美濃の家づと 三の巻 賀歌
新古今集美濃の家づと三の巻 賀歌 文治六年女御入内屏風に 俊成卿 山人のをる袖にほふ菊の露うちはらふにも千世は經ぬべし いとめでたし。詞もめでたし。 本哥のぬれてほす ...
三体和歌 後鳥羽院 筆者不明断簡コレクション
三躰哥 春夏はふとく大に秋冬からび(ほそく) 恋旅えんにやさしく 後鳥羽院御製 鴈かへる常世の花のいかなれや つき...
三体和歌 後鳥羽院・良経 裏面 筆者不明断簡コレクション
思ひつゝ明行夜はの冬のつきやどりやせばき袖の氷に いかにせむ猶こりずまのうら風にくゆる煙のむすほゝれつゝ 旅ごろもきつつ馴行月やあらぬ やイ春は都とかすむ夜のそら 左大...
尾張廼家苞 恋歌四 1
尾張廼家苞 四之下 尾張廼家苞 四之下 新古今集 戀歌 題しらず 後徳大寺左大臣 うき人の月はなにぞのゆかり...
新古今集聞書他古注書写本 秋歌上 人麻呂 蔵書
つよくいひたつればあさいをしたるやうに聞ゑ 侍ればたゞあさがほのはかなきことわりをこゝろ にかけて見侍る哥なり。 さをしかの入野の薄はつ尾花いつしかいもいもが手枕に ...
俳句:初北風
探幽の秋草揺れる初北風姉が、羽田で飛行機の乗り換えをすると言うので、午前中に羽田で会って来た。午後からする事を考えていなかったが、せっかくだから、有楽町の出光美術館「江戸時代の美術...
春歌下 後鳥羽院 俊成九十賀屏風歌 八宮良純法親王筆色紙コレクション
さくら咲 とを山どり の しだり 尾の なが/\ しひ● あかぬ色●...
新古今増抄 巻第一 俊成女 梅月形見 蔵書
俊成卿定家卿の判を見てその心をがてん したるが稽古になるとのよしなり。 一 梅のはな誰袖ふれし匂ひぞと春やむかしの月にとはゞや 増抄に云。梅がゝの尋常にあらぬゆへに、これ 故誰袖...
美濃の家づと 三の巻 哀傷歌1
哀傷哥 定家朝臣母のおもひに侍ける春のくれにつか はしける 摂政 春がすみかすみし空のなごりさへけふをかぎりの別なりけり 上句は、立のぼ...
新古今集聞書他古注書写本 秋歌上 式子内親王 花薄秋盛 蔵書
哥によりてこゝろかはるべし。 引いつしかも神さびぬるか如本 引たのめをくわが古寺の苔の下いつしか朽ん名こそおしけれ 式子内親王 ○花...