近畿旅客鉄道 佐倉線

明日の鉄道員を夢見る男の物語

「旅立ちJR号」の面影…

2011年03月23日 | 5番線「気になる○○○…」

皆さんも知っている様に今年の4月1日(木曜日)は国鉄分割民営化から丁度24年が経過した日です。
今回はそれに関係した内容の話題です。

時は1987年4月1日のことです。日本国営鉄道はこの日を堺に完全に分割民営化されました。
  
それを記念して前日には東京駅・上野駅から各地に「旅立ちJR号」という臨時列車が運転されました。
(この列車は国鉄からの最後の招待[抽選あり]という点から乗車賃は完全に無料でした。)

それぞれの列車の運転区間は以下の通りです。

 ・旅立ちJR北海道号…上野→青森・函館~札幌
 ・旅立ちJR東日本号…上野→仙台

 ・旅立ちJR東海号…東京→名古屋
 ・旅立ちJR西日本号…東京→名古屋
 ・旅立ちJR四国号…東京→高松(宇野)
 ・旅立ちJR九州号…東京→博多

 ※青森駅と函館駅の区間は青函連絡船、宇野駅と高松駅の区間は宇高連絡船の利用です。
  (当時、津軽海峡線と瀬戸大橋線は未開通でした。)


ちなみにこれは私が大阪の交通科学博物館で見つけた品の一部です。
  
写真右は機関車に装備されていた「旅立ちJR西日本号」のヘッドマークです。
また写真右は東京駅で出発式の際に機関士に贈呈された鍵です。

そこそこ順調な出だしを切ったあの日のJR各社…。今後は特にJR四国の進展が大きく注目されます。


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