飛行機の中には、僕と男1人と女のアーミ(軍人)ばっかり。僕より三倍くらい太った将校が、アンカレッジに着いた時、「お前なんだ、少しくらい男らしくしろ」と言って肩を叩いた、高所恐怖症で少し顔が青ざめていた。とっさにブロークンイングレッシュで「お前達、知らないけど僕はカミサマだぞ!」と言った。将校が僕の身体を触った。冷たい身体が、そのうち温かくなり全部触られたら身体が熱くなり、周りが明るくなった。僕の事を悪く言った操縦士達が頭をさげた。その他の女将校が頑張ってくれた。その後もアメリカにいる時、十年ぐらい僕を助けてくれた。48時間掛かって、ニューヨークに着いた。バジネットワン・スリーエム・カンパニーの娘が最初のスポンサーになった。1日に一万ドル使わなければいけないくらいの大金持ち。580社の社長。最近では、ビル・ゲイツが僕の絵を買いたいと言ったが、お前のような奴には売らないと言ったら怒った。ジョン・ケイジー(音楽家)が「荒川お前は本当にスゴイ、100億円あげるよ」と言ったが断った。僕は、そう言うことばっかり。
ボブ・デュランや小野洋子さんは、荒川さんの大ファン。アメリカに渡られて45年、パートナのギンズさんとの出会い、現代美術界の寵児として、最後で最初のアーチーストとして出発されています。その代表作品の一つが、この天命反転住宅です。
明日に……。
<追伸>
先日お伺いした(株)キャリアコンサルティングで行われたワークショップの様子が、「☆SpeakersBank担当者☆のBlog(http://ameblo.jp/y-tkhs/)<(株)キャリアコンサルティング・スピーカーズバンク事業部作成>」に掲載されています。ご覧下さい。