昨年、113周年_日本海海戦記念大会に行ったのだが、今年も案内が来たので申し込んだ。昨年は、「訓練支援艦てんりゅう」への乗艦だったが、今年は姉妹船の「訓練支援艦くろべ」に変更になっていた。
これは、明治38年5月27日日露戦争で、日本がロシアのバルチック艦隊を日本海で迎え撃ち、撃破したことを記念して執り行われます。その時の戦没者を慰霊し、筥崎宮の式典の後は自衛艦に乗艦し、海上慰霊祭が行われます。
昨年は、日程の関係で筥崎宮での式典は出られなかったが、今年は参加できた。10時からの式典ですが、40分前くらいに到着。事前に調べたら駐車場もあるようですが、式典のため満車で停められないと困ると思い、JR箱崎駅から歩きました。(ちらっと見たら、駐車場は余裕ありそう。それと周辺にも有料Pがかなりある)
天気予報によると、午前中は曇りで午後から雨だす。
受付があり、そこで式典の入場券を見せ会場に入ります。
9時半ころから、柳生新影流柳心会による、組太刀などが披露されました。外国人の方も、いらっしゃるようです。
当日は、九産大吹奏楽部の方もいらっしゃって、式に協力されていました。1時間15分ほどで式典は終了し、乗艦券を持っている人はバスに移動します。
「博多埠頭行は、11時半に出発します」
「はい」
ずど~ん!!
「わ、なんだ?」
境内では、黒田藩砲術陽流法之大筒のデモを行っていた。
「3連発射します」
「ずどーん!ずどーん!ずどど~ん!」
「おー、ぱちぱちぱち」
「あ、バスの出発まで、あと5分や」
「乗艦券を拝見」
「これです」
「どうぞ」
博多埠頭に停泊している「くろべ」のすぐ近くまで、バスで行けます。簡単な持ち物検査の後、乗艦します。
ここは、通常標的機を格納しているそうですが、イベントバージョンになっています。
続々人が増えてくるので、早い時間に艦内を見学してみましょう。
この小型の船ですが、船首付近にへばりついてます。また、まとわりつくように自衛艦の周囲を行ったり来たりしています。博多港の沖合まで付いてきたので、明らかに訓練艦の動きを見ているのでしょう。なんだ、マスコミ関係なのかな? 特に進路の妨害はしなかったようだけど、コバンザメのように、へばりついていた。
艦内も見学できます。
ここは隊員食堂ですが、休憩所として開放しています。午前中の記念式典⇒海上慰霊祭と続けてくると、昼食をとる時間がありません。なので、ここで持参したものを食べていた人もいるらしいとは聞きました。
あはは、お仕事紹介コーナーですが、なんとなく「広島東洋カープ」のにおいがします。
「この船の母港はどこなんですか?」
「呉です」
「あ、だから、カープなのか!」
制御室も入れます。
「写真いいですか?」
「どうぞ」ということで、遠慮なく撮らせていただきました。
乗船直後のブリッジは空いてましたが、時間がたつにつれて、激混み状態に。早めに、見学した方がいいでしょう。
午後から、予報通りに小雨が降りだしました。艦内は傘禁止なので、カッパを出します。
志賀島沖あたりで、慰霊祭が行われます。ずどーん・・・と
関係者の献花は事前に準備されていますが、一般人は持参すれば献花できます。ちょっと気になったのは、買ってきた花でセロハンなどでくるまれている花束をそのまま献花するのはどうかなぁ。セロハン類は自然には分解しないので、N村としては直前に取り除きましたが。
さて、15時半ころには博多埠頭に帰りましたが、桟橋がしなるようで1人づつしか下船できません。雨も降っており、我慢の時間であります。なかなか進まんなぁ。
博多埠頭からは、筥崎宮/博多/天神行きのバスが用意されているので、都合の良いのに乗るといいでしょう。埠頭周辺を散策する人は、ここでの解散となります。