こないだ、福岡市東区の貝塚交通公園に行ったのである。ここには、ブルートレインとSLが静態保存されているのだが、年に2回だけ内部を公開するという。土曜日に行ったら、駐車場はかなり混んではいましたが、なんとか駐車できました。
早速、ブルートレインを見に行きましょう。マイナーなイベントのせいか、人は多くありません。乗り降りの場所が1か所のため、時間によっては入るまで多少待たされる場合もあります。N村訪問時は、待ち時間なしで入れました。この車両は、東京⇔博多間を運航していた「あさかぜ」に使用されており、現存するのはわずかに2両のみ。他の1両は、さいたま市の鉄道博物館にあるとのことです。
車内は3段ベットになってますね。たしか、昔東京⇒秋田に行くとき、こんな3段ベットのブルートレインに乗った覚えがある。結構、狭いんだよね。
最上段は、天井が高いので、意外と圧迫感が少ないです。
そうだ、こなん感じだったなぁ。
冷水器、懐かしい。
揺れる車内のトイレは、使いにくかったなぁ。昔の列車のトイレは、そのまま線路に放出される方式だったので、停車中は使用禁止だった。
牽引しているのは、キューロク型の49627号機です。
SLも客車も雨ざらしなので、塗装の痛みが激しいです。塗装をし直すために、有志で募金をしたが、目標額の2割ほどしか集まらずとん挫したそうです。
ここを見られるのも、年に2回のみです。
さて、公園内を散策してみましょう。旧式のプロペラ機がありますが、説明が一切ありません。
JA6159という登録番号から調べると、日本国内航空で使用されていたデ・ハビランド社製の機体で、1967年に登録抹消されています。んー、どっちも知らんな。
あと、フィリピンのジープニー(中央のジープ)と、タイのサムローという車両があります。いずれも、1989年のアジア太平洋博覧会に展示され、その後はここに保存されたようです。まあ、どれもそうなんですが、ほぼ放置状態のような感じは否めません。
交通公園というぐらいなので、交通について学べます。対象は小学生以下なのですが、ゴーカートがあり、1周50円で乗ることができます。
コースには信号などがあるため、走行前にドライバーはブリーフィングを受け、しっかりと交通ルールを学びます。
桜の開花は、もうちょっとかな。
とまぁ、比較的近くの公園ですが、初訪問でした。
福岡市東区箱崎7丁目8−35 Pあり無料 17:00で閉鎖