前からなんだけど、DENONのAV_AMP(AVR-X550BT)のBluetoothも接続不可状態である。


 んー、なんとかならんかな?

①パソコンの再起動をしてみた⇒NG
②Bluetooth側機器の電源OFF/ONをしてみた⇒NG

 んー、なんとかならんかな?

 スタートボタン⇒設定⇒デバイス(Bluetooth、プリンター、マウス)をクリック


 接続済みとなっているオーディオ機器を、一旦「切断」します。


 「ブルートゥースまたはその他のデバイスを追加する」をクリック


 目的のオーディオ機器を接続する。


 お、復活しました。プリアンプもAV_AMPも絶好調であります。
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 【追記】
 AV_AMP(AVR-X550BT)なのだが、パソコンの電源を入れると、いつのまにかBluetoothモードで電源オンしているのである。あれ、アンプの電源スイッチを押した覚えはないのだがな、と思いながら電源を落とした。何度かそういう状況になり、これはパソコンのBluetoothがアクティブになると自動でアンプの電源が入る設定になっていると判断。

 AV_AMPの取説をみたら、Bluetoothスタンバイの設定は「Bluetooth機器(この場合パソコン)の操作で本機の電源をオンにするかしないかの設定」は、お買い上げ時の設定がオンになっていました。これをOFFにすることで、意図せずに電源が入ることを防止できます。

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セラミックファンヒーター「HF-L121(W)」(株)山善

2023-10-11 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 最近(2023年1月現在)知り合いや親戚筋から、風呂場で倒れて緊急搬送されたとかいう話がいくつか聞こえていた。原因として、暖かい部屋⇒寒い脱衣所⇒服を脱ぐ⇒寒い浴室⇒熱い風呂=ヒートショックみたいなのがあるのではないかと思う。

 たしかに我が家の脱衣所も冬はちょー寒いので、服を脱ぐと「こりゃたまらん」というぐらいにはなるのである。それなりに歳をくってきて、ヒートショックで倒れるのもいややなので、浴室暖房を考えてみた。それほど長い時間は使わない前提なので、安全性を考慮したら電気がいい。

①ざっとネットで機種と価格を調べた。お手軽で安全性が高い「セラミックヒーター」がよさげ。
②コス〇コに行ってみたらセラミックヒーターはあったのだが、2個セットだった。(中くらいのと小さいののセット)2個はいらんしな。
③安売りで有名なスーパーに行ってみた。食料品がメインだが家電も少し扱っている。
 ⇒セラミックヒーターは2機種あった。価格・性能を鑑み安い方の「山善のHF-L121(W)」にしました。約5千円強です。在庫ありだったので、買って帰りました。


 電力は1200Wと1100W切り替えです。(あまり差がないな)切り替えてもファンの風量は変わりません。


 切り替えスイッチは、本体上部のロータリースイッチで行います。


 洗面所のコンセントの最大許容電力は1200Wなので、ぎりぎり大丈夫です。

①電気なので安全性は高いのですが、切り忘れに注意です。(タイマー機能はない)
②電源SWONで、すぐに温風がでます。(これはありがたい)
③入浴前と出る前に使うくらいで、長時間は使用しない前提です。
④転倒時の安全スイッチはある。
⑤電気代はネットで調べたら、強で32円(程度)/1時間とのこと

 部屋全体ではなく、脱衣所のような比較的狭い空間で使用するのであれば、こういう小型のセラミックヒーターは実力を発揮します。5千円程度でヒートショックの低減につながるのであれば、いい買い物だったかなと思います。今まで、「おー寒っ早く風呂つかろう」というのが「脱ぐのも苦にならないな」となりました。裸で倒れたらかっこ悪いので、予防保全のつもりです。

 セラミックファンヒーター業界の回し者ではありません。使用をお勧めするものでもありません。

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中華製デジタルテスター「DT95B」のDCアダプタ化

2023-10-03 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 昔、なにかのおまけで貰った中華製デジタルテスタDT95Bがある。


 元々電池は内蔵されているのだが、電池切れになったので交換しようと思い裏蓋を見たら、DC12V用でE23A、MS21、V23の記載があった。見慣れない型番だったので、調べてみたらLRV08が互換品ということで、某量販店に行ったら500円以上してびっくりしたことがある。それでも「無ければただのごみ」なので、1個買ってきたのである。(このあたりのいきさつは以前書いた)


 で、数年たったらあまり使っていないのに電池切れになっていた。電源SWがあるのだが、切り忘れるとあっという間に電池切れになる可能性があります。あまり使わないテスタ用に、再度高価な電池を買うのははばかれる。

 そのため、電源を別途用意して復活させてみたのである。手っ取り早いのはDC12V用のACアダプタを使って、電源供給することなのでプラスチックの筐体にやすりで切り込みを入れ、電源コードを引き込むことにします。


 DC12V用のアダプタは手持ちの余りを使い、コネクタもジャンク箱にあるものを使ったので、費用はかかっていません。


 メイン使い用のテスターは、アナログ、デジタル共にあるので、無線の移動運用時に持って行って、何かの時に活躍していただきましょう。実際、アンテナコネクタの接触不良や電源の供給不可時にテスターがあるといいなと思った時があるので、1個あると便利ではあります。
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中華製USBテスター「KWS-MX17」Alioay

2023-10-02 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 こないだ密林(仮称)で中華製のUSBテスターを見つけた。C国発で送料込み699円という格安品です。C国発のものは過去にいくつか不着になっていますが、密林を通じて保証はしてもらっているのでそれなりに納得しての注文です。

 ある日、忘れたころに物がポストに入っていました。(到着予定期間内ではあります)


 まあ特に何に使いたいというわけではないのですが、USB規格に対してどのくらい電流が流れているのかな?と思った次第です。ワンセグ/FMチューナーを接続した場合は、0.1Aも流れていません。何時間も動作させるので、思ったより少ない値で安心です。電流許容値はUSB2.0だと0.5Aで、USB3.0だと0.9Aです。


 一番電気を食うものはスマホの充電だろうということで計ってみたら0.46A流れていました。まあ許容値内ということが分かりました。


 それだけなんですが、700円程度でこの製品を作って輸出までしてしまうのはある意味驚異的ではあります。
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石油ファンヒーター「LC-3200B」(株)トヨトミ の修理

2023-09-30 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 冬になると石油ファンヒーターが活躍するのだが、購入後だいたい10年前後経つと着火失敗や、エラーコードをはいて停止とか不都合が起こってくる。異常燃焼が起こると二酸化炭素のにおいがきつくなり、しばらく窓を開けていてもなかなかにおいが抜けないという不都合があるので、今までは買い替えていたのである。メーカー修理が可能かどうかは分からないが、出来たとしても新品を買ったくらいになるような気がする。


 しかし、こないだYouTubeを見ていたら、動作不良の80%くらいがフレームロッドにすすが付着して、燃焼中でも失火と誤検知してしまい停止するので、磨くと復活するといのを見つけた。ダメもとでやってみる価値はあるかなと思い、分解掃除をしてみました。メーカーサービス以外の分解修理は、完全に自己責任となります。トヨトミ製のLC-3200Bという型番で、購入後11年になります。


 難しいのは分解・組み立てです。とりあえず見える所のネジを全部外していきます。機械的にかみ合っている部分もあるので、構造を見ながらばらしていきます。要所要所で写真を撮っておくと、組み立ての際に参考になります。


 やっと燃焼室にたどり着きました。


 燃焼室上部にあるフレームロッドは簡単に外れました。


 下部にもありますが、こちらは物理的に取り外すのが難しかったため、取り付けた状態でやすり掛けを行いました。


 地金が見えないほどすすが固着しています。


 ラジオペンチでグリグリします。


 さらにやすりで削ります。


 かなり綺麗になりました。


 ここからは組み立てになるのですが、ばらすより難しいです。迷った時は、撮っていた写真を参考にしながら組んでいきます。ネジが余らないように注意して組んだら完成です。

 動作試験をしたところ、良好に動作しました。CO2のにおいもしなくなったので、しばらくは延命できそです。繰り返しですが、自身での分解掃除は完全に自己責任となります。
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