昨日は、道の駅越後市振の関で力尽きたのである。
このあたりの海岸は「ひすい」が取れるので有名とのこと。よっし、いろいろな石のサンプルがあるので、この中から「ひすい」の感触をつかめばいいのだな。しか~し、天気が悪く風も強いので、海岸には誰もいない。ま、命にかかわるので当然ですね。
よっし、次行こう。日本海沿岸を、ひたすら北上します。道すがら「道の駅豊栄」で、一休み。まだまだ、走れますよ。
ちょうど昼時になったので、「酸辣湯うどん」(すーらーたん)を食べてみましょう。
まぁ、普通中華麺とは思うのですが、今回は「うどん」である。うーむ、道の駅なので、うどん専門店でもなく、ごく普通のコシのないうどんでした。
↓この「全国道の駅」は、道の駅笹川流れで発見したため、すかさずお買い上げ。全国地図+道の駅の住所+電話番号+ちょっとした紹介+近くの日帰り温泉などが記載されている優れもの。特に、トイレがウォシュレットかどうかが判断できるのが嬉しい。この本を入手したことにより、以後の旅がずっと楽になったと言っておこう。すべての道の駅で売っているわけではなく、あったらラッキーくらいです。
あまり観光もせずに北上しているので、ここらで一発「笹川ながれの遊覧船」に行きます。
「次の便は、何時ですか?」
「えーっと、一応2時なんですけど、風が強くなっているので、まだ出られるかどうかは不明です」
「そうなんですね」
「もう少ししたら船長から連絡が入るので、放送します。ちょっと待ってて下さい」
「わっかりました」
・・20分後
「ぴんぽんぱんぽ~ん♪」
「次の2時の便は出航します。ただし、風が強くなっているので、途中で引き返すかもしれません。それでも良ければ、今から切符を販売します」
「ぴんぽんぱんぽ~ん♪」
「買います!」
「途中引き返しでもいいですか」
「いいっす」
「1,000円です」
客は少ないかなと思ったら、15人くらいは集まった。すぐに出航! すかさず、カモメ軍団がついてくる。
「カモメのエサは、ポイントに着いてから販売します」
カモメも心得ているようで、ポイントまではおねだりなしで、ついてくるだけ。
「1袋、100円です」
「買った」
えびせんの袋を見たとたんに、カモメは戦闘モードに突入。仁義ない戦いが、繰り広げられた。
「おっりゃあ、このカッパえびせんは、俺が先に狙ったんや」
「ざけんなよ、取ったもんがちや」みたいな。
「あー、楽しかった」(笹川流れの景色はどうした) ちなみに、やはり風が強くなったので、途中で引き返しました。
夕方、風呂は日帰り温泉「あぽん西浜」に決定。
入浴料は、サウナもあって400円というお手頃値段。
山形県飽海郡遊佐町吹浦西浜2-70
夕飯は、ちょっと走って「道の駅鳥海」にある、「とりみ亭」へ。ラストオーダー30分前に、なんとか滑り込んだ。
「まだ、いいですか?」
「どうぞ」
「この、トンタン麺ちゅうのを」
「はい」
わぁ、思った以上に巨大などんぶりだった。トンタンとは、豚骨+坦々麺ということらしい。
山形県飽海郡遊佐町菅里字菅野308-1
さらに北上を試みるも、道の駅岩城で力尽きた。
「ここを、本日のキャンプ地とする」
第8日目終了
道の駅岩城:秋田県由利本荘市岩城内道川字新鶴潟192-43