真夏の気だるい夕刻

１年で丁度今から盆頃にかけてのこと

カンカン照りの太陽が西の水平線に沈みかけて

陽射しは落ち着きだしたものの、丸１日暖められた大気は

簡単には静まらず

人はボチボチと戸外に出てきて散歩をする者、庭に水を撒く者

夏休みが始まった子供と一緒に犬を連れて歩く者、など

西の空は赤みが刻々と強さを増して、東の空に浮かぶ雲も

うっすらとピンク色に染まる

「ぼわーん」とした大気の中で、人々の生活があり

それでも、決して早歩きではない、この僅かなひと時を少しでも長く

楽しみたいかのように、ペタリペタリ。



大好きな時間だ。



また明日からも仕事はクソ忙しいだろう。

この素敵なひと時を今年はあと何回経験できるだろうか



写真は昨年のボルネオ。Langkah Syabas Beach Resortのレンタルシャック前から
見た夕陽。