皆さんは「加熱式弁当」という物を購入した事がありますか?。
今回はそんな形式の「駅弁」についての話題です。
ある駅弁を例に見てみましょう。
箱の高さが普通の駅弁と比べると極端に高めです。
また黄色い紐(写真右)を引くと蒸気が吹き上がると共に駅弁が加熱されます。
紐を引いて待つ事、約5分。ようやく完成です。
中身自体は普通の駅弁とそれほど大差はありません。
そして箱の下部分に存在する発熱装置の様子がこちらです。
発熱材を開封すると白い粉(主に酸化カルシウムなど)と水が出現します。
このことから加熱方法は物質同士の発熱反応を利用していたことが分かります。
ちなみにこの発熱装置ですが現在は駅弁だけでなく、非常食などの発熱材としても利用されています。
電気や火を使わずに弁当などを加熱するこの加熱方法は今後、更なる進化を遂げるでしょう。
↑見られた方は上の画像をクリックして下さい。(鉄道コムのページへ移動します。)