近畿旅客鉄道 佐倉線

明日の鉄道員を夢見る男の物語

快速列車と普通列車の格差

2011年03月09日 | 5番線「気になる○○○…」

突然ですが皆さんは「快速列車=早い」という先入観を持っていませんか?。
しかし実際にはこの考えが通用する路線数は恐らく微々たるものでしょう…。

その中でも特に速達性が感じられないと思う路線が「大阪環状線」です。
  
例えば大阪駅から天王寺駅(内回り)の快速列車の所要時間は約16~17分です。
ですが同区間の普通列車の所要時間は約19~20分と殆ど大差が無い事が分かります。

しかし何故、快速列車と普通列車の所要時間が殆ど変わらないのか?。
私が考える最大の原因は「殆どの駅で追い越し設備(退避線)が存在しない。」という点です。
(当然ですが追い越し設備が無ければ後続列車は先行列車は追い抜く事は出来ません。)

ならば快速列車の速達性を活かす為には何が必要なのか?
最も有効な手段は「不必要な普通列車の運転本数を減らす。」ことです。
(ある程度、運転間隔が開けば所要時間を短縮する事も十分、可能です。)


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