讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

袋ラーメン「えべチュンらーめん塩」菊水(株)_北海道江別市

2024-03-31 20:00:00 | うどん・らーめん

 こないだ、北海道に行った時「えべちゅんラーメン」を見つけたので1袋お買いあげ。

 北海道江別産小麦100%なので、えべチュンらーめんというネーミングは、容易に想像できます。メーカーは、ラーメンでは定評のある菊水なので、味の期待がもてます。

 中袋に入った乾麺と、液体スープです。

 湯で時間は、ちょっと長めの6分です。この6分という茹で時間がミソだと思うのですが、かっちんこっちんの乾麺が生麺みたいな食感に化けるのです。透き通った塩スープもいいですね。

 トッピングは、手持ちの海苔だけです。こりゃ美味いです。生ラーメンのような麺と塩スープがマッチして、インスタントを超えるような一品をいただきました。

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野外ラジオ「キュリオム YR-M100」のアンテナ折れとSP保護ガードへこみの修理

2024-03-31 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 野外ラジオ(のらラジオともいう)のキュリオムYR-M100は、単一乾電池4本で動作するFM/AMラジオです。FMは108MHzまで対応しているので、FM帯の上限は海外仕様となっています。

 今回の北海道ツアーにも持っていきました。なぜかというと、車中泊時にはエンジンを停止するのですが、ラジオが聞きたいなと思うからです。ロッドアンテナはFMの周波数に対しては短すぎるので、実際に使う場合はビニール線をワニ口クリップでアンテナにかませると感度がアップします。AMは内蔵のバーアンテナで受信するので、ロッドアンテナは関係ありません。なるべく窓際に置くと、良く受信できます。

 旅行中は、結構ぞんざいな扱いをしたようで、スピーカーの保護ガードが知らないうちにへこんでいました。重い荷物を乗っけたのでしょう。左上に、若干へこみがあります。

 それだけならいいのですが、ついにアンテナを曲げてしまいました。戻そうとしたらポッキリ折れました。(泣)ロッドアンテナは中空になっているので、一度曲がったアンテナは元には戻りません。

 ↓ギリギリ折れる寸前

 ロッドアンテナを交換すればいいのですが、ちょうどいいのがありません。アンテナは、はんだ付け不可な材質です。しかたがないので、ビニール線をばらしてアンテナに巻き付けてはんだ付けしました。(見た目悪い)しかし、折れたままにしておくより良いと思い、これにて終了です。

 次に、SP保護ガードの修理です。クリップを加工します。

 SPガードに差し込み、先を引っかけて注意深く引き出します。これで、へこみはほぼ分からない状態まで修復できました。

 アンテナについては多少不細工にはなりましたが、まだまだ頑張ってくれ。

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2023年6月_北海度ツアーの、アマチュア無線運用実績(HF~430MHz 延べ430局交信)

2024-03-30 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 北海道旅行記は完結しましたが、アマチュア無線の実績についてもデータを残しておきます。

【運用期間】

 2023年6月1日~26日

【使用機材】

無線機

①YAESU:FT-991AM HF~430MHz 50W FT8で使用 (今回の移動運用のために搭載)

②KENWOOD TM-V708 144/430MHz FM 20W モービルトランシーバー (通常セットしている)

アンテナ

①Diamond HF80FX (モービルホイップ) 使用せず

② 〃  HF40FX(7MHz モービルホイップ ベースローディング) 今回の主力

③ 〃  HF40CL(7MHz モービルホイップ センターローディング) 予備のため使用せず

④ 〃  HF16FX(18MHz モービルホイップ ベースローディング) 少々使用

➄ 〃  HF15CL(21Hz モービルホイップ センターローディング) 少々使用

⑥ 〃  HF10FX(28MHz モービルホイップ  ベースローディング) 使用せず

⑦NAGOYAアンテナ(台湾メーーカー 50MHz モービルホイップ ベースローディング) そこそこ使用した

⑧RAK(メーカー廃業)50MHz 1/2λ伸縮式ダイポールアンテナ 使用せず

⑨コメット 50MHz 2ele HB9CVアンテナ 使用せず

⑩Diamond 144/430MHz ノンラジアルモービルホイップアンテナ(通常、車に取り付けている。型番忘れた)

⑪ 〃 NR-22L 144MHz ノンラジアル 5/8λ2段、高利得モービルホイップアンテナ FT8用に持参した。

その他の機材

①伸縮ポール 使用せず

②同軸ケーブル 使用せず

③MFJ アンテナアナライザー 活躍した(必須です)

【交信実績】

合計延べ430局

7MHz:365局

18MHz:8局

21MHz:8局

50MHz:38局

144MHz:5局

430MHz:6局

FT8:421局

FM:9局 

【考察】

①すべてのアンテナは、事前にアンテナアナライザーで調整をするものの、移動先では設置条件の違いから再調整が必要になることがある。特にモービルホイップは、車のキャリアにルーフボックスを搭載したので調整点がずれた。天候によっても調整点が移動する。

 ↓ シエンタにルーフボックス搭載

②せっかく遠くまで移動するから、あれもこれもと欲張って積んだが、結局使わなかった機材が多かった。(反省)

③50MHz はHB9CVクラスを設置すると、かなり飛ぶと思って持って行ったのですが、観光主体となるとアンテナ設置場所を見つけるのが困難である。また、無線主体とすると観光する時間が削られる。結局、お手軽モービルホイップが一番活躍した。

④国内交信の主力は、夜間・早朝の7MHzでした。昼間は電離層の関係で、近距離伝搬のみとなるので呼ばれないし、概して信号は弱い。

➄18MHz以上の周波数は国内が開いているものの、海外DXも聞こえているので国内移動はあまり相手にされない。

⑥50MHzは国内が開けると、そこそこ呼んでもらえるが、海外DXが聞こえ始めるとお呼びじゃない状態になる。そういう時は、50.303MHzの国内専用周波数に移ったが、あまり呼ばれない。

⑦50MHzのNAGOYAアンテナ製モービルホイップは、非力である。短縮型で調整できる周波数幅が狭く、FT8の周波数ではSWRが1.6くらいだった。といって、DPやHB9CVを組み立てるのは大変なので、効率の良いモービルホイップがあるといいな。DiamondのHF6CL(1/2λノンラジアルセンターローディング)が次回の候補である。(口コミでは良さげ)

⑧FT8を運用すると、CWがおろそかになる。電鍵とヘッドフォンを持っていたのだが、FT8で運用すると呼ばれるので、CWを運用しなくてもいいかとなった。

⑨昔の車(ガイヤ)だと、50W連続運用すると車のバッテリーが不安だったが、シエンタだとAC100Vが直接とれるのでバッテリーを心配する必要がないのは楽である。ハイブリッド車なので、バッテリーが減ると自動でエンジンがかかり充電する⇒十分に充電がなされるとエンジンが停止するを繰り返す。ハイブリッドノイズも気にならない。

⑩安定化電源は、ALINCOのスイッチング電源DM-330MVを車後部の収納ボックスに設置した。20A定格なるも、以前50W CWで連続運転した時、熱で電源が不安定になり、ぴょーという不安定なCW信号を出してしまった。今回は、電源の上にボックスファンを設置して強制空冷にしたところ、50WのFT8連続運用でも問題はなかった。

⑪FMは、通常車に設置しているKENWOODのTMV-708での交信です。移動中は、常に144/430MHzのメインチャンネルをワッチしています。地元の局や、やはり北海道旅行をしている移動局と楽しいQSOができました。

⑫144MHz FT8は2局のみだが、遠距離交信ができた。NR-22L使用 

  自局運用地点⇔相手局運用地点

 ・鳥取市佐治(4エリア)⇔香川県小豆郡土庄町(5エリア) (北海道上陸前)

 ・北海道小樽市天狗山(8エリア)⇔岩手県久慈市(7エリア)

⑬小樽市天狗山からの交信実績 144MHz FM 20W TM-V708と、通常使いのモービルホイップ 海上伝搬になるので、フェージングはあるが問題なく交信できた。

 ・稚内市固定

 ・礼文島移動

⑭430MHz FT8 は、何か所かでCQを出してみたが応答なし

【QSL】

 2023年6月北海度ツアーの記念QSLをプリンターで印刷しました。天候が悪い日が続いたのですが、奇跡的に晴れた日の旧士幌線タウシュベツ橋梁の写真を使用しました。

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2023年6月_北海道旅行記その29 鳥取⇒島根県益田市「自販機のオアシス」⇒「ドライブインみちしお」⇒帰宅

2024-03-29 20:00:00 | 旅行

 鳥取の神話の里白うさぎを出発し、九州方面に向かいます。そういえば、帰路の途中にN〇Kのドキュメント72時間(またか)に登場した、高津川沿いのレトロ自販機コーナーがあったはず。

 オアシスという自販機店舗に、寄ってみることにします。店の前には数台車が停車しています。

 島根県益田市安富町2597-1 P店の前

 おー、渋すぎるレトロ自販機が山盛りです。

 しぶーい、「うどん・そば自販機」でそばを買います。400円ですが、札は使えません。さらに両替機も見当たりません。小銭入れには、辛うじて400円ありました。

 そば美味いわ。そこそこコシがあって、スーパーのふにゃふにゃ蕎麦より、ずっと美味しいそばです。

 しかし、こういうレトロ自販機をメンテナンスするのは、非常に大変だと思います。すでに製造中止となった自販機は、メーカー修理ができないので、経営者の方が独自にメンテナンスを行っているそうです。商品を補充されていたので、少しお話を伺いましたが、昨今の電気代等の高騰で350円のそば・うどんは、やむなく400円に値上げしたとのことです。

 貴重なレトロ自販機ですが、不稼働のものもでてきているみたいです。この近辺はレトロ自販機多めのようで、こういう店が何店舗かあります。

 朝から走って、ドライブインみちしおまで帰ってきました。行きにも寄ったのですが、帰りも晩飯を食べていきましょう。

 山口県山陽小野田市大字埴生2216-7

 貝汁あいかわらず、うめーですわ。

 今回の旅の走行距離は、3891.9Kmでした。舞鶴⇔小樽間をフェリー移動にしたので、3年前(すべて自走)に比較して少ない距離でした。

 その夜、無事故で帰宅しました。おしまい

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2023年6月_北海道旅行記その28 小樽市「小樽港」⇒(新日本海フェリー)⇒舞鶴市「舞鶴港」⇒鳥取市「道の駅神話の里白うさぎ」

2024-03-28 20:00:00 | 旅行

 ほぼ一日をフェリーの中で過ごします。TVは、BSのみ視聴できますが、あまり見たい番組もありません。出航が深夜なので、昨晩は風呂に入りませんでした。本日は入港前まで自由に使えるので、好きな時に入れます。利用時間がばらけるので、昼風呂は空いてて快適です。

 昼飯までは持ち込んだ食材を食べていましたが、到着前の晩飯はレストランに行ってみます。

 このフェリーに乗ると、たいていビーフシチューセットを選ぶのですが、今回もそれをチョイス。(美味しいし、他と比較するとコスパも良い気がする) 往路は海が荒れて揺れがあったのですが、復路は天候も落ち着いており揺れはほとんど感じません。揺れると食欲もなくなりますからね。

 南下するにしたがって、気温や湿度が高まってきます。舞鶴港には定刻の21:15に到着しました。

 ここからは福岡に向かって帰るのですが、高速道路を使っても夜中に限界を迎えるだけなので、一般道を走り力尽きたところで仮眠をとることにします。鳥取で力尽きました。

 道の駅神話の里白うさぎ 鳥取県鳥取市白兎613 (因幡の白兎伝説の地です)

 明日は、帰宅までの最後のひと踏ん張りです。

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2023年6月_北海道旅行記その27 千歳市「JGSDF北千歳駐屯地」⇒小樽市「天狗山」⇒「新日本海フェリー」⇒舞鶴

2024-03-27 20:00:00 | 旅行

 本日は、北海道最終日です。スーパーホテルの無料朝食をいただきます。

 今夜のフェリーは、小樽港発23:30発です。遅くても、1時間前までには小樽港にいないといけません。しかし、まる1日あるので、どこかに行かないともったいないのですが、札幌~小樽をあまり離れたくありません。当初の予定では、小樽の朝里川温泉(朝里ダムもある)にでも行こうと思っていたのですが、スマホでTwitterをチェックしていたら「陸自の北千歳駐屯地」で一般公開があるという情報が流れてきました。

 それは行くしかないとといことで、急遽千歳に移動です。駐車場は広く、すんなりと駐車できました。

 案内図を貰って、早速基地内を散策します。ん、思ったより狭いような気がします。

 ちょっと出遅れ気味だったので、第1特科団創隊・北千歳駐屯地開庁71周年行事は終了していましたが、装備品展示は見学できます。

 「見よ、この威力」分厚い金属板に穴が開いています。すげー威力ですわ。

 戦車の乗車体験をしています。だいたいこういうのは、事前に整理券を貰っておかないと乗れない決まりになっていますが、一応聞いてみましょう。(何度が整理券を配るかもしれない)

「整理券の配布はありますか?」

「並んでいただければ乗れますよ」

「まじっすか」

「ただし、1時間くらいかかるかもです」

「わっかりました」(行列に並びました)

 だいたい5人くらい乗車して、2台の戦車でさばいています。しかーし、途中で1台がリタイヤしました。え、なんでどうして?

「戦車の1台が不調になったので、1台での乗車にあります。なので、時間がかかります」オーマイガー!

 頑張って乗りました。

 北千歳駐屯地には資料館があるので、忘れずに訪問します。(一度、ゲートから退出する)

 北千歳駐屯地の歩みなどが展示されています。だいたい見て回ったので、午後1時過ぎくらいには駐屯地を後にします。

 千歳⇒札幌⇒小樽というふうに移動するのですが、交通量の多い札幌市内は通りたくないので、高速道を使います。小樽天狗山では、ジップラインなどのアクティビティがあったなと思い、最後にもう一度訪れることにしました。車で山頂駐車場まで上がります。

 天狗山駐車場 未舗装 無料

 あ゛ー、昨日羆が出たということで、アクティビティはすべて中止で、ロープウェイの建屋は閉鎖されている。(ロープウェイで上ってきても、建屋からは出られない) 

 車で来たので自由に散策はできますが、危険すぎます。どうりで車も少ないと思いました。

 ちょっと早いのですが、夕方には小樽のフェリーターミナルに到着しました。

 定刻通り、舞鶴発のフェリーが到着です。数時間後には、これに乗って舞鶴に出発です。

 晩飯は、スーパーで買った弁当です。

 夕張メロンもお買い得だったので、ついでに購入。さいなら北海道・・

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2023年6月_北海道旅行記その26 札幌市「北海道大学植物園」⇒「ESTA地下」⇒「二条市場」⇒「南平岸高台公園」⇒「サンドリア」

2024-03-26 20:00:00 | 旅行

 スーパーホテルは朝食無料なので、有難くいただきます。

 札幌市内の移動は、車より地下鉄・市電などの公共交通機関の方が便利なので、車はホテルの駐車場に置いていきます。ホテルから歩いてもすぐの、北海道大学植物園に向かいます。ここも初訪問です。

 北海道札幌市中央区北3条西8丁目  Pなし(近くの有料へ) 

 入館料:420円です。自動券売機で入場券を購入します。

 植物園というくらいなので、各国の植物や北海道固有種なども沢山展示されています。

 これは、昔アイヌも矢の先に塗って、動物を狩ったというトリカブトです。研究用に、多くのトリカブトがありますね。

 重要文化財の建物もあります。北海道大学農学部植物園・博物館です。この中も展示館になっています。

 絶滅してしまった、エゾオオカミさんです。見た目でも、犬とは違いますね。

 あれ、君は1956年の第一次南極越冬隊に参加した樺太犬の「タロ」君ではないですか。ここにいたんですね。「ジロ」君は、上野の国立博物館にいましたよ。亡くなってからは、離れ離れになっちゃいましたね。

 札幌に行った時、食べたいものがありました。それは駅そばです。いつも、札幌ラーメンとかスープカレーとか豚丼とか、北海道らしいものに流されていたので、一度は札幌の駅そばがどんな路線なのか食べてみたかったのです。東京に住んでいたころは、JRでも私鉄でもたていて立ち食いそば屋があり、よく利用したものです。ご存じのとおり、東京と関西系の出汁は全く異なります。

 駅そば弁采亭(札幌駅前ESTA地下)かけそば:360円(税込み)

 シンプルにかけそばを注文しました。こ、これは東京系です。食べなれた立ち食い駅そばの味で、N村的には嬉しいです。九州の出汁(関西もだが)とは異なり、醤油の黒い出汁ですが、そばにはこれが合うと個人的には思っています。(味は好みがある)ESTAは、2023年8月31日に、45年の営業を終えて閉店するので、最後にここで食べられて良かったです。

 北海道庁近くで、なにやらイベントの準備をしているようです。花を敷き詰めているようです。というか、道庁なんか絵っぽくない?工事中のため、巨大な絵が掲げられています。(観光客のためだろうが、それはそれで凄い)

 明日から始まる、札幌フラワーカーペット2023の準備でした。残念ながら、明日は来れないんだよなぁ。

 現在のHTB(北海道放送)の社屋をみて・・

 二条市場を訪問です。(初訪問)観光客だらけです。(外国人率多し)

 観光市場なので、そこそこお高く豪華なメニューが揃っています。(横目で見るだけ)

 狸小路商店街をぶらぶらして、地下鉄南北線に乗ります。

 目指すは、南平岸駅です。

 「水曜どうでしょう」ファンならお気づきでしょうが、ここには高台公園があり、番組の前撮り・後撮りが行われた場所です。

 北海道札幌市豊平区平岸4条13丁目-8 Pなし

 かつてHTBの社屋があった場所は、マンション建設が始まっていました。かつてHTBの敷地近くにあった「ONちゃんマンホール」は確認できずです。

 しかし、高台公園には「水曜どうでしょう」の記念碑があります。N村以外にも、数人が訪れていました。高台公園には駐車場がありません。前の道路は駐車禁止の看板があります。(公園利用者も不可と書いてある)近くの有料利用か、地下鉄で訪れるのがいいかと思います。

 南平岸⇒すすきのへ、地下鉄に乗って移動します。

 すすきのといっても、飲みに行くわけではありません。旅行中は、基本的にアルコールは飲みません。(絶対ではないが)市電に乗って、東本願寺前で下車します。料金は200円均一で、交通系カードが使えます。

 ここは、N〇Kのドキュメント72時間で紹介された24H営業のサンドイッチ店サンドリアです。昨年初めて訪問したのですが、美味い・でかい・安い・種類が豊富という4拍子揃った店だったので、再度の訪問です。

 サンドリア本店 北海道札幌市中央区南8条西9丁目758-14 Pあり 新型コロナの影響か、店内に入店できる人数を絞っているようで、店外で待っています。

 サンドイッチを購入し、スーパーホテルの無料コーヒー・ソフトドリンクと共ににいただきます。相変わらず、美味いわぁ。

 明日の夜は、小樽港から舞鶴港行のフェリーに乗ります。

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 札幌ESTAは、2023年8月31日で閉館しました。

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2023年6月_北海道旅行記その25 樺戸郡新十津川町「JR札沼線新十津川駅跡」⇒滝川市「たきかわスカイパーク」⇒三笠市「道の駅三笠」⇒岩見沢市「みなみ公園」⇒江別市「埋蔵文化センター」⇒札幌市

2024-03-25 20:00:00 | 旅行

 JR札沼線(学園都市線)の北海道医療大学前⇔新十津川駅間は、2020年5月7日に廃止となったが、たしかHTBがラストランの密着取材を行い、TV放映したと記憶している。営業末期は1日一往復だけという、これでは使うに使えないというダイヤになっていた。札幌を起点とするJR線が、これほど衰退するというのは驚きだが、並走する(距離はあるが)函館本線があるし、車が主な移動手段になっているので、廃線もやむなしだったのだろう。(と思う)

 せっかく滝川に行ったので、近くの新十津川駅がどうなっているか見に行ってみましょう。線路は撤去されており立ち入り禁止となっていました。公園化の整備中のようです。奥の方にホームがありますが、近づくことはできませんでした。周辺は住宅も多く、新十津川役場もあるのに生き残れなかったのですね。(JR函館本線の滝川駅が近いということもあるのでしょう)

 北海道樺戸郡新十津川町中央

 再度、滝川市に戻って滝川スカイパークを見学します。ここは通常の旅客用飛行場ではなく、グライダーなど軽飛行機を中心とした飛行場+公園といった航空公園です。

 グライダーを沢山見ることができます。

 グライダーは、プロペラ機で上空に運ばれて切り離されます。

 気持ちよさげに飛んでいますね。そのままでは高度が下がるだけなので、上昇気流を捕まえて自力で上昇します。

 予約をすると、グライダーに体験搭乗することができます。乗る気はなかったので、予約はしていません。

 しかーし、ニセコから体験搭乗に来たという人(おっちゃん)から、猛烈にお勧めいただいた。

「折角なので乗ってみたらいかがですか、気持ちいいですよ」

「えーっと、予約していないんで」

「ここでしか乗れませんよ、自分は2回目です」

「うーん、じゃ聞いてみましょうか?」

「すいません、予約していないのですが今から搭乗できますか?」

「空きがあるか、ちょっと聞いてみます」

「お願いします」

「すぐには無理ですが、昼くらには乗れます」

「じゃ、お願いします」

 ということで、搭乗することにしました。

 料金は一般:8,500円 滝川市民:6,000円です。カメラ持ち込み可なるも、望遠レンズは物理的に危険なため不可。

 搭乗前に注意事項の説明(操縦かん等に絶対に触らないように)と、パラシュートを装着します。えー、グライダーは飛行高度が低いので、万一の時は開く間もないかとは思いますが一応装着です。パイロット一人+乗客1人です。

 プロペラ機に引かれて、Take offです。ぐいーんと引っ張られる感覚があったと思ったら、すぐに浮き上がりました。

 高度を上げたら、牽引ワイヤーを切り離します。エンジンが無いので風切り音のみですが、多少の揺れはあります。

 旋回しながら、上昇気流を探します。ふわっと下から押し上げられるような感触があれば、上昇気流を捕まえたということです。眼下には、JR滝川駅が見えます。

 当然、なにも触ってはいけません。地上からの無線音声は明瞭に聞こえます。着陸は、驚くほど短い距離で止まりました。いい体験をさせていただきました。午後から無予約で来ていた人が体験飛行を希望していましたが、無理とのことでした。どうしても搭乗したい場合は予約が必須です。また午前中の早い時間なら、チャンスはあるかもしれません。(確約するものではありません)

「ここ、確かメーベが飛んだ飛行場ですよね」

「そうです」

 ↓ メーベ

 アニメの飛行機が実際に飛ぶなんて、くりびつてんぎょうですね。(びっくり仰天)

 本日は、札幌市のビジネスホテルを予約しているので札幌方面に向かいます。「道の駅三笠」で一休みです。

 北海道三笠市岡山1056-1

 そういえば、3年前ここを訪れた時「焼き鳥」のキッチンカーがあって、すっごい行列だったことを思い出した。まだあるかな?

 おー、あった。煙もくもくではないが、前あった場所に鎮座しているではないですか。すでに午後2時を回っているが、食べられるのか?

「焼き鳥2本下さい」

「どうぞ、320円です」(ラッキー、あったぜ。しかし、作り置きのようで少し冷めていた)

 N村より遅れること5秒で、次にならんだおっちゃんは売り切れで買えず。最後の2本でした。おっちゃん、すまん。

 また、この道の駅で「石炭ざんぎ」発見。(イカ墨です)

「すいません、石炭ざんぎ下さい」(400円税込み)おー、黒い黒い、石炭みたいだ。(石炭ざんぎだからな)

 さらに札幌方面に向かっていたら、岩見沢市の公園でSLを発見したので、ぎゃっと滑り込んだ。ぎっゃとしていないけど。

 北海道岩見沢市9条東2丁目 みなみ公園 Pあり C57 144が綺麗な状態で保存されています。三菱重工業製 昭和15年10月19日製造、昭和51年3月1日廃車です。走行距離は、2,992,899.4Kmです。

 もう一台、D551 47が静態保存されています。こちらは日立製作所製 昭和12年1月30日製造 昭和48年11月30日廃車となっていますので、かなり長い現役時代でした。走行距離は、2,321,656.4KmでC57よりは少ないですね。こちらも綺麗です。やはり、北海道のSLは手入れがいい。

 江別市の北海道立埋蔵文化センターに行きます。すぐ近くには北海道博物館があり行ったことかあるのですが、こっちは初訪問です。

 北海道江別市西野幌685-1 Pあり 入館無料

「タンネトウレ」ちゃんです。

 「こうほくしーつーでー」ちゃんです。

「えさん」ちゃんです。えー、こういう人たちが、展示物を紹介してくれるのです。

 ここから、現在の100年記念塔がどうなっているのか見に行ってみましょう。昨年訪問した時は、解体が決まって工事の準備が始まっていました。埋蔵文化センターから百年記念塔へは、遊歩道で行けるはずです。2019年には、野幌森林公園周辺で羆の目撃情報が多発しました。今回の訪問時はそういう情報は無かったので大丈夫とは思うのですが、熊除け鈴を鳴らしながら歩いて行きます。

 羆出るなよー、もう少しで記念塔だと思ったら、工事のため通行止めになっており、たどり着けませんでした。(残念)

 仕方がないので、北海道博物館方面からアプローチすることにします。徒歩だと直線的に移動できるのですが、車だとかなりの大回りになります。それでも、首尾よく百年記念塔に近づけました。上部はすでに解体されて、無くなっています。(2023年6月時点)以前は塔内部の展望台に上れたそうなのですが、一度も入ることなく解体されてしまいました。根室のオーロラタワーもそうですが、行ける時行っていないと訪問する機会を逸します。

 今日から2泊、札幌駅近くの「スーパーホテル札幌北5条通」に宿泊します。これで、今回の北海道旅行の終わりが見えてきました。

 ウェルカムドリンクがありす。(無料のセルフバー)

 旅行中は、お酒は飲まない(飲むと疲れが抜けない)ので、コーヒー飲み放題の方が有難いです。

 明日は、札幌市内観光です。

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2023年6月_北海道旅行記その24 滝川市「江部乙神社」⇒赤平市「赤平炭鉱遺産ガイダンス施設」⇒「日本一のズリ山階段」⇒「寿司の松川」⇒歌志内市「郷土資料館」

2024-03-24 20:00:00 | 旅行

 道の駅たきかわから出発します。周辺情報を探ってみると、すぐ近くに「江部乙神社」があり、笑う狛犬が全国的に人気であるらしいということが分かりました。すぐ近くなので、道の駅たきかわから歩いて行ってみましょう。

 どうやら、この笑う狛犬は各種メディアに登場したため、「福を呼ぶパワースポット」として知られているとのことです。(知らんやった)

 ちょっと逆光になってしまったので、笑顔がはっきりしませんが笑っているように見えます。

 劣化しているので、触らないでねと書いています。いくらパワースポットといっても、触らず離れて見学しましょう。

 ここからは、当初のスケジュール表に復帰します。赤平炭鉱遺産ガイダンス施設では、国内唯一立坑内部を訪れるツアーが開催されています。一日2回のツアーがあり予約優先ですが、空きがあれば当日でも参加が可能です。

 北海道赤平市赤平485 Pあり ガイド付きツアー:800円

 旅の日程が流動的だったので、予約はしていません。開館直後に行ってみると、すでに大勢の人がいます。あー、団体客が10時からのツアーを予約をしているようです。

「10時からのツアーですが、参加は可能ですか?」

「ちょっと待って下さい・・大丈夫ですね」

「良かったです」

「参加証をかけて、時間までお待ちください」

 時間まで、館内の赤平炭鉱関連の展示物を見学しましょう。

 立坑に行く前に、注意事項が指示されます。(安全優先だからな)写真はいいですけど、動画は禁止です。(注意がされているにもかかわらず個人参加の一人が動画を撮っていた)ガイドの指示に従うのは、言うまでもありません。

  廃炭鉱の立坑は、日本各地で残存していますが、実際に入れるのはここだけです。かつて赤平炭鉱で社員として働いていた方がガイドをするので、すごく詳しく説明いただけます。炭鉱の安全管理をされていた方なので、赤平炭鉱は安全に関して非常に厳しい管理体制だったとおっしゃってました。

 正面が立坑のエレベータで、トロッコを積んで数百mの地底に下りていきます。

 もちろん、立坑の下に下りることはできません。(安全上、実際の採鉱現場までは行けない)

 巨大な、ワイヤーの巻き上げ機です。

 当時の機器は、すべて残置されているようです。

 真空管を使っているところなど、時代を感じますね。埃が積もっいるので、型番までは確認できませんでした。

 立坑を見学した後は、展示館に一度戻ってトイレ休憩があります。次は、少し離れた場所にある炭鉱で使われていた装備の保管場所に移動します。バスや乗用車の方は、ガイドの車の後ろをついていけばいいのですが、徒歩の方はそうもいかないのでガイドの車に乗車することになります。

 ジェットモグラ(知っているかな?)みたいな装備があります。

 非常に保管状態は良好に見えました。一通りの説明はしていただけますが、個人的に質問すれば答えてくれます。

「いろいろな石炭があるので、持って見て下さい」

「あれー、物によって全然重さが違います」

「質のいい石炭は不純物が少ないので、軽いんですよ」(知らんやった)

 赤平の観光地は、事前調査ずみです。日本一のズリ山(九州ではボタ山)階段に向かいます。

 階段は整備されており上りやすくはなっていますが、きついです。1段毎に名前(ほぼ個人名)があるので、整備するにあたってネーミングライツを募集したのでしょうか?(ネット検索では不明でした)

 途中で休みながら、頂上到着です。ふー

 赤平の中心部が一望できます。

 暑い中、頑張ったかいがありました。天気がいいと、かなり暑く感じます。

 赤平といえば「水曜どうでしょうの家を建てよう」で有名になった「寿司の松川」があるので、昼飯は「ガンガン鍋」と決めています。JR赤平駅前に無料駐車場があるので、そこに駐車して歩いていきます。(長時間の駐車不可の看板あり)

 駅前の駐車場からでも、歩いてすぐです。

 北海道赤平市大町1-2-16 Pなし

 ランチメニューで「ガンガン鍋定食」があるのは嬉しい。(ホルモン鍋)訪問時には、先客なしでした。

「ガンガン鍋定食をお願いします」

「はい、どちらから」

「福岡です」

「どうでしょうですか?」(お、ばれた)

「そうなんですよ、ここのガンガン鍋を食べたくて来ました」

「鈴井さんのおかげで、全国から来てくれるので有難いですよ」

「店内の写真撮っていいですか?」

「どうぞ」

 HTBグッズが山盛りです。HTBの関係者が持ってきてくれるそうです。

 HTBのどうでしょう以外にも、STVの「1x8いこうよ」(大泉洋氏出演でBSでも放映中)の色紙もあります。

 ガンガン鍋到着です。去年、トラピックスツアーで札幌を訪れた時、7-11のガンガン鍋を食べましたが、松川のそれははるかに凌駕します。(そりゃ、そうだろう)

 どうでしょうのヘルメット被って、写真撮っていいですよ」

「本当ですか、有難うございます」

 N村的には「もつ鍋」はあまり得意ではないのですが、このガンガン鍋はもつのくささはなく、本当に美味いです。味が濃ゆいので、ビールに合うかなと思います。(車なので当然飲めませんが)

 しばし、お店のおばちゃん(店主?)と「水曜どうでしょう」談議で楽しめました。食べ終わった食器を返しに行こうとすると、「いいですよそこに置いておいて」とおっしゃっいましたが、一人でやっておられるので大変だろうと思い持っていきました。

「こうやって、どうでしょうの人たちは手伝ってくれるんだよね。有難いね」

 とおっしゃっていました。鍋は1Fで頂きましたが、ロケは2Fで撮っていたとのことです。

 また、これも「水曜どうでしょう家を建てる」で有名になった「ラーメン珍来」ですが、残念ながら次回の訪問となりました。さすがに昼食は2回もとれません。次回はぜひ・・・しかし、ガンガン鍋も捨てがたい。悩ましいところです。

 昼飯を食ったので、歌志内市郷土館に行きます。

 北海道歌志内市本町1027-1 Pあり 入館券無料

 ここには、旧国鉄歌志内線(砂川⇔歌志内)の歌志内駅がありましたが、昭和63年4月24日に廃駅になりました。

 ここが、かつての鉄路だったのでしょう。

 やはり、旧歌志内線関連も多くあります。

 なんかすごく古い測定器があります。山中電機(株)の真空管アンプとあります。(さすがに見たことない)

 TVサービスチェッカー(サンヨー電機)白黒TV時代のチェッカーなのだろう。(これも初めて見た)

 チューブチェッカー(SSK製)これほど古い、真空管試験機は見たことがない。

 うーむ、ある意味すごい展示品だな。

 一部のマニア向けのご紹介になりましたが、歌志内にも炭鉱があったので、それ関係もあります。

 明日は、また滝川に向かいます。

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2023年6月_北海道旅行記その23 名寄市「道の駅なよろ」⇒「北国博物館」⇒「なよろ市立天文台きたすばる」⇒川上郡和寒町「わっさむ町食と観光情報案内所」⇒「塩苅峠」⇒比布町「比布駅」

2024-03-23 20:00:00 | 旅行

 道の駅名寄からのスタートです。ここには、名寄のコミュニティFM局「Airてっし」78.8MHzのサテライトスタジオがあります。訪問時にはこのスタジオからの放送はありませんでしたが、次回の予定は書いてました。Airてっしは、インターネットにも番組を流しているので、ネット環境があれば聞くことができます。N村も、福岡でこの放送局を聞いたことがあります。

 北海道名寄市風連町西町334番地1

 すごいオーディオシステムがあります。(スタジオ外)真空アンプ管(6CA7p-p)と、Tannoyのスピーカーという超絶マニアックな音響システムです。音は出ていませんでしたが、イベント時にでも使われるのでしょうか?

 道の駅で情報収集したところ、北国博物館が良さげです。

 北海道名寄市緑丘222 Pあり 入館料:220円

 町営(市営)の博物館は、概してお手頃値段で入館できるので、今回の旅ではかなりの頻度で訪れています。6月なのに、寒そうですね。エゾユキうさぎやキタキツネは雪の中でも元気です。

 羆は冬眠中です。

 北国らしく、ストーブの種類が豊富ですね。

 昔の真空管式白黒テレビの上には、こういう蝶が羽根を広げたような室内アンテナがありましたね。映りが悪くなると、方向を変えたり角度を変えたりしながら見たものです。真空管TVは良く故障して、出入りの電器屋さんに来てもらいました。真空管の交換だけなら早いのですが、抵抗やコンデンサーの故障だとちょっと時間がかかっていました。はんだこてを片手に、どんな故障でも直してくれた電器屋に感謝してました。最近のデジタルTVは壊れませんね。ほぼ、製品寿命まで故障なしで使えることが当たり前みたいになって、技術の進歩はすばらしい限りです。

 館内の見どころも多いのですが、特筆すべき展示物が屋外にあります。

 ただのSL展示ではありません。現存する唯一の「キマロキ編成」のSL排雪列車構成なのです。豪雪地帯で線路の除雪をするためには、SL+ロータリー車だけでは力不足なので、キマロキ編成にしてパワーアップを図ります。

 先頭から以下の編成がキマロキです。

①9600形蒸気機関車⇒機関車の「キ」

②マックレー車(かき寄せ式雪かき車)⇒「マ」

③ロータリー車(回転式雪かき車)⇒「ロ」

④D51形蒸気機関車⇒機関車の「キ」

➄車掌車(おまけ)

 唯一保存されたキマロキ編成は、かつて活躍した旧名寄本線のレールの上で保存されています。旧国鉄から無償貸与されたもので、ボランティアの手によって、素晴らしい状態で保存展示されています。

 運転席にも乗車できます。

 美しい姿ですね。

 次に行くのは、道の駅で情報を仕入れた「なよろ市立天文台きたすばる」です。もう事前の旅行日程は、全然あてにならないので都度観光地の情報を得るしかなくなっています。

 北海道名寄市日進157-1 Pあり 入館料:410円

 一般に開放されている天文台で、1600mm反射鏡の日本で2番目に大きいピリカ望遠鏡があります。13:00~19:00までは一般公開されており、19:30~21:30は研究のため見学はできませんとあります。

 鉄隕石の展示です、表面にはスペースシャトルが張り付いていますね。

 ここもプラネタリウムがあり、入館料のみで見ることができます。普通は中央に1つ、または2つの大きな球体があり、それがプラネタリウム投影の機器なのですが、ここにはそういうものが見当たりません。最新式のようですね。投影中は、もちろん撮影禁止です。

 宇宙めだかが飼育されています。これは、向井千秋さんがスペースシャトル・コロンビアで宇宙旅行に連れて行ったメダカの子孫たちです。

 天気がいいと、この1600mm反射望遠鏡で星を見ることができます。昼間でも金星などの明るい星は、はっきりと見ることができました。

 わっさむ町食と観光情報案内所を訪れました。

 北海道上川郡和寒町字北町200番地

「道路を走っていたら、SLみたいなものがちらっと見えたのですが見学できますか?」

「ここから少し離れた公園にあります、大きな道路から1本入ったところです。歩くと少しあるので、自転車貸しましょうか?」

「あ、いや車なので大丈夫です。有難うございます」

 ということで、「公民館恵み野ホール」の隣に、D51 337が保存展示されていました。北海道に保存されているSLは、どれも良く手入れされており、塗装もし直されているものが多いように思います。九州地区でも静態保存されているSLはいくつかあるのですが、保存状態が悪く放置されているのではないかというSLも少なくありません。

 このD51形SLは、日立製作所で昭和14年12月27日に製造され、昭和51年9月1日に廃車になるまで、約230万Km(2,294,956.8Km)もの距離を走っています。しかし、走行距離など正確に管理されているのには感心します。

 さらに南下すると、塩狩峠記念館があります。ここも一番最初の日程には入れていたのですが、リ・スケジュールで外れた所です。しかし、すでに閉館時間となっており、外観のみの見学になりました。

 塩狩峠には「塩狩温泉ユースホステル(YH)」がありました。夜は、ジンギスカン食べ放題で人気の宿だったので、大昔連泊したことがあります。んー、こんな建物だったかな? (記憶にございません)看板には「塩狩ヒュッテ」と書いてあります。

 塩狩駅が廃止候補になってしまったため、存続運動のために「ステッカー」を売っていると書いてあります。

 塩狩ヒュッテで販売しているということなので、微力ながら協力することにしました。

「たしか、ここに塩狩温泉YHがあったと思うのですが」(塩狩ヒュッテになったのかな?)

「YHはずいぶん前に無くなって、建物も無いんですよ。あの当たりにありました」(塩狩ヒュッテのすぐ近くだったらしい)

「あー、そうなんですね。ずいぶん昔に訪れたことがあるので」

 塩狩温泉YHは跡形もなく無くなっており、痕跡もほぼ無くなっていました。

 塩狩ヒュッテから坂を下ると、JR北海道宗谷本線の塩狩駅があります。

 北海道上川郡和寒町

 ちょうど運良く列車が来ましたが、乗降客はありませんでした。列車自体には、そこそこ乗っているようには見えました。(時間的に学生が多いようでした)

 どんどん南下して、札幌方面に向かいます。直線道路で見通しがいいので車の流れは速いのですが、一台のレンタカーが対向車線に出て複数台ごぼう抜きしていきます。(追い越し禁止区間ではない)危ない運転するなあと思って、ゆっくり(といっても法定速度+α程度)走っていくと「比布駅」という看板が目に入りました。おー、あの比布かと思って寄ってみるかと交差点での右折車線に入ろうとしたら、先に行った例のレンタカーが直線車線からいきなり右折車線に入ってきました。どうやら比布駅という看板を見つけて急遽寄ってみようと思ったのでしょう。比布駅前の駐車場に入ったので、どんな人が乗っているのかなと思ったら、高齢のご夫婦でした。どこから来たのか知りませんが、対向車線を高速で長い時間走るのは危ないと思いますけどね。あと、交差点直前でいきなり車線を変更するとか。無理して追い抜いていっても、それほど時間短縮にはなりません。(比布駅に着いたのはほぼ同時刻)何人たりとも自分前は走らせんという、自己満足だけのように思います。

 JR北海道宗谷本線比布駅

 北海道上川郡比布町西町2-6-1

 ピップエレキバンのCMご存じでしょうか?

 このCMでピップが一躍全国区になりました。ピップ応援大使もたくさんできたようですね。

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2023年6月_北海道旅行記その22 上川郡剣淵町「絵本の館」⇒「JR宗谷本線剣淵駅」⇒雨竜郡幌加内町「朱鞠内湖」⇒中川郡美深町「道の駅びふか温泉」⇒「トロッコ王国」⇒「美深町文化会館」

2024-03-22 20:00:00 | 旅行

 旅も後半です、途中から当初のスケジュールを無視した結果、旭川にいます。どうしましょうか? 数日後に泊まる札幌の宿は予約しているので、それまではフリーです。北上してみましょう。(根拠なし)

 北上途中で、道の駅「絵本の里けんぶち」で一休みです。

 北海道上川郡剣淵町東町2420

 周辺情報を仕入れたところ、絵本の里剣淵というくらいなので、「絵本の館」があるという事が分かったので行ってみましょう。

 駐車場には、移動絵本車(っていうのか?)があります。講談社と書いてあったので、調べてみたら「本とあそぼう全国おはなし隊」という活動で各地の小学校や公園を巡回して、子供たちを対象とする読書活動を行う車のようです。

 絵本の館の方は、もう絵本を有難がる歳でもないので、外観を見るだけにしておきます。

 JR宗谷本線の剣淵駅を訪問です。

 北海道上川郡剣淵町市街地栄町 JR北海道宗谷本線

 2面2線の無人駅で、跨線橋があります。

 宗谷本線なので、そこそこの本数は運行されていますが、時間が合わず列車の撮影はできませんでした。(もともと、列車の撮影が目的ではなかったからな)

 そうだ、もう少し行くと「朱鞠内湖」があるではないか。一番最初に旅の予定を考えた時には、朱鞠内湖の遊覧船が入っていたのですが、タウシュベツ橋梁に行くためにリ・スケジュールをした際に消えた観光地です。層雲峡あたりから予定がぐちゃぐちゃになってしまったのですが、行く機会が再度巡ってきた感じです。

 遊覧船の発着所がいまいち不明なので、だいたいこのあたりだろうという場所をセットして向かいました。近づけば案内板が出てくるでしょう。朱鞠内湖の展望台があったので、一休みです。

 さらに近くには、朱鞠内ダムがあったのでちょい訪問です。

 小さなダムで、事務所や展示館は見当たりませんが、総合管理事務所と書いてあるので、立ち入り禁止区域内に建屋があるのでしょう。

 案内板に従って行くと、観光船乗り場がありますが人気がありません。

 あー、そうか確か釣り人が羆に襲われて食われたところは、朱鞠内湖だったっけ。襲った人食い羆は駆除されたのだが、その後も羆の目撃情報があったため、完全閉鎖されています。羆が怖いので、早々に退散します。

 道の駅「びふか温泉」で作戦会議です。

 北海道中川郡美深町紋穂内139

 あげいも、美味そう

 そういえば、3年前に北海道を訪れた際には中山峠で「あげいも」を買って食べたことを思い出した。うまうまー

 あげいも:350円 税込み

 道の駅で美深周辺の観光地をサーチしたら、「美深トロッコ王国」があった。あ、ここも事前の予定を考えた時、候補の1つになったところだ。予約が必要だが、空きがあれば当日でもいいということだったはず。とりあえず行ってみましょう。

 これは、日本一の赤字路線であった、国鉄美深線の跡地を利用した観光用トロッコです。上手くいけば乗れるかもしれません、行ってみましょう。結構山の中に向かって走っていくと、気温が下がり始めました。小雨も降っているのですが、6月にもかかわらず気温は10℃くらいしかありません。寒いですわ

「すいません、空きはありますか?」

「大丈夫ですよ。出発5分くらい前になったら、看板の所に来てください。乗車の説明をします」

「わっかりました」

 王国なので、査証を取得します。あと、乗車券(硬券)も必要ですね。乗車料金:1,600円 ただし一人乗車の場合は1,800円

 旧国鉄美深線の仁宇布(にうぷ)から辺渓(ぺんけ)間の、往復10Kmをエンジン付きトロッコで走行します。

「操作はアクセルとブレーキのみです。踏切が数か所あるので、一時停止してください。これは廃線なので、通行車両や人がいれば止まる必要があります」

「わっかりました。帰りはどうするのですか」

「回転場に行って、ポイントを切り替えるので何もしないで結構です」(くるっとループになっている所で、方向転換をする)

 14号車で、レッツらゴーであります。

 さあ、辺渓に向かってGoです。

  小雨が降っていますが、びしょ濡れになるほどではありません。しかし、気温が低い(10℃くらい)というのと、風がもろ当たるので体感温度はさらに下がります。しかし、線路の継ぎ目でガタンガタンいうのは、本物の線路を走っている雰囲気が出ていて楽しいです。

 Uターン場には、係の人が先回りしてくれていました。複数台運行する場合は、ポイント切り替えのためすべてのトロッコがループの中で待機する必要がありますが、この時間は1台のみの運行でした。

 がっちゃんとポイントが切り替わったら、復路を疾走します。相変わらず寒いのですが、道と並走する部分があり車から手を振ってもらえたりします。(これは、少し嬉しい)また、「なんじゃこりゃ」という顔で、車を停めてみる人もいます。本格的なトロッコで、思いの外楽しかったですわ。

 現在のJR宗谷本線の美深駅は、立派な駅舎となっています。

 ここには、美幸線の資料展示室があります。(入館無料)

 日本一の赤字路線を逆手にとったイベントも行っていましたが、1985年(昭和60年)9月16日に全線廃止となりました。

 せっかく美幸線跡を走ったので、ここも寄ってみるといいでしょう。

 また少し時間があるので、美深町文化会館COMを訪れます。

 北海道中川郡美深町西町22番地 入館無料

 ここには郷土資料館があり、無料で見学ができます。

 羆さんがお食事中のようなので、刺激しないように静かに見学しましょう。

 アイヌ文化の展示品は、各自治体にもかなり保管されていますね。

 明日は、名寄からスタートです。

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2023年6月_北海道旅行記その21 旭川市「JGSDF(陸自)旭川駐屯地第2師団創立73周年記念・旭川駐屯地開設71周年記念行事」⇒「北鎮記念館」⇒「あさひかわラーメン村」

2024-03-21 20:00:00 | 旅行

 ある時、某道の駅に寄ったとき陸上自衛隊の記念行事を宣伝するポスターを見つけた。あれ、スケジュール的に行けるんじゃね。ということで急遽訪問することにした。もう、当初の旅行スケジュールは完全無視である。

 住所を調べたら「春光町国有無番地」ということで、よく分からないがここだろうと思う所をカーナビにセットして行ってみたら、ちょっと違う所に連れていかれた。オーマイガー! コースを手動で修正して、駐屯地に到着です。臨時駐車場が準備されており、すんなりと駐車できました。

 比較的朝早く到着したので、最前列で見学できました。北海道各地から師団が終結しているようです。

 これまた各地から終結した自衛隊車両のお披露目です。

 次々にやってきますが、一部をご紹介します。

 戦車の迫力は一味違います。後方からはヘリが来ますね。

 この駐屯地なは「北鎮記念館」があるのですが、一度基地から出ないと行くことができません。車は駐屯地内に停めているので歩いて行ってみます。入館無料ですが、入り口で簡単な手続きをします。

「写真は撮ってもいいのですが、動画はNGです。また一部撮影禁止があるので注意して下さい」

「わっかりました」

 ここには旧陸軍の第七師團が駐屯していたというのは、ゴールデンカムイの読者なら知っていることでしょう。その頃の敷地は、現在の5倍はあったそうです。現在の旭川駐屯地は、練兵場跡地にあたります。ジオラマには、歩兵第27聯隊の宿舎もあります。

 自衛隊も、人気のゴールデンカムイとのコラボで、なりきり(コスプレ)記念写真コンテストをやっています。ここでは、旧陸軍の銃(レプリカ)を持って、登場人物になりきることができますよ。鯉登少尉に、なりきっているな。

 喉が渇いたので、第七師團司令部購買部で「整列安め」を購入です。司令部は極秘なので、撮影が禁止となっています。

 旧七師團の直轄なのですが、現在の貨幣が使えます。

 再度、駐屯地内に戻り装備品展示を見学します。

 旭川駐屯地祭りを堪能したら、晩飯は「あさひかわラーメン村」に向かいましょう。(連ちゃんか)

 今日は、どの店も落ち着いています。(選びたい放題だな)青葉にしてみましょう。たしか、どこかの食品メーカーとコラボした「青葉のカップ麺」を食べたことがあります。実店舗を訪問するのは初めてです。

「醤油ラーメンください」(やっぱり旭川といったら醤油だろう)これは一目で醤油系とわかる、正当な醤油ラーメンです。

 コクがあるスープが、めっちゃ美味いですわ。N村的には、透き通った醤油ラーメンのスープの方が好みです。(味は好みがある)

 あおば 旭川ラーメン村 北海道旭川市永山11条4-119-48 共用Pあり

 醤油らぅめん:850円 (メニューの表記とおり)

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2023年6月_北海道旅行記その20 上川郡当麻町「当麻鍾乳洞」⇒旭川市「旭川博物館」⇒「旭川市科学館」⇒「あさひかわラーメン村」⇒上川郡東川町「キャンドルナイト」

2024-03-20 20:00:00 | 旅行

 道の駅で情報を仕入れた、当麻鍾乳洞に向かいます。

 北海道上川郡当麻町開明4区 Pあり 入洞料:600円

 当鍾乳洞は、北海道指定天然記念物となっています。洞内には大小無数の石筍・石柱・鍾乳管鍾乳華があって、何れも透明度の高い方解石結晶であり、鉱物学的にも大きな価値を有するとのことです。

 早速、入ってみましょう。朝一での訪問なので、来訪者は少ないようです。(数人のみ)

 鍾乳洞では良くある、鍾乳石などに「それらしい名前」が付いています。「天の岩戸」です。

 こちらは「白仙杖」となっています。規模的には、それほど奥行きがあるわけでもなく、すぐに一周できました。

 洞外には、鍾乳洞グリーンパークとして、遊歩道が整備されています。「但し、羆・マムシ・スズメバチ・ウルシなどの危険な動植物にご注意下さい」とあります。行くなら自己責任ということですね。

 「なんじゃこりゃ?」と思ったら、巨大な熊よけのベルでした。これを力いっぱい叩くと「がきーん」と大きな音が出るので、熊よけになるとか。

 ベルを鳴らす+鈴持参で行ってみましょう。

 羆・マムシ・スズメバチ出そうです。20分ほど歩いたのですが、景色が変わらないので引き返しました。

 売店には、この鍾乳洞で熟成さたという日本酒「龍乃泉」が売っています。ちょっと高いので、お手頃ワンカップの「動物園カップ」420円を購入しました。

「これも鍾乳洞熟成ですか?」

「いや、これはしてません」(値段とデザインを見りゃ、そりゃそうだろう。多分旭山動物園関連かと)

 旭川市方面に向かいます。道の駅には、その土地の観光情報も豊富にあるので、調べてみたところ旭川市博物館が良さげです。

 北海道旭川市神楽3条7丁目 共用Pあり 入館料:350円 プラネタリウム込み:470円 博物館+プラネタリウム+科学館=760円

 後で科学館にも行ってみようと思うので、760円の共通券を購入しました。 

 縄文文化から始まります。

 左から、オホーツク人・弥生人・縄文人の典型的な顔つきということですが、こんな人現代でもいますよね。

 アイヌ文化時代です。

 だいぶ近代に近づいてきました。このあたりのものは、子供のころに見覚えがあります。

 真空管ラジオ~オープンリール~ラジカセかぁ、使っていたなあ。(一部今も使っている)

 とせこに行っても大人気です。

 こ、これは「水曜どうでしょうのDVD」を見たことがあればよく知っている・・

 科学館との共通券を買ったので、少し離れた(車で移動するくらいの距離)旭川市科学館に向かいます。

 北海道旭川市宮前1条3-3-32 Pあり

 ウィルスのモデルですが、コロナウィルス(写真手前)って超絶気持ちわりーな。

 科学館というくらいなので、子供が楽しく科学を楽しめるというのがコンセプトですね。

 科学の実験ショーは子供に大人気ですが、大人目線でも面白いです。(写真OKです)

 プラネタリウムのチケットを買っているので、鑑賞しましょう。多くの科学館や天文台でプラネタリウムが設置されていますが、ここは機械は丸いのが1つあるタイプです。(2つあるのが多いかな)小型なので、天球を見る時にじゃまにならなくていいですね。

 そうこうしているうちに、プラネタリウムが終わったのが閉館5分前でした。あ、そうだ天文台も見学できるのだと気が付いたのですが残り時間は5分しかありません。

「すいません、まだ天文台は見学できますか?」

「エレベーターで上に行ってください。係の人がいます」

「わっかりました」

「すいません、ぎりぎりで申し訳ないのですが望遠鏡の見学できますか」

「いいですよ」(快諾していただいた。有難いなぁ)

「実は、昼でも星は見えているんですよ」

「ほんとうですか?」

「火星に向けてみましょう」(コンピューター制御で、ささっと合わせられる)

「おー、見える見えるぞ」(月みたいに欠けている火星が見えました)

「有難うございました」(ちょうど、閉館時間となりました)

 旭川に行ってから知ったのですが、中心部から少し離れた場所に「あさひかわラーメン村」というのがあります。

 北海道旭川市永山11条4-119-48 共用Pあり

 

 なんじゃこりゃああ! あ、すいません、ラーメン神社です。お参りしておきましょうか。

 訪問時(17時過ぎころ)は7軒営業中でしたが、なんとどこも満席です。えー、めっちゃ人気やんか。どーいうこと?

 ぐるっと一周回って「梅光園」に並びました。(特に、旭川ラーメンについて知識があるわけではない)

 5分ほど待って、入店です。客層を見ると、ほぼ外国人で欧米系もいるしアジア系もいます。多くは英語を話しているようで、日本語は少数派です。そういえば、他のラーメン店も外国人の客ばっかりだったような。

「醤油ラーメン下さい」

「はい」

 スープを見ると醤油ではなさそうですが、こういうスープが売りのようです。スープに大量の煮干しを投入しているので魚介系かと思いきや、豚骨・鳥ガラも使用とも書いてあります。つまり豚骨・醤油などの合わせスープということみたいです。

 醤油ラーメン:900円

 札幌ラーメンと比べると、少し細い感じです。

 食べていたら、ほとんどの外国人が食べ終わって退店していったので店内は落ち着きを取り戻しました。店を出ると、あれほど混んでいた他のラーメン店も落ち着いています。あ、そういえば大型の観光バスが停まっていたな。たぶん、外国人のツアー客がラーメン村での夕食を取るため、ここで自由行動になったものと思われます。少し、時間をずらしたらすんなり入店できたと思います。

 旭川の隣町、上川郡東川町に向かいます。旭川では、車中泊できそうな道の駅がありません。(道の駅はあるが適していないと思われる) 東川町は、写真の町といわれており芸術に力を入れているようです。留学生も多いみたいで、日本語以外の言語も沢山聞こえてきます。

 日が暮れると、キャンドルがたくさん飾られ始めました。なんで?と思ったら、ちょうどキャンドルナイトというイベントが始まった直後でした。

 公共施設に多くのキャンドルが輝いていますが、個人商店や家屋にも飾られています。少し町を散策してみたら、道の駅近くの東川町複合交流施設せんとぴゅあⅠで、多くの人が集まっていました。おや、英語が普通に聞こえるぞ。

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2023年6月_北海道旅行記その19 河東郡上士幌町「森のトロッコ鉄道エコレール」⇒「タウシュベツ橋梁」⇒「上士幌町鉄道資料館」⇒十国峠⇒上川郡上川町「銀河流星の滝」

2024-03-19 20:00:00 | 旅行

 今日は、旅行前から計画していた旧国鉄士幌線の「タウシュベツ橋梁」を訪れます。コンクリート製のアーチ橋で、その美しさからメディアでも取り上げられてますが、川の増水時には水没することもあるとのことです。

 国道273号線に展望所があるので、遠景であれば行けば見られますが、橋に通じる林道は未舗装で狭く、許可車でないと通行はできません。事前に予約した、1日10組までしか入れないことになっています。あと、地元の会社が催行するツアーがあるので、それに申し込むという手はあります。

 鍵の申し込みはネットのみで、1ヶ月前の午前10から受付けが開始されます。過去の予約情報を見てみると、全日埋まっています。特に、土日の鍵争奪戦は激しそうです。予約開始直後に手続きを開始しますが、アクセスが集中しているようでうまく動きません。なんか予約が完了したかどうか分からなかったので、しばらくしてから予約状況を確認したら首尾よく出来ていました。

 鍵の貸し出しは、道の駅かみしほろで行っているので、朝一で向かいました。

 道の駅かみしほろ 北海道河東郡上士幌町字上士幌東3線227-1

 新しめの道の駅で設備は綺麗です。道の駅は9時からなんですが、早めに着いたのでモーニングサービス(8:00~10:00)をいただくことにします。(いつもはコンビニパンやおにぎりなのですが、ちょっと贅沢モーニング)

 ほうれん草のグリーンガレットかキッシュ&ソーセージを選択できます。パンと飲み物はセルフです。

「ソーセージでお願いします」

「パンはあちらです」

「わっかりました」

 パン・コーヒーと牛乳はセルフで調達しました。贅沢な朝飯だったな。

 窓口に行くと、バイクのライダー達5人が手続きしていました。一人1,000円(1台ではない)の協力金が必要です。横で数人のおっちゃん達がごねています。キャンセルが出た場合にのみ貸し出しが可能なのですが、当日窓口に行かないと分かりません。電話問い合わせも不可。どうやら、当日キャンセルが無かったため、余分な鍵の貸し出しが無いことに憤慨してごねているようです。ルールはルールなので、ごねても無駄だと思いますよ。

 ライダー5人組が先発したので、少し後に続きます。国道275号線を北上していたら「トロッコ」という幟を発見。そういえば、道の駅で旧国鉄士幌線の一部をトロッコで走ることができるとあったような。

 森のトロッコ鉄道エコレール 北海道河東郡上士幌町ねかびら温泉郷

「すいません、予約していないのですが乗れますか」

「大丈夫ですよ」

「じゃ、お願いします」(一人、1,200円)

 駆動輪1人(自転車乗車)+客1~2人乗車可 途中で交代可(折り返し地点で交代が安全)

 出発地点と折り返し地点に、回転台があるので折り返し点は自分で操作します。回転台操作方法の練習と、脱輪時のトラブルシューティングを習ってから出発します。

 往復1Km森の中の旧国鉄士幌線あとを軽快に走ります。線路は、観光トロッコ用に敷き直したもののようです。(国鉄の鉄道路線より幅が狭い)意外と楽しいな。自転車は良く手入れされており、動作も軽いです。

 トロッコを堪能してから、さらに北上していくと道路際に車が止まっている場所があります。ここが、展望台入り口になります。

 羆が直近で目撃されています。多くの人が訪れているので多少の安心感はありますが、熊鈴を持っていきましょう。

 展望所までの道は、整備されています。

 遠くながらも見えるぞ、見える!

 Nikon350mmZoomで狙ってみると、先行したライダーさん達が堪能中でした。

 林道の鍵と進入許可書を持っているので、入り口ゲートまで進みます。

 鍵を開けて入ります。通ったら、必ず施錠しましょう。ここから未舗装の荒れた道が続きます。道は細い所もあるので、注意して進みます。(離合は十分に可能)

 駐車場からは、羆に遭遇しないように熊鈴鳴らしていきます。羆います、絶対にいます!

 駐車場からは、さらに徒歩で行きます。ちょうど先行していたライダーさんたちと入れ違いでした。

 いきなり視界が開けて、タウシュベツ橋梁が目の前に現れました。天気が悪い日が続いていたのですが、橋梁訪問時には奇跡的に晴れたではありませんか。天は我に味方した。(なんのこっちゃ) コンクリート製の橋梁は崩壊が進んでいるように見えます。危険なため、橋の上に乗るのは禁止されています。

 橋の下部分は、自由に散策が可能です。

 素晴らしい景色を堪能です。

 川の水位は低いし、ライダー達は対岸に渡っていたようなので、どこかで渡れないか歩いてみましたが、濡れないで渡るのは不可能と判断しました。水は綺麗だし、流れも緩やかなのですが、靴で渡ると間違いなくぐしょぐしょになります。飛んで渡るのも、微妙に無理な距離です。靴を脱いで濡れる覚悟なら渡河可能ですが、生憎サンダルやタオルを持参していなっかたので諦めました。あと、獣臭が強烈にあります。鹿と思われる糞が沢山あるので、それとは思うのですが羆の可能性もあり注意するにこしたことはありません。

 おこちゃまレベルの熊除け鈴(のつもり)です。次回は、カウベルのたいなのが必要だな。

 こんなのがあったら、ヤバいよヤバいよ。

 ゲートの鍵は、道の駅かみしほろで返すのですが、帰り道に「上士幌町鉄道資料館」があったので寄ってみます。

 北海道河東郡上士幌町字上士幌東3線238番地 Pあり 入館料:100円

 旧国鉄士幌線関連の展示物があります。

 士幌線を走った車両や、事故の歴史があります。昭和26年、31年、44年に大きな事故が起こっています。

 かつての鉄路が示されていますね。

 士幌線が走っていたころの貴重な映像が残されており、駅間を指定して再生することができます。兄ちゃんが、すべての駅間を再生していました。

 道の駅かみしほろで、ゲートの鍵を返却してから北上します。当初の予定は富良野方面を予定していたのですが、なんとなく北上したくなって、十国峠を目指しました。(この辺りから、当初の計画ルートから外れていく)

 あ、十国峠のしかでしたぁー 目が合ったような・・ この付近、エゾ鹿多しなので走行注意です。何頭か道端でたたずむ鹿を目撃しました。シカの飛び出し注意です。衝突すると車にダメージがあるし、シカもいやでしょうから。

 十国峠を層雲峡に下っていくと、かの有名な銀河・流星の滝があります。ツアーでも寄ることが多く、その日も外国人の団体ツアー客が大勢来ています。

 北海道上川郡上川町層雲峡 Pあり無料

 2つの滝がありますが、若干離れています。

 ここからはツアーでは行かない、展望台を目指します。

 ひーひー言いながら登ります。もちろん熊除け鈴も鳴らしています。

 日の入りが迫っており、展望台まではたどり着けませんでしたが、2つの滝が見える所まで登ったので良しとしましょう。駐車場に戻ったら、観光バスはおろか誰もいなくなっていました。

 さて、旭川方面にでも行ってみるか。(ノープランではありますが)

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2023年6月_北海道旅行記その18 釧路市阿寒町「マリモ展示観察センター」⇒足寄郡足寄町「野中温泉」⇒「足寄町郷土資料館」⇒「足寄動物化石博物館」

2024-03-18 20:00:00 | 旅行

 東端の納沙布岬を制覇したので、北西方向に戻って阿寒湖を目指します。阿寒湖は超有名観光地なので、ツアーで何度も訪れています。観光アイヌコタンがあり、夜になるとライトアップされて、アイヌの伝統的な踊りのショーが行われます。

 今回の目的は、阿寒湖観光船です。阿寒湖の島にある「マリモ展示観察センター」に行くには、これに乗るか別途高速船に乗るかしか手がありません。

 共用の観光駐車場は有料なので、乗船券売り場で駐車場を紹介してもらいそこに停めます。(運行会社の駐車場なので都度確認)観光船の出航時間まで、周辺を散策します。当日は、アジア系外国人観光客が半分くらいかなという客層でした。

 天気もあまり良くないので2Fの客室が人気ですが、写真を撮ろうと思ったら2Fのオープンデッキがお勧めです。(空いていました)

 船内の1F部分も快適なのですが、全員2Fに陣取っています。(見晴らしがいいからな)1Fも快適ですよ、空いているし。

 阿寒湖を周遊するので、徒歩では行けないような場所も見ることができます。

 高速船が、かっとんで行きますね。

 マリモ展示観察センターは、チュウルイ島にあります。ここで、全員下船します。

 マリモ展示観察センターに向かいましょう。

 阿寒湖のマリモは、特別天然記念物に指定されているので採種が禁止されています。本物のマリモは、なかなか見られないので、ここで堪能しましょう。

 おー、丸まってますね。(マリモだからな)

 これは、かなり多きく育っています。天然のマリモは藻の仲間で、湖の底を転がっているうちに丸くなります。5~9年周期で成長と崩壊を繰り返し、大きいものは30cmを超えるものもあるとか。

 特別天然記念物が土産屋で普通に売られている件について

①このマリモは、阿寒湖で採種されたものではない。

②他の湖から採取された、親類を養殖したものである。

③天然マリモと称して売られているものは、ロシア産である。

④マリモは寒さには強いが暑さには弱い。一週間に一度程度水を変える必要がある。

➄大昔、N村もお土産マリモを買ったことがある。ある時水替えが面倒になり水槽に投入したら、いつの間にか消滅してしまった。(マリモすまん)

 観光船待合所で、簡単な食事をとります。

「そば下さい」(北海道のそばは、関東系or関西系?)

 この黒い出汁のそばは、関東系ですね。N村的には、そばは関東系が好きです。うどんは関西系の出汁が好き。(味は好みがあります)

 かけそば:600円(税込み)

 そういえば、根室の落石峠でお会いした、北海道を長期間旅している、温泉大好きご夫婦に「野中温泉はいいよ、とってもいいよ、騙されたと思って一度行ってごらん」と言われたのを思い出した。その時「根室といえばタイエーの焼き鳥弁当が絶品ですよ、ドキュメント72時間にも登場したし、安くて美味くて超お勧めです。騙されたと思って1度行ってみてください」と教えたことを思い出した。

 ここから遠くなさそうだし、遠回りにもならないので行ってみましょう。山の中の宿で、日帰り入浴も可能です。

 北海道足寄郡足寄町茂足寄159 Pあり 日帰り入浴:400円

 駐車場、未舗装ですが広いです。

①風呂なので、浴室などの写真はありません。(興味ある方は、ネットで調べてみて下さい)

②熱めの源泉かけ流し

③室内風呂+露店風呂あり

④硫黄がきついので、室内風呂の窓は開けっぱなしのこと(閉めてはいけない)

➄泉質によりシャンプー・石鹸は泡立たない。つかるだけ、洗い場・カランなし。タオルを湯につけると変色する。

⑥自炊設備あり、湯治にも使える

⑦廊下には、ここを訪れた有名人の色紙がいっぱい。グレートトレバースの田中陽気さんや、赤塚不二夫さんの色紙あり

⑧間違いなくいいお湯だが、頭や体を洗えないので翌日は普通の風呂に入りたい。

⑨温泉好きが絶賛するだけある価値のある温泉と思う。近くに行ったら、また寄りたい。

 足寄町郷土資料館を訪問です。

 北海道足寄郡足寄町中足寄43-12 Pあり 入館無料

 校舎みたいな作りだなと思ったら、旧中足寄小学校(廃校)を改築してものです。明かりが消えていましたが(訪問者なしのため)、行ったら各展示室の明かりを点灯していただきました。 

 足寄の鉄道は、旧国鉄池北線廃線後第三セクターの「ふるさと銀河線」として営業をしていましたが、過疎化により営業困難となり、バス転換により2006年に廃止となりました。観光用のSL銀河を走らせて一時は話題になりましたが、継続的な鉄道運用は無理だったようです。

 おー、お金持ちの居間に飾っているような剥製ですね。

 アナログ式携帯電話器なんかも、資料館に展示される時代になったのですね。

 ゴールデンカムイに登場するような馬そりです。最後に、お礼を言って退館します。(多分電気を消すと思われる)

 足寄動物化石博物館です。

 北海道足寄郡足寄町郊南1-29-25 Pあり 入館料:400円

 ここも、根室でお会いした温泉大好きご夫婦に推薦された施設です。

 足寄は、足寄町茂螺湾で最初に発見された「アショロア・ラティコスタ」が有名です。この発見をきっかけに、足寄動物化石群の継続的な調査・研究が始まったとのことです。

 アショロアは、海の哺乳類で想像復元図はこんな感じです。

 古代生物の復元モデルも多く、かなり見ごたえがある展示物です。またクジラといった現代生物の骨格標本もあります。

 あ、庭にアショロアさんがお散歩中でした。お元気なようでなによりです。

 動物化石博物館の近くに「道の駅あしょろ銀河ホール21」があるので寄ってみます。

 北海道足寄郡足寄町北1条1-3

 道の駅の建物内には、松本零士氏とコラボした「ふるさと銀河線」の列車があります。

 この線路は、もしかして銀河に続くのか・・

 足寄といったら、この方ですよねー

 せっかくなので、地元十勝足寄ありがとう牧場の牛乳を購入。(220円+TAX)牛に与える穀物を出来るだけ少なくしたいというコンセプトで、草しか育たない・畑作に向かない土地で豊かに育てているそうです。あっさり牛乳でした。

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