【日本人だからこそ…(その4)】
20世紀の奇跡は、日本だと荒川修作さん、原爆を二つも落とされ、廃墟になった日本。男は戦死、女性ばかり残されたなか、沢山の子供を産んで、兄弟が四・五人が普通でした。世界第二位の経済大国にした日本人、この底流にあったものは母性愛でした。そして、武士道を頭に江戸時代の生活の中で生かされた、士農工商の哲学です。石田梅岩は商人の為の哲学を作りました。体の動かし方を含め、薬膳・手当法・心理学全ての生き方を、江戸は縄文から伝承したものを文化として花開かせた時代でした。「身につけよ!江戸しぐさ(越川禮子著・KKロングセラーズ)」の中に、生き方や礼節など盛沢山な内容で、平成のこの時代、手本にする事が一杯有ります。海外で江戸しぐさが売れて、逆輸入の形で日本でもベストセラーになりマンガにもなっています。
越川禮子さんは80才、キャリアウーマンとしてのはしりとして、ご主人は内科医として80才で亡くなるまで、聴診器をはなさず現役として働かれました。
越川禮子さんのD.N.Aは、江戸時代に大きな影響を与えた、なんとあの有名な佐久間象山(兵学者・思想家)の子孫です。80才で世に出られ、人類の為に多忙な日々を送られています。私達女性に勇気を与えて下さり有難う御座います。私達のD.N.Aには一億人の助っ人がいます。反転して、先祖の智恵を借りてみませんか?
越川さんのなつかしき未来に乾杯!
写真は、越川禮子さんと佐久間象山です。