今日は、横道ではありませんが、内容的には下らない話です。
昨日、FANTASY BASEBALL 2006用のSITEの準備をしていました。
FOOTBALL 2005で作ったタグ生成の仕組みが結構うまくいったので、これを発展させて、さらなる自動化を試みる感じです。
具体的には、対戦チーム名、ページ上部の対戦Score表記とリードしている側の太字表記などを自動化。
タグ生成がさらに楽になるようにして、結構満足です。
ただ一点、BASEBALL 2005の時から自動化を夢見て実現できず、今回も実現しなかった項目があります。
TOP PERFORMER選出です。
FOOTBALLなら、単純に多くのFantasy Points.を稼ぎ出した選手を選出すれば良いのですが、BASEBALLの勝敗システムの中で、そのTOP PERFORMERを自動的に決めるのは難しいことです。その仕組みを作るのが難しいのではなく、ロジックを組み立てるのが難しいんですよね。
最初考え出たのは、ヒット数、盗塁数、投球回数などのカテゴリーにそれぞれ比重を決めて、獲得したカテゴリーにおける各選手のSTATSに比重をかけて貢献度を算出。これの大小を比べる。
例えば、
ヒット数は0.8
盗塁数は0.6
投球回数（IP)は0.3
という具合に全てのカテゴリーに比重を設定します。
こうして各選手の成績は、
選手A 8安打 1盗塁
選手B 2安打 3盗塁
選手C 7.2回投球
という場合、
選手Aは、8(安打）×0.8 + 1（盗塁）×0.6 = 7.0
選手Bは、1(安打）×0.8 + 3（盗塁）×0.6 = 2.6
選手Cは、7.2（IP) ×0.3 = 2.16
・・・だから選手AがTOP PERFORMERというものです。
う～ん、釈然としない...。
野手と投手のバランスは比重を適切に設定すればなんとかなりそうですが、他に幾つかの問題があります。
1. マイナス・カテゴリー（失策数、守備率、敗戦数、与四球数など数値が小さい方が良いカテゴリー）の評価をどうするか？
2. 例えば相手に100安打差で安打のカテゴリーを獲得した場合の1安打と、1盗塁差で獲得した1盗塁の評価を比重計算にして良いのか？
問題がありますね。
1. の対処も意外に難しいです。
1失策したけど、相手は3失策だったから、失策のカテゴリーはこちらが勝った、という場合に1失策の選手はマイナス評価をするのかしないのか？
（同点の選手がいた時だけ、この評価でタイ・ブレークなども考えましたが。）
2.の方がもっと難しいです。
相手との差で、獲得したSTATSの比重を変えなければなりません。
対処のため考えたのは、勝ったカテゴリーで、相手の数字に１を加えた数値を”勝つのに必要だった数値“として、これに対する評価を割合で算出する方法です.
相手が40安打、こちらが
選手A 21安打
選手B 14安打
選手C 15安打
合計50安打で勝った場合、相手の40安打＋1で、41を勝利に必要だった数値として設定.
選手Aは、41に対して21安打だから0.51
選手Bは、41に対して14安打だから0.34
選手Cは、41に対して15安打だから0.37
という具合に獲得した各カテゴリーについて各選手の値を算出して合計する方法です.
確かに、大差で勝ったカテゴリーの中の1という数値を、僅差で勝ったカテゴリーの1と同等に評価するのは問題がありそうですが、大量の差があったからと言って、12安打した選手をさしおいて1安打3盗塁の選手がTOP PERFORMERとして良いのか？
非常に悩ましい問題が山積みでした。
結局今年もTOP PERFORMERは、手動で選出する事に決定。
タグ生成の仕組みは、順調に完成に向かいつつあります。
でも、これでいいのかもしれません。
本当に貢献度を計るのは、数式にはできない事。数字では計れないドラマがあるからスポーツは面白いんです。
FANTASYオーナーが言ってちゃ世話ありませんが...。
ちゃんちゃん。
それはそうとしていつか、数式は作ってみたいな～と思う今日この頃です。
[Jose's FANTASY SPORTS SITE]
Jose's FANTASY SPORTS!
[他チームのBLOG]
[BLOG]Thunder Roads
[BLOG]Wolverines
[BLOG]Keseran Paseran
昨日、FANTASY BASEBALL 2006用のSITEの準備をしていました。
FOOTBALL 2005で作ったタグ生成の仕組みが結構うまくいったので、これを発展させて、さらなる自動化を試みる感じです。
具体的には、対戦チーム名、ページ上部の対戦Score表記とリードしている側の太字表記などを自動化。
タグ生成がさらに楽になるようにして、結構満足です。
ただ一点、BASEBALL 2005の時から自動化を夢見て実現できず、今回も実現しなかった項目があります。
TOP PERFORMER選出です。
FOOTBALLなら、単純に多くのFantasy Points.を稼ぎ出した選手を選出すれば良いのですが、BASEBALLの勝敗システムの中で、そのTOP PERFORMERを自動的に決めるのは難しいことです。その仕組みを作るのが難しいのではなく、ロジックを組み立てるのが難しいんですよね。
最初考え出たのは、ヒット数、盗塁数、投球回数などのカテゴリーにそれぞれ比重を決めて、獲得したカテゴリーにおける各選手のSTATSに比重をかけて貢献度を算出。これの大小を比べる。
例えば、
ヒット数は0.8
盗塁数は0.6
投球回数（IP)は0.3
という具合に全てのカテゴリーに比重を設定します。
こうして各選手の成績は、
選手A 8安打 1盗塁
選手B 2安打 3盗塁
選手C 7.2回投球
という場合、
選手Aは、8(安打）×0.8 + 1（盗塁）×0.6 = 7.0
選手Bは、1(安打）×0.8 + 3（盗塁）×0.6 = 2.6
選手Cは、7.2（IP) ×0.3 = 2.16
・・・だから選手AがTOP PERFORMERというものです。
う～ん、釈然としない...。
野手と投手のバランスは比重を適切に設定すればなんとかなりそうですが、他に幾つかの問題があります。
1. マイナス・カテゴリー（失策数、守備率、敗戦数、与四球数など数値が小さい方が良いカテゴリー）の評価をどうするか？
2. 例えば相手に100安打差で安打のカテゴリーを獲得した場合の1安打と、1盗塁差で獲得した1盗塁の評価を比重計算にして良いのか？
問題がありますね。
1. の対処も意外に難しいです。
1失策したけど、相手は3失策だったから、失策のカテゴリーはこちらが勝った、という場合に1失策の選手はマイナス評価をするのかしないのか？
（同点の選手がいた時だけ、この評価でタイ・ブレークなども考えましたが。）
2.の方がもっと難しいです。
相手との差で、獲得したSTATSの比重を変えなければなりません。
対処のため考えたのは、勝ったカテゴリーで、相手の数字に１を加えた数値を”勝つのに必要だった数値“として、これに対する評価を割合で算出する方法です.
相手が40安打、こちらが
選手A 21安打
選手B 14安打
選手C 15安打
合計50安打で勝った場合、相手の40安打＋1で、41を勝利に必要だった数値として設定.
選手Aは、41に対して21安打だから0.51
選手Bは、41に対して14安打だから0.34
選手Cは、41に対して15安打だから0.37
という具合に獲得した各カテゴリーについて各選手の値を算出して合計する方法です.
確かに、大差で勝ったカテゴリーの中の1という数値を、僅差で勝ったカテゴリーの1と同等に評価するのは問題がありそうですが、大量の差があったからと言って、12安打した選手をさしおいて1安打3盗塁の選手がTOP PERFORMERとして良いのか？
非常に悩ましい問題が山積みでした。
結局今年もTOP PERFORMERは、手動で選出する事に決定。
タグ生成の仕組みは、順調に完成に向かいつつあります。
でも、これでいいのかもしれません。
本当に貢献度を計るのは、数式にはできない事。数字では計れないドラマがあるからスポーツは面白いんです。
FANTASYオーナーが言ってちゃ世話ありませんが...。
ちゃんちゃん。
それはそうとしていつか、数式は作ってみたいな～と思う今日この頃です。
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