2021年第42回KCJコンテストに参加しました。今年から、若干ルールが変更になり、海外局の大陸別マルチが、エンティティ別マルチになりました。海外局のマルチが増えたため、いかに海外局を拾っていくかが、一つのポイントになるかもしれません。それと、CTESTWinなどのコンテストログを使っている場合、最新バージョンにアップデートしていないと、正確に点数が計算されません。KCJコンテストは、電信のみのコンテストです。無線従事者の資格により点数が異なり、1アマ<2アマ<3アマの順に点数がアップします。(4アマは電信が許可されていないので、参加資格なし)
KCJコンテストは、送受信のコールサイン・ナンバー・時間が一致しないと得点にならないルールとなっています。相手局がミスコピーしたり、ログを提出しなかった場合も無得点となるため、総合点から何点引かれるかというのも勝敗に影響します。ミスコピーがあまりに多いと、失格の要因ともなる、非常に厳しいルールです。そのため、不明瞭なコールサイン・ナンバーは、明確になるまで再送してもらいます。
パソコンのログが普及する前は、コンテスト事務局でログデータを手入力して、すべての交信データを照合していたようなので、その苦労は大変なものだったと思います。今は、多くの局が電子データで提出するので、かなり負担は軽減されているものと思いますが、やはり手書きの局もいるので、作業量は減ったとはいえ大変だとは思います。
参加前に、作戦をたてましょう。
①コンテストログは、CTESTWinを使うので、最新バージョンにアップデートする。
②マルチバンドでは勝てないので、シングルバンドに絞る。
③主バンドに注力するが、底をついたりコンディションの悪化のためバンドが死んだ場合は、他のバントで遊んでもいいことにする。
④なるべく早起きをする。(朝は苦手)
➄CQ TESTでRUNするだけではなく、CQを出している局を探しに行く。(マルチを集めることがが大事。以前、某コンテストでCQ TESTばかり出していて、局数では勝ったけどマルチで負けて順位をめっちゃ落としたことがある)
⑥弱い信号の海外局も落とさないように、聞き耳を立てる。国内向けビームだけではなく、ヨーロッパ(EU)が開いていそうな時間は、EUにもアンテナを向けてみる。
⑦自分がミスコピーをするのを気をつけるのは当然だが、相手にミスコピーさせないような速度でのキーイングも重要。
⑧1アマが一番点数が低いのだが、14MHzに出てくるコンテスターは、ほとんど1アマ局である。3アマは14MHzに出られないので、最高点数は2アマ局なのだが、こればかりは選り好みできないので、とにかく数で勝負する。
季節・地域性による電波伝搬特性及び、自局の設備を考慮して、14MHzのシングルバンドとする。
CTESTWinのQSOレートを示します。21:00JST、スタートダッシュで14MHzでランニングしていきます。国内は、そこそこ開いており、順調に呼ばれます。夜間の電波伝搬なので、それほど国内コンディションが良いわけではなく、この時間帯は国内局でも八木などのアンテナを使っている局の信号は良く聞こえますが、国内はスキップ気味でヨーロッパの信号もかすかに聞こえます。さらに、ロシア主催のコンテストが同時に行われており、多くのロシア局がCQ TESTを出しているのが聞こえます。
CQ JA TESTを出していると、ロシアの局がたまに呼んでくるのですが、コンテストナンバーが合わず(別のコンテストですからね)、バイバイとなります。(ロシアのコンテストは調べていなかったので、ナンバー不明)
数は少ないが、ヨーロッパから呼ばれることもあるので、これも落とさないように丁寧に拾っていきます。
このQSOレートは、14MHz以外の、3.5/7/21MHzも含んでいます。
どのくらい、他のバントが混じっているかというと、3.5MHz:28局 7MHz:48局 21MHz:6局です。朝は弱いのですが、なんとか6時代に起床しました。午前中は国内局に交じって、W(米国)の西海岸局が入感します。国内向けのビーム方向で、Wも聞こえてくるので、アンテナを振る必要がありません。ハワイの局は距離的に近いので、信号は超強力です。昼にかけては、アジア・オセアニアの局が強力に聞こえだします。
CQ JA TESTで局数を伸ばしていくのですが、やはり底が見えてくるので、時間当たりのレートは時間と共に減少していきます。14時台にレートが跳ね上がっているのは、14MHzで底が見えたので、辛抱たまらず7MHzで運用したためです。(笑)14MHz以外のQSOは、チェックログで提出しました。
事前準備も功を奏したのか、今回は14MHz・シングルバンドで、念願の全国1位をいただきました。今まで入賞はありましたが、シングルバンドとはいえ全国1位は初だったので、嬉しさひとしおです。
提出したQSOデータのチェック結果も教えてくれます。
①自分のミスコピーは皆無だった。
②相手のマルチミスは2局
③相手のバンド不一致は1局
④相手のログ未提出は22局(せっかくの、N6, W7, 9Aが未提出は痛かった)
自分のミスが無かった点で、良かったかなと思います。QSOしていただいた方、コンテスト事務局の皆さん、有難うございました。賞状はダウンロード方式のため指定のurlからダウンロードし、プリンターで印刷しました。
KCJコンテストは、送受信のコールサイン・ナンバー・時間が一致しないと得点にならないルールとなっています。相手局がミスコピーしたり、ログを提出しなかった場合も無得点となるため、総合点から何点引かれるかというのも勝敗に影響します。ミスコピーがあまりに多いと、失格の要因ともなる、非常に厳しいルールです。そのため、不明瞭なコールサイン・ナンバーは、明確になるまで再送してもらいます。
パソコンのログが普及する前は、コンテスト事務局でログデータを手入力して、すべての交信データを照合していたようなので、その苦労は大変なものだったと思います。今は、多くの局が電子データで提出するので、かなり負担は軽減されているものと思いますが、やはり手書きの局もいるので、作業量は減ったとはいえ大変だとは思います。
参加前に、作戦をたてましょう。
①コンテストログは、CTESTWinを使うので、最新バージョンにアップデートする。
②マルチバンドでは勝てないので、シングルバンドに絞る。
③主バンドに注力するが、底をついたりコンディションの悪化のためバンドが死んだ場合は、他のバントで遊んでもいいことにする。
④なるべく早起きをする。(朝は苦手)
➄CQ TESTでRUNするだけではなく、CQを出している局を探しに行く。(マルチを集めることがが大事。以前、某コンテストでCQ TESTばかり出していて、局数では勝ったけどマルチで負けて順位をめっちゃ落としたことがある)
⑥弱い信号の海外局も落とさないように、聞き耳を立てる。国内向けビームだけではなく、ヨーロッパ(EU)が開いていそうな時間は、EUにもアンテナを向けてみる。
⑦自分がミスコピーをするのを気をつけるのは当然だが、相手にミスコピーさせないような速度でのキーイングも重要。
⑧1アマが一番点数が低いのだが、14MHzに出てくるコンテスターは、ほとんど1アマ局である。3アマは14MHzに出られないので、最高点数は2アマ局なのだが、こればかりは選り好みできないので、とにかく数で勝負する。
季節・地域性による電波伝搬特性及び、自局の設備を考慮して、14MHzのシングルバンドとする。
CTESTWinのQSOレートを示します。21:00JST、スタートダッシュで14MHzでランニングしていきます。国内は、そこそこ開いており、順調に呼ばれます。夜間の電波伝搬なので、それほど国内コンディションが良いわけではなく、この時間帯は国内局でも八木などのアンテナを使っている局の信号は良く聞こえますが、国内はスキップ気味でヨーロッパの信号もかすかに聞こえます。さらに、ロシア主催のコンテストが同時に行われており、多くのロシア局がCQ TESTを出しているのが聞こえます。
CQ JA TESTを出していると、ロシアの局がたまに呼んでくるのですが、コンテストナンバーが合わず(別のコンテストですからね)、バイバイとなります。(ロシアのコンテストは調べていなかったので、ナンバー不明)
数は少ないが、ヨーロッパから呼ばれることもあるので、これも落とさないように丁寧に拾っていきます。
このQSOレートは、14MHz以外の、3.5/7/21MHzも含んでいます。
どのくらい、他のバントが混じっているかというと、3.5MHz:28局 7MHz:48局 21MHz:6局です。朝は弱いのですが、なんとか6時代に起床しました。午前中は国内局に交じって、W(米国)の西海岸局が入感します。国内向けのビーム方向で、Wも聞こえてくるので、アンテナを振る必要がありません。ハワイの局は距離的に近いので、信号は超強力です。昼にかけては、アジア・オセアニアの局が強力に聞こえだします。
CQ JA TESTで局数を伸ばしていくのですが、やはり底が見えてくるので、時間当たりのレートは時間と共に減少していきます。14時台にレートが跳ね上がっているのは、14MHzで底が見えたので、辛抱たまらず7MHzで運用したためです。(笑)14MHz以外のQSOは、チェックログで提出しました。
事前準備も功を奏したのか、今回は14MHz・シングルバンドで、念願の全国1位をいただきました。今まで入賞はありましたが、シングルバンドとはいえ全国1位は初だったので、嬉しさひとしおです。
提出したQSOデータのチェック結果も教えてくれます。
①自分のミスコピーは皆無だった。
②相手のマルチミスは2局
③相手のバンド不一致は1局
④相手のログ未提出は22局(せっかくの、N6, W7, 9Aが未提出は痛かった)
自分のミスが無かった点で、良かったかなと思います。QSOしていただいた方、コンテスト事務局の皆さん、有難うございました。賞状はダウンロード方式のため指定のurlからダウンロードし、プリンターで印刷しました。