荒川修作さんと、東京大学池上高志先生のフリーディスカッション、オブザーバ(居住者)鈴木さんの一ヵ月半の体験から来るこれからの問題点の報告がありました。
フリーディスカッションでは、1970年代にボール紙で作った反転住宅に荒川さんが七日間住んだだけで、現在三鷹反転住宅に住んでいる人達の体験談等を、荒川さんは知りたがっていました。たとえば、動きは有るけど知覚は無いとか、認識が無いとか、たとえば、左の手は敏感に成ったけど背中のほうがこうなったとか、それが何時ごろ有ったとか、現象に君の名前を付けて教えて欲しい。居住者が発見者になって欲しい。奥さんや、息子さんと意見が違いを言って欲しい、体験から教えて欲しい。明治時代は、皆やっていた雨戸の音は、何百種類有ったとか…。君なりに答を出して欲しい。五万か六万集めたい。細胞の数位10億位の現象を3年間でやりたい。この家は動かないというのは間違っている、必ず動いている、動いていなかったら必ず潰れる。動かされているこの家は…。人間の感覚は体の外に有ります。使用法が有りますよ、住んだ人が書いて欲しい。本当に神様がいて使用法を書いていたら、僕はこんな惨めな生活はしていなかった。地球の生き物がどの様にキョウドウできるか…。
あっという間に二時間半が過ぎてしまいました。皆、感動の中で終了しました。
続きは、月曜日に……