倉富和子の女のひもとき in USA

生活に緊張感を与える為に、ブログを書く事にしました!心導・縄文ストレッチ・DNAメソッドを広めるため、世界中を巡ります。

東京芸大先端芸術表現科、荒川修作の美術と反転住宅授業、感想(3)倉富和子

2007-06-14 09:29:41 |  縄文心導ヒーリング



_754_1 去年の11月に反転住宅に入居をしました。岸壁から下って行く作業が待っている、そんな思いになりました。引っ越してくる迄は威勢がよかったんですが、いざ反転住宅に一歩足を踏み入れたと同時に、過去に経験した事のない生活をしなければいけない事を予感し、生活の場をすべて反転住宅にしてしまってからは、面白がる前に正直いって不安になりました。オフィス兼自宅なので、お客様のスペースから、自分の生活スペースの確保など考えると、どうして良いのか、私の経験など一つも生かせません。間取り2LDKといえば充分広いのですが、障子の部屋が一つであとは仕切りなし、球体の部屋は非日常的、床はデコボコ、トイレもシャワーも聴覚、視覚、筒抜け状態です。床に収納スペースがない。土間が家の真中にあり廊下が家の外にある。丸く取り囲まれた壁はみんなバラス張りです。天井のフックに吊り下げる収納なんて、倉庫のイメージです。101号の本間さんから、小道具などの紹介をして頂き、取りあえず真似る事から始めました。初日はデコボコ床で寝ました。グッスリ寝ましたが朝起きると自分がホームレスになったような感覚を覚えました。世界を始めて体験するように、すべてのものが新しくなるのを感じながら、時間を大切に使い出しました。このように反転住宅で感じられるものの中で暗中模索しながら、7ヵ月経ち何が何なのか、が分かりかけて来ていた頃でした。正木さんの荒川修作の美術と反転住宅の授業で眼から鱗が落ちました。続く



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東京芸大先端芸術表現科授業、荒川修作の美術と反転住宅、感想(2)倉富和子

2007-06-13 10:22:33 |  縄文心導ヒーリング











_532   反転住宅を始めて訪ねた時に荒川さんがなさったレクチャーで、気付いた事がいくつかありました。一つは棺おけに関することで、反転住宅で私が第一に感じた事ですが、縁起が悪いと思われても、と思ったので、暫く沈黙していましたが、何度か人を紹介する度に、いつも同じ思いでいました。それで荒川さんに言いました。「ここには死体が一杯浮いています。納骨堂にしたらいいですね」、と。荒川さんは「アッそう」と笑っていられました。



1991年の国立近代美術館の出品作に、テント状の作品に、人が出入りするものがありましたが、授業でその図版を見せられた時に重たいテントは生命誕生と死の瞬間と思いました。テントのすその重たいウエーブやヒダを押し上げて出入りする時、光と闇の世界を抜ける体験をします。記憶の中にある安心感を与えられ、お母さんの子宮から誕生し、死をもって再びお母さんの子宮に帰る、この作業で命の意味を体感し、印籠を貰い考える機会をもらうセラピーではないか、と。この反転住宅には、荒川さんの作品の集体形が絵巻物のように描かれていて、四季を通じ24時間、日々生活する中で作品を体感する事が出来る事に今回の正木氏の授業で発見しました。







































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女の紐どき(17)ヒーラーへの道、久司道夫先生対談(4)

2007-06-13 08:43:50 |  縄文心導ヒーリング



倉富―「最後に、21世紀に向かって、世の中の為に何かしょうと考え、精神世界に目覚める女性が増えて来ています。これからの女性の役割について、久司先生はどお考えになっていますか」久司―「我々の進めようとしているのは、本当の意味での人間性の進化なんです。それにはやはり、日常生活からスタートしなきゃならないでしょう。ですから女性が中心にならざるを得ないんです。これまで何千年にも渡って男性がリーダーシップをとってきました。ところが男性というのは、戦争はやる、自然破壊はする、もうめちゃくちゃでロクなことをしていないいわけです。変なシステムを作りだして結局にっちもさっちもいかないような文明を作ってしまった。これからは女性の出番で、少なくとも女性が日常の生活をリードしていかないとだめですね。男性は男としていろんあ役目があります。そうしたことに気ずいて女性はどんどん新しいことに参加しないといけません。倉富さんは自らそういう道を切り開いてこられた、今後の活躍が期待されます」倉富―「私のやってきたことが、間違ってなかったと、今日は意を強くいたしました。有難うございました」。終わり



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東京芸大先端芸術表現科授業、荒川修作の美術と反転住宅(10)

2007-06-12 07:06:11 |  縄文心導ヒーリング

_812 _813_1 荒川修作の美術と反転住宅授業感想(1)倉富和子



本当に反転住宅に住めるの?と思わせるのは何故?



三鷹天命反転住宅の評論は哲学的なものが多く、実生活と結びつかない為か、反転住宅を見るものにしてしまった。荒川さんが作った住宅のコンセプトと違う方向へ一人歩きしているのでは、荒川さんの芸術は、空間体験、記憶の行き着くところに行き着く芸術だから、あらゆる分野で評論されるべきです。体感して言語にして行く作業で経済的裏付けをしなければ、この芸術は見るだけで終わります。宗教ではないもう一つ飛躍させた建築する身体として広く伝える事が出来ればいいなと思いました。東京芸大先端芸術表現科授業、荒川修作の美術と反転住宅に参加させて頂き、講師の正木氏は、荒川修作の芸術と反転住宅を母性的表現で評論されたと思います。わかりやすく、荒川さんが意図される体感する芸術とは、の感覚をわずかながらも今回の授業で少なからずつかめた気がしました。正木さん、本間さんありがとうございました。



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東京芸大先端芸術表現科授業、荒川修作の美術と反転住宅(9)

2007-06-11 07:10:01 |  縄文心導ヒーリング

_850 荒川さんの言葉(2)



動作を繰り返しそのうちの一度はゆっくりと、地球上の約束ごとを忘れる事、見えていればそれでいいと、幽霊のように見えているのに見えない、これが主体だと。バランスを失う事を恐れるより、むしろ作り治す事を始める。自分の肉体にすべてをゆだねる場所は、言葉に言い表せない遠い記憶。新しい自分がざわめき始める場所、寝たり、起きたり、喧嘩したりするのが芸術。過去、現在、未来、今までにない感覚、新しい意識が芽生え、肉体の言葉にならない言葉を聞いた時、自分の遠い記憶が反転される。荒川は、哲学、建築、科学、常に未来に挑みながら、人類の方向を探り出そうとしています。素晴らしい出発だ!希望をやっと使えるようになって来た。生きているあいだは、今これで終われないと。人間の命のあり方、そういうところまでを天命反転は教えてくれる。どう死に抗か、興味を持って、思考展開する。



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反転住宅で縄文ストレッチセミナー(1)

2007-06-10 13:34:42 |  縄文心導ヒーリング



_865 ベストセラー「リクルートのDNA」江副浩正著、角川書店



反転住宅でDNA体験ワークをしました。キャリア・コンサルティングの会社から依頼を受け、9日土曜日は10人の社員、男性7人女性3人とインストラクター見習いの堀真由美さん。このようなワークではいつもは女性の方が多いのですが、今回は男性が圧倒的に多く、反転住宅は動物園のようににぎやかでした。それというのも初夏で反転住宅が暖かくなり、デコボコ床のカーペットがなくなり、思い切りデコボコ床で寝転んだり出来るようになったから、裸足ですり鉢風のキッチン台の周りを眼をつぶり歩く、四つん這いで這う、ペンギンになったり、荒川・ギンズさんの使用法を使いながら、この住宅を体感し、眠りについている筋肉を目覚めさせました。その度に声が出ていました。球体の部屋を使い、キャリア・コンサルティングのDNAのチームワークの度合いを計るワークをしました。10人一度に球体の中に入ってもらいました。球体の部屋はすべりやすいので、助け合いの精神が必要です。10人一緒にはいり込むともう満杯、誰かが落ちこぼれたり、入り口辺りに座り込み,後ろの人が入れないとか起きてきます。三分も経たない時間でお見事!岡山さんを真中に花びら9枚で、大輪の花ができました。次に3人ずつ立って席を移動します。次3人、次々と、席を交代して行きます。すると狭い空間で間の取り方を試されながら、おたがい助け合います。ちようどDNAの螺旋状の4つの塩基と3つの塩基の動きに似ていて、螺旋の中で間をとりながら、傷つけないように、くずれては修正する作業で全体をまとめる。集団的無意識を体感したワークです。大手門ビルの紀の国屋書店で売れている本ベスト3に入っている、「リクルートのDNA、江副浩正氏著」、は今年の3月初版され、すでに13万冊突破しています。DNAを空間的に取り出した内容で、13年前に江副さん御一家とヒーラーとしてご縁をいただき、事件後の江副さんご一家とお付合いをさせていただいた事で、この本の「リクルートのDNA」の江副さんに間接的にふれる機会がありました。細かい内容は控えさせていただきますが、江副さんのDNAはいまもリクルートに生き続けていますね。といいますのも、私がアメリカでO1ビザ取得し一時帰国して、竹村健一未来経営セミナーに参加した時江副さんを紹介いただきました。江副さんは私のヒーリングを”すごいですね”と言って下さり、自分の家族のヒーリングをお願いします、と言われました。江副さんは、「倉富さん東京には、世界で一番おいしいものがあります、世界で一番の医学があります、世界で一番の着るものがあります、・・・・があります、アメリカに帰らないで、日本で仕事をしなさい、半年ぐらいかけて日本に降りなさい」と私をリクルートされました。赤坂のマンションを用意して下さり、ご家族のヒーリングをしながら、致知出版から「心導ヒーリング」の著書を出版し、フインランド、エストニアへまた日本でも読売カルチャーセンターで教室したり、この10年赤坂で活動させていただきました。その後再びアメリカでグリーンカードを取得し活動していますが、現在縄文ストレッチ開発の為、一時帰国中です。三年目にして縄文ストレッチが完成しましたので、これより世界へ向けて発信しょうとしています。また反転住宅は世界の発信地としてふさわしく思います。いろんな人達の協力のお陰だと感謝いたします。このように江副さんは人を育てる天才といえる方ではないでしょうか。明日に続く











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東京芸大美術部表現科授業、荒川修作の反転住宅と絵画(8)

2007-06-10 07:30:04 |  縄文心導ヒーリング

_355_3 荒川さんの言葉(1)母校訪問映像、養老天命反転地より



懐かしい記憶、いつか出合った記憶、遠い記憶はなつかしい未来を呼びさます。新しい自分を発見する庭。人類の長い歴史、言語を使い文明文化が生まれ、すべてが使い尽くされたと思われているが、荒川・ギンズが現れ新しい世界が出現したのです。社会の中でみつめてきたものではなく、自分の中で私をみつめる。



我々が忘れてしまった色とは、それが絵にも出来ない。これはその為の戦い。養老反転地、天のみが作りだす。運命や宿命を反転させて作りだす。新しい発掘の場、曼荼羅の世界。私達人類の誕生以来36億年の記憶が宿ってる、養老反転地は眠りについている記憶を呼び醒ます場所。中に入ってバランスを失って、自分の名前を呼んでみる、日常慣れ親しんだ体がくずれ、道徳や決まりから切り離されて行く。



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月間武蔵野,”くろすとーく”反転住宅取材へ

2007-06-09 10:08:31 |  縄文心導ヒーリング

_858 _856 8日午後2時過ぎに取材に来られました。地域文化情報月間誌です。また女社長の重岡依理さんは調布画廊のオーナでもあり、表紙の絵が素敵です。編集されている、はりうたかし氏とお二人で本間社長を取材された後に私のところへ来られました。はりう氏から「ズバリ、一番住んで良かったのは何ですか?」と質問を受けました。答えは「痩せたこと、その為に若返り、いろんな事に前向きになった事、次世代の人類の為に働きたい」。と答えました。はりう氏は先日反転住宅を訪ねて来られた美術評論家の針生一郎先生の息子さんでした。九州派の話が出ました。若い頃九州派の溜まり場の東中洲へ埋没していた頃を懐かしく思い出しました。最近また九州派が見直されて来ていると、はりお氏が言われていました。九州派を再度追い駆けてみたいなと思いました。取材ありがとうございました。



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東京芸大先端芸術表現科授業、川修作の美術と絵画(7)

2007-06-09 07:06:54 |  縄文心導ヒーリング



_848 岐阜の養老天命反転は、足元不安定だったり、真っ暗でその後視界が拡がる空間であったりして、日常の身体の置かれた環境を覚醒させる。奈義町の美術館の荒川の作品では、京都の龍安寺の石庭が、傾いて滑る壁面になっていて、真っ暗な階段を登り《初期の村松画廊のよう》、筋肉を使いながら作品を見て、さらに広場に鉄棒もあったり、これまでと違った美術館体験となる。「死なないために」の「死なない」を「生きる」と考えれば、宿命反転とは、自分のもっている生命を最大限生きて行く事、天から賦与された生命を、今以上に活性化させるという事ではないか。荒川の仕事は、その事を人類に向けて発信している。





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地球大学環境セミナへアマゾン,カヤボ族呪術師からの声

2007-06-08 11:57:50 |  縄文心導ヒーリング

_852 今アマゾンでは、京都盆地に匹敵する広さの熱帯林が失われています。大豆の栽培、バイオ燃料ブームによるサトウキビ生産の急増が森林破壊に拍車をかけています。アマゾン先住民の立場から、人類と森の共生を訴える為、カヤボ族の呪術師であり、森の動植物や精霊とのコミニュケーションニ精通したラオーニさん《推定86歳~90歳)の語るアマゾンは森の喪失にとどまらず、精神的危機についてお話されました。2万人いるカヤボ族の長老、ブラジルインディオのカリスマ的存在。インディオの存続と熱帯雨林保護を一貫して訴え、1989年英国歌手スティングと共に「アマゾンを守ろう」と18ヵ国を廻った。90歳に近いラオーニさんは張りがある能役者を思わせるような、雰囲気の中でお話を1時間されました。握手してもらったら手が暖かく土のエネルギーを感じました。支援活動をしていられる南研子さんは18年間、年に数ヵ月アマゾンのジャングルで先住民と共に暮らし、支援活動をされています。ジャングル生活の中で感動した事の一つに夕日が沈む”ゴオーッ”という音を聞いてテントから飛び出した、体がドンドン前に引き込まれて行く、体中暖かくなった。おもわず涙が出た。自然に感謝していく事感じたとお話を伺いました。私も6年前ペルーイキトスよりブラジルベレンまでのアマゾン川横断をいたしました。ペルーのインディオには会えますが、ブラジルのインディオには政府の許可がないと会えません。今日地球大学セミナーでカヤボ族のリーダーに会え、お話まで聞けてすごく感激しました。南さんも支援活動を続けていられてそのご苦労を思うと偉いなと、苦労の元は文明人との交渉事が主でしょう。アマゾンの自然は厳しいです、暑さ寒さの落差、蚊から1日2,300匹さされてしまいます。しかしアマゾンには自然の恵みが肌で感じられ、ゆるやかに過ぎていく時間が心を癒し、ほのぼのとして来ます。人々の素朴さなど、また機会があればもう1度アマゾンを体験したいですね。自然志向で大豆を食べすぎないようにしよう。アマゾンの森林を守りましょう。素晴らしいレクチャをありがとうございました。写真撮影は許可されませんでした、ブラジル政府からの伝達により。



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