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七本鑓純米

2018年08月15日 00時32分08秒 | 日本酒

滋賀は木之本の富田酒造が醸す七本鑓

賤ケ岳の合戦で武功を立てた七人の若者達

粕屋武則、平野長秦、加藤嘉明、脇坂安治、片桐且元、福島正則、加藤清正

勇猛な彼らに因み、勝利の酒とされる七本鑓

とにかく味の強い酒として有名だが、如何せん小規模な蔵なので流通量が少ない。

先日の北琵琶湖ツアーの最初の目的地は、この富田酒造だったわけだが

行けなくなってしまったので、速攻リベンジで通販で入手し、本日無事着弾。

せっかくなのでちゃんと味わおうと、30分の軽い冷やしを加える。

その間にしっかり汗を絞り出そうとジョギングをし、風呂で汗を流してさて味見。

あては、なんと味の強烈な麻婆茄子だ。

この酒には魚の刺身なんて似合わない、豚の角煮などのコッテリ系が似付かわしい。

飲む

爽やかな口当たり、でありながら口に含むと鮮烈な香りが弾ける

コメの味だ

間髪入れずにすごく強い酸味が一瞬の疾風のように口の中を吹き抜ける

その後には、まるで白米を食っているかのようなコメの味が口に拡がる。

キレ良し、しかし、おかわりを求めてくる

超絶美味い

おいしいと言うより、どえらい美味い。

前評判を易々と乗り越えられて、嬉しいやら驚くやら。

何度でも飲みたい名酒だ。


今日は太平洋戦争の敗戦の日。

平和を続けることを願い、美味い酒を飲む。
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作 神の穂 伊勢志摩コンセプト

2018年07月15日 16時37分59秒 | 日本酒

伊勢志摩へ行くと土産物屋でよく置いてある。

作 神の穂 伊勢志摩コンセプト

三重県産の酒米、神の穂を醸した純米酒。

土曜日の夕方にキンキンに冷やして呑んだ。

この様な美味い酒をキンキンに冷やすのが失礼なのは承知だが

余りの暑さに、美味さより快適さが勝った。


鰻の蒲焼をつまみにして呑んだが、いやはや、美味いのなんの。

葡萄の様な酸味と甘み

香り良く立ち上がり、すっとキレ良し

余韻を惜しみつつ、既に次の酌に手が動く。

相変わらずの作、三重県が誇る美味い酒。
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風の森 秋津穂 純米しぼり華

2018年06月17日 17時07分24秒 | 日本酒

風の森

奈良の油長酒造の醸す代表的な銘柄

無濾過無加水の生酒だ。

父の日に家族が好きな日本酒を買ってくれるとのことだったので、これを希望した。

典型的なモダンな日本酒なわけだが、こういうのも娘達も覚えておくべきだと思い

あとは当然自分が久しぶりに呑みたかったので。


酒屋の冷蔵庫から家の冷蔵庫へ移し、その日の夜に冷やをいただいた。

栓を開けると、シャンパンの様にガスが抜けて景気のいい音がする。

グラスに注ぐと、軽い発泡

香りが湧きたつ

口当たり、極めて繊細。甘いタッチ、炭酸の刺激

米の甘味と酸味、予想以上にボリューミー

飯を喰っているかのようだが、整然として綺麗な味。

うーん、素晴らしい!

流石、風の森

こんなのを呑まされたら、お父さんはもっともっと家族のために働かねば。
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特別本醸造立山

2018年05月13日 01時00分43秒 | 日本酒

富山の立山酒造の特別本醸造立山

一昨年だったかラベルデザインを一新し、最近は当たり前の様な顔をしてスーパーでも売られている。

ちょっと久しぶりに買って呑んでみた。

きれいなキレ、飽きがこない味は相変わらずだ。

適度に酸味と甘みがあり、すっと喉を通り腹に落ちるのが心地いい。

美味い酒はこうでなくては、のお手本の様だ。

純米でなくては、とか精米歩合が高くなくては、とかはどうでもいい。

美味いものは美味いのだ。
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宮の雪 大吟醸

2018年05月01日 05時52分56秒 | 日本酒

三重のお土産その1

宮崎本店の宮の雪大吟醸

お土産用の300ml小瓶で買ってきた。

家族みんなで一杯いただいた

呑む

フルーティで甘い

ベタ付きなく爽やか、でありながら腰の太い味

削りすぎて綺麗すぎる味が多い吟醸酒が世に沢山ある中、これは中々クラッシックだ。

神宮の酒って感じだ。

宮の雪は、普段スーパーでも売っている赤の純米やオレンジの本醸造いずれも好きだが

流石の大吟醸、これまた大変おいしい酒でした。
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喜多屋大吟醸極醸

2018年04月09日 00時00分06秒 | 日本酒

九州は八女の喜多屋

大吟醸極醸

2013年のIWCで世界一位になったチャンピオン酒だ。

九州の同僚の連中が先日祝い酒としてくれたものだ。

この週末、早速頂いた。

軽く冷やして呑む

うん、甘い

九州の酒の味だ

それでいて、瑞々しさは特筆ものだ

透き通った水の甘さ

しめさばをアテにしたが、魚の味を邪魔しない

それでいて酒の旨みを遠慮せずに主張してくる


日本酒は美味くなるに連れて、頼もしい相棒の様になってくる。

酒の味が判る部下を持って幸せだ。
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萩の露 無垢之酒

2018年03月18日 00時52分57秒 | 日本酒

滋賀県の福井弥平商店が醸す萩の露

実は先日博多へ行った際の多牛で勧められた酒だ

銘柄リストには地元九州の酒が並び、どれにしようと迷っていると

仲居さんが「春ですからこちらなど」と。

早春搾りたてには少々時期が遅かったかな、と思いつつもこれを注文


純米吟醸の搾りたての生原酒をそのままいただくものだ。

ワイングラスでいただく

グラスでころがすと香りがたつ、甘いフルーティな香り

呑む

フレッシュ、澄み渡った透明度、甘い香り

吟醸の香り、コメの甘味

まるでワインだ

典型的な最近のモダン系な味

確かに上質の牛肉をすき焼きで食べる時の酒として相応しい

とは言え、自分は荒くて太い日本酒も好きだ。
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新政 瑠璃美山錦2017

2018年03月03日 10時07分00秒 | 日本酒

金曜はちょっと堅苦しい呑みだったが、食事は美味しかった。

中でも、リストには無かったが店主が気を利かせて良い日本酒を出してくれた。

新政の瑠璃(ラピス)の美山錦2017バージョン

青い瑠璃色に光るボトルがまるでワインボトルだ

素晴らしい香り

ソフトな口当たり、柔らかなのど越し

米の甘さ、吟醸の芳香

さすが秋田の新政、美味いなあ。

日本酒の概念が変わるな
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三千盛 純米

2018年02月11日 11時05分12秒 | 日本酒

岐阜県は多治見の三千盛(みちざかり)

今回呑んだのは純米という名前だが規格は大吟醸だ。

三千盛には非常に多くの種類があるが、どれも共通しているのは

メシの邪魔をしない酒

ひやで呑む

なるほど、綺麗な口当たりでキレもいい

いくらでも呑みたくなる酒です
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立春朝搾り 長良川

2018年02月04日 17時48分19秒 | 日本酒

今年も立春がやってきて、未明から各酒造が朝搾りを行い

午後には街中の店にもちらほら販売されだした。

予約して通販でも良いのだが、やはり立春朝搾りは鮮度が命で

一分でも早く呑みたいから他人に配送してもらうとかえって遅い。

鮮度が落ちるので、愛知県・三重県・岐阜県・静岡県くらいが限界で、それより遠いとちょっと厳しい。

幸い近所に毎年何本も仕入れる店があるので今年もそちらへ15時頃に行って調達した。


ブーベは中止になり

来週には本業で厳しい判断を下さなければならず

いろいろと悩みは多いのだが

今日は立春、旧暦の正月だ。

新しい一年を清々しく迎えるために、出来立ての新鮮な酒をいただこう。
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福美人 大吟醸

2018年01月16日 00時00分08秒 | 日本酒

少し前になるが、昨年広島で買って大晦日に呑んだ銘柄

広島は西條の福美人酒造が醸す福美人 大吟醸

お土産用の300mlの小瓶だ。

これがまた驚くほど美味かった

口に含むとほんのり甘味を感じながらも澄んだ味

キレ素晴らしい、すぐに再び飲みたくなる

大吟醸より吟醸くらいの方が好きだったりするのだが、これは本当に美味い大吟醸だった。

広島はホント、美味い銘柄が多いなあ。
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純米吟醸 六代

2018年01月10日 01時33分41秒 | 日本酒

長野県は須坂の遠藤酒造が醸す六代

美味しいので大晦日の晩に一人で四合瓶が簡単に空いてしまいました。

生酒とあるだけあって、爽やかで澄み渡った口当たり

甘味をほんのり感じる

フルーティーな香り

ラベルに「必ず冷やして」と書かれているが、ひや(常温)で十分美味しい

六代目当主にちなんだ銘だそうで、六代目の活躍を応援したくなる味です。


また仕事の日々が始まりました。
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超辛口純米酒 博多の森

2017年12月10日 10時31分41秒 | 日本酒

福岡の土産で買った博多の森と言う純米酒

辛口だ、とこれ見よがしにラベルに書いてある。

ところで辛口って言葉は判ったようで良く判らない言葉だ。辛口の日本酒ってどんな味を言うんだ?

実は辛口の定義に正確なものは無い。

日本酒度の数値だったり、酸味だったり、アルコール度数だったり、様々な数字が示されるが

だからと言ってこういうのが辛口っていう定義はない。


で、博多の森

なるほど、あっさりした口当たりで甘さは少なく酸味が勝る

これは燗の方が良かろうと、ぬる燗にしてみると、当りで燗の方が美味い。

福岡は酒蔵多いんだなあ

まだまだ飲み飽きることは無さそうだ。
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光武 手造り純米酒

2017年11月13日 00時00分12秒 | 日本酒

九州は佐賀の光武酒造から、手造り純米酒 光武

何となく甘い酒が多い印象がある九州の酒

この光武、なかなか美味かった

吟醸ではないが精米歩合50%ととても高い

なのであっさり澄んだ味わいかと思いきや、なかなか味が太い

常温でもいけるが、燗にするとさらに美味かった

香りもまずまず

飽きずに、かと言って退屈しない味わいだった。


年末が近づくと日本酒を戴く機会が増える。

どうせ飲むなら美味いのを飲みたいな。
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作 雅乃智 純米吟醸

2017年10月15日 11時46分03秒 | 日本酒

作(ざく) 雅乃智(みやびのとも)の純米吟醸

三重県鈴鹿の清水清三郎商店が醸す

この辺りは有名な酒蔵が多く軒を連ねるが、伊勢神宮の参拝道であることが

最大の理由だと思われる。

この作、美味いだけでなくチャレンジャブルな取り組みが凄く魅力的で酒そのものに加えて

活動を応援したくなり、それがまた酒への愛着心に繋がる。

ちびちび2週に跨って呑んだが、冷や良し、常温良し


他の有名酒の様に希望小売価格の何割も増し、酷い場合は倍以上の様な売られ方にならないことを祈りたい。

これだって標準は1260円くらいなのに、酒屋では大抵2000円以上が付いており、酷い時は3000以上を

見たこともある。

むしろネットで良心的な店で買った方が良く、送料負担してでもお得です。

日本酒に関して密林はダメです。馬鹿みたいな値段の店ばかり。
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