大手スーパー進出とつながりの経済 その①
3月10日、田心カフェがオープンから一年半最大のピンチです。
田心カフェすぐ近くにスーパーが出来、ここ最近の快進撃がピタッと止まる。
弊団体のようにボランティアでやってるまちの八百屋でもまちにスーパーが進出してきただけで大打撃。まちの八百屋を経営をしていくのは難しいなあと痛感。
弊団体のネーミングの原点の数字903を再度執行部と確認。
大型スーパーと対抗するのでなく(まあ象とアリほどの違いがあるが)共存していく。
大きな市場経済の流れとは違うもう一つのヒューマンサイズの経済をつくっていこう!
90分圏内の野菜で3割の共感による経済をつくりだすの私達の活動のあり方をしっかり見つめ実践して行こうと。
単なるピンチに終わらせるのでなく本当にこの街に私達の店は必要なのか?
今回の件が、私達の存在意義をメンバー皆で問い直す大切な機会になれば良いと思う。
大手スーパー進出とつながりの経済 その②
あれから半月経ち、スーパーが近隣に進出して危機的な状況になった田心カフェ。
皆で臨時会議を開きました。
スーパーと対抗するのでなく浅草の地域の方には美味しい野菜だけでなく肉も惣菜も一度に買えるのは便利。ならば私達は、更に地域の方々が近隣のスーパーと一緒になってより地域の方々が買い物を楽しみ、豊かな機会を提供するためにはどうすれば良いのかとボランティアメンバーで対話を重ねる!
田心カフェの野菜たち、少々高いが
エネルギーが違う!
鮮度が違う!
真面目な農家さんたちの姿勢が違う。
そんな野菜を見ながらそこから湧き上がってきたストーリーは、
週一度エネルギーあふれる田心野菜はいかがですか?
頑張った私の身体へご褒美を!
ボランティアメンバー即行動。
今まで販売していても表現出来てなかった自然農法コーナーをしっかり形にしようと土で額を作り心を込め色にも思いを込めて看板を。
うちの農家さん達、お金じゃなく良い意味で頑固。
みな職人、田心カフェまで遠方なのにわざわざ足を店まで運び店頭を見に来てここで売りたいとならないと卸さない。
他の農家さんは遠方でも売ってるがうちは郵送して鮮度が落ちると本来の野菜の美味しさをお客さんに届けられないから売らないと頑固な農家さん。
そんな農家さんたちを表現しようとブラックボードを変更。
そして手書きのレシピ。
常連さんたちの顔を浮かべながらあの人に食べてほしい、あのアレルギーで悩んでるあの子の為の料理レシピをと心を込めて栄養士のメンバーがつくったレシピ集。
ありがたいなあ。
田心カフェは皆さんボランティアで運営。
働くは芸術。
徐々にお陰様で売上が戻って来ています。
更に、メンバーの結束も高まり次なるドラマが生まる予感。なぜか大変な時期なのにメンバーの顔に悲壮感はなく皆が明るい。感謝!
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