Jose's FANTASY SPORTS!

アメリカンフットボールを中心にスポーツ好きで、カントリーギター好きのJoseによる雑記帳です。

新たな相棒紹介シリーズ~(5) ボディ厚~

2017年02月15日 23時00分00秒 | Weblog
[ 最近の出来事 ]
そんな訳で、新たにわがラインナップに加わってくれたOMC-28Eさんのディテールですが...。


先代のYAMAHAさんとの違いのひとつに、ボディ厚があります。

先代のYAMAHAさんと並べてみると...


写真では、分かりにくい面もあるけど、持ってみるとかなり違います。
だいたいOMC-28Eの方が軽いです。

以前、000-28を弾かせてもらった時に、「なんか、めちゃめちゃ反応が良いなっ!」と感じたのですが、その正体の大きなウェイトを占める部分と思われるのが、このボディ厚と考えられます。

購入前に店員さんから聞いた話のひとつですが...
ボディ厚が薄いギターの場合、
(1)弦を弾く → (2)ボディに伝わる → (3)バック板(ボディの底)に当たる。 → (4)跳ね返ってくる → (5)サウンドホールから音が出てくる
という感じの話で言えば、トップと底の間の距離が短いため、(2)→(3)の時間と、(3)→(4)の時間が短くなって、いわゆる“反応が早い”という事が起きてくるみたい。

もちろんギターの音は、トップ板、サイド板、バック板、それから中の空気、などなど様々なものが振動し、影響しあっているものの、かなり物理的に影響を及ぼす部分である事は間違いありません。

当然ながら、ボディ全体で“鳴る”事においてはボディ厚が薄い事は、デメリット側に働く事でしょうね。

フィンガーピッキングをする演奏者にとっては、いわゆる“鳴り”よりも繊細なニュアンス的な方が優先されるから、一般的にボディ厚は薄めのギターが向いているというような事を言われるみたい。

今回、OMC-28Eを選んだ理由の大きな部分はこれだったりします。

*当然、こんなのは演奏するジャンルによっても全然話が違ってくるもの。
本当は、オールドファッションなカントリーの曲を演奏するのであれば、例えフィンガーピッキングだとしても、厚みもしっかりある、大きなボディのギターの方が、.....というよりドレッドノートの方が、それっぽい音が出るものと思われます。
マール・トラヴィスとか、平気でD-28、ジャンボとか弾いてるもんね。

色々言っても、しょせんそんなに音の違いが判るのでも無ければ、耳学問でもなんでも、自分が欲しいと思う一本を選べばいいと思いますよ。(←雑なまとめ)

BGM♪ Guitar Shop / Jeff Beck
ギター屋さんはいいよね。
眺めてるだけで、目の保養になるようなとこ.......はちょっと入りにくいけど。
コメント
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