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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

携帯電話マナー2

2011-09-14 08:56:26 | 日記
前回から続編ということで、携帯電話マナーについて書こうと思う。

電車内でよく聞くこのフレーズ
「優先席付近では 携帯電話の電源をお切りください。それ以外の場所では マナーモードに設定の上、通話はお控えください。」

前回は携帯電話の心臓ペースメーカーへの影響について調べてみた結果を紹介したが、今回は、「他のお客様のご迷惑になるため」→「マナーモードに設定して、通話はご遠慮ください。」
というマナーについて少し私の意見を紹介したい。

みなさんは、この携帯電話のマナーについてどういう意見をお持ちだろうか?私は、このマナーがどうも腑に落ちていない。
電車内で携帯電話での通話を禁止している国は、日本以外にはないというのは有名な話だ。

「他のお客様のご迷惑」とはどんなことなのか?

心理学的には、公共空間において自分の心理的なパーソナルスペースを確保する態度を『儀礼的無関心』というらしいが、人はこのパーソナルスペースを侵されると不快を感じるらしい。電車の中の携帯通話がこれにあたるということだ。
電車の中で会話をしている人もこれにあたると思うのだが、これはマナー違反とされていない。どうやら2人で話しているより、独り言を言っているように見える携帯通話の方が人は違和感を感じて不快感が大きいらしい。

これを理由にマナーとして携帯電話の通話を禁止しているとすると、「日本人はなんて心の狭い民族なんだ!」と思ってしまう。

電車内での携帯通話を不快に感じるのは、私は、もう一つ大きな心理的要因があると思っている。それは、「電車内での携帯通話は悪いことだ」という一種の洗脳だ。どんなに遠慮して「今電車の中なのでかけ直します。」と小さな声で電話に対応しすぐに切ったとしても、その行動が優先席から遠い場所で行われていても、その会話がパーソナルスペースを侵していなくても、その行動を見かけただけで不快を感じないだろうか?「マナーで禁止されているから」という理由で。

あなたが、電車内で携帯通話をしている人に注意したとして、こう聞き返されたらなんと答えるだろうか?

「何がいけないのですか?」

あなたはこう答えはしないだろうか?

「マナーで禁止されているから」

と。あたなはしっかりと「他のお客様のご迷惑」について説明できるだろうか?

電車内での携帯電話マナーについて私が腑に落ちない点は、「他のお客様のご迷惑」について納得できる説明を自分で出来ないところである。

(岳)


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