言わずと知れたボウモアの12年
Islayの女王と呼ばれる島最古の蒸留所の代表銘柄だ。
アイラ信者の方に初めて呑んだアイラモルトは?と訊くと、結構な割合でこれだと言う。
若いころ最初に飲んだ時にはありがたみは判らなかった。
ただただ煙臭い、アルボース臭いの感想だけだったとうっすら記憶がある。
不思議と齢を重ねるとわざわざこれを飲みたくなるから不思議だ。
スモーキー、潮の香、根深い甘み
何度飲んでも、時間が経つとまた飲みたくなる銘柄だ。
言わずと知れたボウモアの12年
Islayの女王と呼ばれる島最古の蒸留所の代表銘柄だ。
アイラ信者の方に初めて呑んだアイラモルトは?と訊くと、結構な割合でこれだと言う。
若いころ最初に飲んだ時にはありがたみは判らなかった。
ただただ煙臭い、アルボース臭いの感想だけだったとうっすら記憶がある。
不思議と齢を重ねるとわざわざこれを飲みたくなるから不思議だ。
スモーキー、潮の香、根深い甘み
何度飲んでも、時間が経つとまた飲みたくなる銘柄だ。
先月2月の14日
家内が、「今更チョコなんて欲しい?」と訊くので「どうでもいい」と。
だったら好きなウィスキーでも買えば、と言うが、ただ買うのも味気無い。
丁度、本坊酒造で新しいボトルの限定販売の抽選会をやっていたので、だったら
抽選に応募して当たったらそれをバレンタインプレゼントでくれ、ということになった。
どうせ何にせよ財布は家に一つなので同じことなのだが、まあ気分的な問題だ。
そして応募して待つことしばし
結果は目出度く「当選」
そしてボトルが土曜日3月4日に我が家に届いた。
ザ・ラッキーキャット ダブル インディヴィジュアルズ メイ&ルナ
ラッキーキャットは以前から何本も飲んでいるが、今回のはルナとメイのブレンデッドということだ。
楽しみにして、何か良いことがあったら封を切りたい。
ヘッジズバトラーが最寄りのスーパーで1,000円未満だったので
久しぶりに飲んでみるか、と即買ってきた。
5Yは相当昔にこのブログで書いた記憶があるが、スタンダードは初めてだと思う。
値段はトリス、ブラックニッカ級だが、一応英国王室御用達ブランドなのだ。
ただの安い酒とは微妙に違う、と言いたいところだが
流石にこれだとピリピリ強くて、割って飲む用だ。
普段に飲むにはこれで十分。
グレンモーレンジイ オリジナルのボトルデザインが刷新された。
完璧すぎるスコッチとして有名で、数々のタイトルを獲得してきた銘品中の銘品だ。
その一番代表的なオリジナル
現代風のデザインに刷新されて、昔のレトロな感じを懐かしく思う気持ちもあるものの
これはこれで嬉しい刷新だ。
無人島へ一銘柄だけ持っていけるとしたら
ブレンデッドなら迷わずバランタイン、シングルモルトならこれも最有力候補の一つだ。
しばらくはこのボトルで楽しませて貰おう。
ブナハーブンの12年
それほどメジャーではないと思うが、アサヒが扱うようになって以来国内でよく見かけるようになった。
相当前に買ってあったものだが、たまたま気分が乗ったので開栓することにした。
下馬評通りの甘み。干しブドウ、あんずの甘さを連想する。
12年とは思えないほど濃厚な色
アイラのシングルモルトなのだが、ピートは感じない
どちらか言えばブランデーを想像する味だ
ほんのり潮の香りがするようなしないような、気のせいか。
最初はストレートで頂いたが、レビューを読むとキンキンのハイボールが意外と良さそうだ。
美味いソーダを買ってきて今度試してみよう。
フィンラガンオリジナルピーティー
アイラのボトラーズの銘柄だ。比較的安価に手に入る。
1992年にグラスゴーで創立されたボトラーズだが、使用するモルトの醸造所は明らかにされていない。
いわば謎かけの様なボトルだ。
ウィスキーフリークの間では、<安いけどアイラを感じる美味い奴>、の評をする人が多い。
こういうのを一本普段飲む中に紛れ込ませておくとたいへん便利だ。
ちょっと旨いのを飲みたくなったけど、有名銘柄を飲むのも今一つなぁ、って気分の時とか
ラフにショットで飲むと、たいへん美味かったりする。
酒類は歴史上でいろいろ問題を起こすが、GINの歴史はたいへんアウトローな歴史だ。
詳しくはググっていただくか、「ジンのすべて(きたおかろっき著)」辺りを読んでいただくとして
18世紀イギリスで発効されたジン取締法(GIN Act)によって、ジンは表立って手に入らなくなる。
そこで考えられたのが
家の通りに面した壁に猫の壁掛けを掛けて、壁を貫通する穴を二つあけ、ひとつにチューブを通す。
そして街でうわさを流す。
「猫の壁掛けがある家で、猫の口にお金を入れると下からジンが出てくるんだって」
新しいもの好きな一人が2ペニー猫の口から入れてみると、猫の足に出ているチューブから2ペニー分のジンが出て来た。
瞬く間に街中に噂が広まり大繁盛。当然取締官の耳にも入る。
しかし、CatManなる架空の者が売っているのだ、としらを切って逃げる。
ロンドン中で真似して売る者がどんどん現れて、この方法は大流行となった。
そして、その猫は愛称として"old Tom"と呼ばれる。
そのold Tomを21世紀風にアレンジしたJINX
ボトルには如何にもいたずら者らしきold Tomがボトルの裏側からジンを透かして覗きます。
古き良き味を愉しみながら飲むジン
うまい。
グレンバーギーの12年
バランタインのブレンド中核を成すキーモルトです。
口に含んで即反応するのは、リンゴを想像させる甘いフルーティーさ。
柔らかくて甘みのある優しいタッチ
ナッツのような香ばしさも少しだけある。
あああ、これがバランタインの基底にある味かぁ、と唸らせる味だ。
うまいね
皆さま、良い週末を。
今は無きブレチン、またの名をノースポートというハイランドの蒸留所
自分はその存在を全く知らなかった。
過日、横浜へ出張したい際に野毛で一杯やった話は以前書いたと思うが、そこの棚を眺めている中で
あれ、それ見たこと無い、、、とバーテンダーと会話すると、詳しく教えてもらった。
1993年から94年にかけて閉鎖はなしが沸き起こり、数年前に完全に閉鎖されてしまったと。もういまや永遠に手に入らないモルト。
ではいただきましょう、とオーダー
28年ものだ
飲み方は? 少々迷ったけどオンザロックで
モルトが深かった。流石の28年、この年次くらいになって初めて出せる口当たりだ。
そんな中にもピリリとアルコールが主張してて、枯れた塩味。
干し柿のような甘み
ウルトラ美味かった。
怖くて値段は訊かなかったが、勘定から想像するに・・・。
2015年にリニューアルされたトリス クラシック
おまけのグラスに釣られてスーパーで普段用に買った。
一番安いウィスキーの代名詞のトリスだが、最近のエクストラとクラシックは安いなりに安心して飲める。
とは言うものの、やっぱりトニックハイボールとかジンジャエール割りとかが良さそうだ。
ワンショットの値段で丸ごと一本飲めるのは普段用には最適で
我が家ではヒゲのおじさんことブラックニッカがその席の常連だが、アンクルトリスも加わらせてあげるとしよう。
サントリーの響が初めて世に出て来たのは、ブランドサイトに拠れば1989年だったとのこと。
自分がまだ社会人として始まって間もなかった頃だ。
確かに当時、ダルマやリザーブやロイヤルは当たり前に見かけたが響は殆ど見た記憶が無い。
あれから数十年経て
響は日本を代表する高級ブレンデッドとして確固たる地位を築いた。
その一番ベーシックなJAPANESE HARMONY
一番手頃な響だ。
優しい柔らかさ、ほんのりした甘み、誰も前に飛び出してこない規律感
調和と自信
ザ ブレンデッドの風格がある。
珍しくボトラーズだ。
SCARABUS - スカラバス
Hunter Laing というスコットランドのボトラーで2013年設立とまだ若い。
扱うのはアイラモルト
唐草模様の様なラベルが独特で、ボトラーズが存在感を主張している。
味は、一言で言えば「しっかりとアイラ」
タリスカー大好きな自分としては、当たり。
オイリーでヨード香がしっかり出ているが、口に含むとうっすら甘さを感じる。
オレンジピール、桃の酸味
フィニッシュでスパイシーさが出ていて、キレよし。
鼻の香りよりも、喉のに残る香りで再び飲みたくなる感覚。
うまいなあ
元気になるなあ
ハイボールにしてもうまいかも。
5月の連休で久々に訪れた本坊酒造マルスウィスキー駒ヶ根蒸留所
土産に買ってきたそこの蒸留所限定ボトルだ。
素っ気ないシンプルなデザインのラベル
最初はテイスティンググラスでストレートで頂いた。
けっこうアルコール感があって強めのキック
木の香り、メロン
基本やわらかな甘めで太い口当たり
ラベルの記載を読むとピュアモルトだそうなので、土産とは思えない上等な一本だ。
蒸留所自体も綺麗にリニューアルされて、出掛けて買う価値ありだ。
スコッチの定番中の定番、バランタイン
ジョニーウォーカーと並んで世界のスコッチ市場の首位を争う銘柄だ。
21Yだ、17Yだ、はたまた30Yだ、はさて置いておいて
廉価で手軽なファイネスト
主だったキーモルトは「スキャパ」「バルブレア」「オールドプルトニー」「グレンバーギ」
「ミルトンダフ」「アードベック」「グレンカダム」などなど、個々に飲んでもとても美味しいモルトばかり。
そのブレンドの妙
700mlで1千円少々くらいで売られてますので、大変手頃。
普段飲むには贅沢でしょうが、逆に言えば普段これさえ飲んでいれば他に何もいらないってとこでしょうか。
自分はストレートかロックでいただくことが多いです。