悩みは尽きず

昨年のコタキナバルからは、レンタルシャックだったので設備に関しては

ほぼ何も事前準備はいらず、小物だけを持参すれば良かったが、今回は全て

担いで行かなければならない（だからこそ今年行きたかったのですが）。

やはり最後まで悩むのはアンテナ。


「アンテナ」と一言では済まず、周波数毎のアンテナ、ポール、ステーワイヤー、ステーペグ

同軸ケーブル、場合によっては同軸切替機、SWR計、チューナー、と国内で移動するときと

なんら変わらない諸々が必要なのだが、意外と難儀なのがポールと同軸。

10m級のポールで航空機キャリー可能なサイズのものは値段が高い。

また同軸も30～50m級が複数必要になりそうで結構な荷物になる。


昨年のコタキナバルからの経験では、あの緯度まで行くとアフリカ東海岸～インドあたりは

目の前だということ。また北米東海岸も容易に聴こえる・・・・で、昨年はＣ４をぶん回した

のだが、ローテータは流石に持っていくつもりないので、ビームは手モテータか？

いちいち外へ走っていって回してを繰り返すのは、想像以上にめんどくさい。戻って

来たら周波数が奪われているのがオチだろう。

いっそ無指向性＋ハイパワーの方が効率的かもしれない。

大人数なら分担して大規模設備も可能性あるが、単独行で設営も１日以下となると

この辺に工夫し甲斐がある。


そんなことを考えていると、あっと言う間に時間が経ってしまう。