2023年6月9~10日、弊社主催の合宿研修を行いました。この合宿は、中小企業に求められる「はたらきがい・いきがい」を柱にしたコミュニティとしての職場づくりの実践を学ぶ「ES組織開発コンサルティング実践講座」のカリキュラムの一つ。
学びのプラットフォーム「miro」を使い、6カ月間ES組織開発についてオンラインで事前に学んだメンバーが、学習の総仕上げとして参加するものです。
合宿はコロナ期間中開催を見合わせていたため、3年ぶりの開催となりました。
冒頭、代表の矢萩から、「組織開発と社労士は相性がよいと考えてますが、そこに気付いてる社労士はまだ多くはありません。コミュニティの中で新しい事例を共有していって、地域に貢献できる社労士の姿になっていけばいいなと思います」と挨拶いたしました。
また「AI時代の社労士」というテーマに対して、矢萩は販売会で野菜をどんなふうに陳列すればいいかCHATGPTに聞いたという実例をあげながら、「AIが答えを知っている時代だからこそ、どんな問いを立てるのかが大切」ということを語ります。
合宿研修の場所を提供してくれた「湯河原リトリート ご縁の杜」代表の深澤里奈子さんは、まさに「問いを立てること」を大事にしてきた方です。2000年に家業である旅館を継ぎながらも「宿とは何なのか」「場をつくるとはどういうことなのか」という問いを立てて、そこに真剣に向き合ってきました。
その結果、2016年2月3日より旅館からリトリートを主体とした宿へと転換。「本来の自分に還る」というテーマを掲げた宿を経営しています。働く人一人ひとりを尊重し、個性を大事にするES経営を実践し、第4回ホワイト企業大賞「明け渡し経営賞」を受賞されました。
参加者は館内見学や深澤さんの特別講義により、ES組織づくりがどんな結果を生み出すのかを体感しました。
金野の講義では、クレド導入後のES組織開発事例や、自律分散型組織を創るES組織開発のステップなどを取り上げました。その話の中には、どうすれば会社や働く人にとっての問題が解決し、個々人がいきいきと働ける組織づくりができるのか、お伝えしました。
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